こんにちは~ (^^♪
昨日は、お客様の置かれている外部環境や内部環境を裏読みして、社内でコミュニケーションを図って、お客様が喜ばれる業務をしていきましょうとお話ししました。
本日は、少しづつでも変化に対応して、画像の成長して大きくなった木のように、成長していくには、先のことを読みながら、業務遂行していかなければいけないことをお話ししたいと思います。
「がっちりマンデー」や今は終わってしまいましたが、「シルシルミシルさんデー」などの番組で放送されていたセブン&アイホールディングスのPB商品開発の話しを耳にしたことが、きっと一度くらいあると思います。
特に有名なのが、2013年4月に発売されて、4ヵ月で1500万個販売され、大ヒットした「金の食パン」があります。この商品、同年の10月に早めのリニューアルで固定客を増やす戦略を組まれ、売上を拡大されています。
これって・・・すごいと思うのです。
現状売れている商品をお客様にさらに喜んでいただくために改良していく、当然、改良することで、お客様に評価されて、現状上がっている売上高が、変化して低下するリスクがあります。
鈴木会長は、「売れる商品ほどすぐ飽きられる」 と考え、社内にその考えを浸透させ、商品をリニューアルさせていかれました。
まさに・・・
「変化に対応するために、先を読む」
ことを実践されています。
商品のライフサイクルは、導入期、成長期、成熟期、晩期といったサイクルがあります。この「金の食パン」は導入期の時に、すでにリニューアルを計画され、成長期のトップに差し掛かった時に、新たなリニューアル商品を投入することによって、さらに売上が拡大するように計画されています。リニューアル商品投入当初は、リニューアル商品と当初の商品を併売され、お客様を飽きさせない工夫をされていたそうです。
リニューアル商品投入は、当然、リスクを加味して、開発されていると思いますが、お客様がこの「金の食パン」に、こんな食感や味覚を求めてくると先を読んで、商品を開発されています。その商品を、判断するための委員会組織もすごいと放送を見ながら感じました。
普通の企業なら、売上が悪くなって初めて、改良するのですが、セブン&アイホールディングスの場合は、「売れる商品ほどすぐ飽きられる」という思いをベースに、「お客様に喜んでもらう」 ためにリニューアルの研究を進められています。裏を返せば、売上を伸ばすということです。
そんな商品だったので、発売当初は、店頭の商品が品切れということが続きました。こんな時代に、品切れが続く商品は、すごいと思います。
「商品ややり方を変えれば数字も変わるということは、誰もがわかっていることですが、今は、数字もいいので、別に変えなくてもいい」
という考えがあるから、普通の人は、数字に陰りが出てから、手を打つ・・・打つ手が遅いので、確保できていた数字もなかなか戻らない。
セブン&アイホールディングスの「金の食パン」のように数字がいいうちに、次の策を考えることは、いいことなのですから、結果的に「あきられる」ことを前提に成長期に、手を打つのは売上を拡大、維持させることにつながることを実践されています。
昨日のお話しした裏読みで、感じたことを、逆に転換させ、良くするためには、どうしたらいいのか?
成長したければ、常に考える必要があると思います。
また会社を成長・継続させるには、常に考えておかなければならないこと。現在でも、5年前に絶好調であった会社が、「あれ、あの会社、最近、名前も聞かないなぁ?」ってことが、日常茶飯事です。
人って、築き上げて数字がいい時に対しては、どうしても固執しがちで、この数字をさらに成長させて変えようと考える人は少ないと思います。また新しいことへのチャレンジも、新しいことへの創造も低く・・・
ただ、今のこの好調な時間に乗っかってるだけ・・・
これでは、成長もないですし、単に自己満足で、「これでいい」というだけなのではないでしょうか?
裏を読んで、先を見ることもおもしろいと思います。
「検証」
↓
「仮説」
↓
「計画」
↓
「実行」
のサイクルのループではないでしょうか?
まず現状を「検証」して、検証に対して、こうすれば変わるのでないか?「仮説」を立てて、仮説に基づき、どうすればいいか?「計画」を立てる。そして「実行」する。
人生を変えたいなら、変化をつづける
そのような考え方で、毎日過ごせば、新鮮で、楽しいと思いますよ!!
今日もガンバ~!!