渡辺淳一先生と言えば・・・

こんにちは・・・ アンディーンノア社長 伊藤です。

今日は、本の話でも・・・

私は、けっこう本が好きで読みます。facebookなどで、紹介されていれば、ミーハーなのでついつい購入してしまう方です。また大好きな作家も幅広く、「東野圭吾」「有川浩」「湊かなえ」「伊坂幸太郎」「渡辺淳一」「宮部みゆき」とあとはビジネス書をよく読みます。

先月、4月30日に渡辺淳一先生が亡くなりました。

渡辺淳一先生と言えば、作家であり、お医者様でもありました。作品内容は、「快楽」、「不倫」っていう内容が多かったのですが、ここ数年は、「鈍感力」「幸せ上手」とか? 違ったジャンルの本が出ていました。

渡辺淳一先生・・・そう言えばと思い、本棚を見てみると探している本がありました。

「幸せ上手」の出版を記念して、紀伊国屋書店・梅田店でサイン会があった時に、直接、先生からサインをいただいていました。

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サインを改めて見て、いい本に私の名前入りで、サインをいただいてよかったと思います。サインをいただく際に、「今後も楽しい作品、楽しみにしています」と言ったら、本を受けとる時に、握手をしていただき「がんばります」と言っておられました。あれから、4年・・・残念です。

この本は、「幸せとはなにか」そして「幸せはどうしてつかんでいくのか」これから、こうした「幸せつかみ」の旅に出かけようではありませんか。という書き出しからスタートしています。そして幸せつかみの各TPO、また医学的見地からも書かれており、わかりやすく、それぞれのTPOに合わせた幸せつかみの方法が書かれており、私にとってありがい本でした。

この本の中で、「第五章 既成観念から抜け出す」という章の書き出しが、私は大好きな文です。「わたしたちの生活のなかには、「かくあるべし」、「ねばならない」といった教えというか、先入観があふれています。そしてそれから成長するとともに心の中に深く入り込み、各々の考え方や行動を規制し、束縛しています。たしかに、それらのなかには、社会生活を続けていく上で有用な、意義あるものもあります。しかし、それらにとらわれすぎていては思考が停滞し、息苦しくなってきます。そこで、このあたりで一度、これら既成概念を振り切り、一歩、新しい世界に出てみようではありませんか。これまで、自分を縛り付けていた考えや思考から離れて自由になる。そこから新しい「幸せ」を見付けることができるはずです。」が大好きです。

先生が言われるように、私たちは、義務教育という集団教育の中で、集団の中で生きていく知恵や集団の中で平等に生きる理念を学んできました。ただそのフレームを外そうとすると教育の中で、デメリット面も教えられているので、なかなか踏み出せないようになっています。

教えられたフレームの中で、行動するように制御されています。先生は、そんな「かくあるべし」「ねばならない」フレームから、一歩踏み出しましょう。そこには新しい「幸せ」が待っていると言われいます。

当社のように、クリエイティブな能力が多少なりともないと難しい会社では、やはりその一歩踏み出した経験が、それぞれの業務の幅になってくると思います。

今日も、チャレンジしましょう!! チャレンジは、楽しいことです。