こんにちは~ ♬
売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。
「 空飛ぶタイヤ 」を見て、一カ月が過ぎました。
この映画もテレビのドラマ同様、歯切れが良くて、見終わった時には、スキっとしました。そして僕に問題提起されたような心地でした。それは
「会社における社長のあり方」
です。この映画は、大企業のリコール隠しに苦しむ中小企業の姿が描かれています。
● TOKIO の長瀬さんが演じられる赤松運送の赤松社長の
・あきらめない姿
・社員を信じる姿
そんな姿をスクリーンで見ながら・・・
クライマックスは、大逆転劇!! 池井戸さん作品らしくスカッとしました。
大企業は、資金も豊富、社員、取り巻く人もいっぱい!!
大企業の 隠ぺい問題は、よくメディアで目にする。
その時に、芋づる式に発覚して
「あなたの会社もやっていたのか?」
って感じる。隠ぺいするのが、業界スタンダードなのか?!
すべての責任は、社長にある。
そして隠ぺいしてもいつか発覚する。
そんな姿を赤松社長から改めて学ばせていただきました。
この映画に 「ありがとう~!!」って言いたい。
僕は、大学を卒業して、大手スーパーに勤務した。
今は、小さな会社の社長をしているので、振り返ってみると
ぬくぬくとした温床のようなトコで育ってきた(笑)
と感じる。中小企業を取り巻く環境からすれば、雲泥の差だ。
そんな環境で育ってきたので、少々のことは目をつぶって、
バレなければいいやーー!! って意識を持っている人もいる。
僕も中間管理職になった頃、上司のミスを責任転嫁されたことがある。その時思ったのは「僕はこんなことは絶対しないでおこう」って思った。
スタッフを犠牲にして、自分をよく魅せて、高い評価を得たいか? って思った。でもその数か月後に、同じミスをしたことを次のお店で聞いた。(笑)
やはり間違っていることはきちんと謝って、正すコトが大切。
大手の会社は、従業員がたくさんいて、お金もたくさんあるので危機意識が薄い。でも上昇志向は高い。
中小企業は、そんなわけにいかない。
ちょっとしたミスも業績に影響することもあるし、従業員の仕事への姿勢のテンションにも響いてくる。
僕の会社も小さな販売促進企画会社。
この映画のように、社長のひと言、一挙手一投足が、どこかからか? 見られている。
小さな会社のスタッフは社長の顔色をみんな見ている!!
だって、たいはんの会社は、ワンフロアーの中にみんないるのだから・・・
大きな会社の仕事をしていると・・・
僕も大手スーパーにいた頃はそうでしたが 「予算意識」が高い方が多い。その月の予算を達成するか? で評価も変わってくるので、意識が高い。
月予算を超えていると・・・
「この支払請求、来月にしてくれへんか?」
って軽く言われる。
当然、POPなどの紙媒体の制作物を作ったとしたら、印刷制作会社への支払い。またデザイン制作をしてもらった人に制作費を支払わなければならない。
突然、資金繰りで思わぬ、圧迫をくらうことがある。
そんな時にピンチと思うと浮足立ってしまう。
スタッフは、日々、売上確保のため頑張っているわけで、
支払いは社長が取り組まないといけない課題。
そんな時にピンチと思わず、ポーカーフェイスでやっていきたいものです。赤松社長のような方は、この世の中にも、現存すると思います。そんな方と少しでも多く話す機会ができればいいなぁ?
日本の企業の99%は、中小企業と言われる。
日本と言う国の屋台骨を支えているわけです。
その辺を認識して、これからも楽しく運営したいものです(笑)
今日もみなさんに笑顔があふれる一日になりますように~ ♬