今日は、成人の日。
成人を迎えられたみなさん、おめでとうございます。
朝から事務所前で多くの晴れ着姿の新成人を見かけました。
毎年、この成人の日に楽しみにしている広告があります。
それはSUNTORYの広告で、伊集院静さんが、新成人に向けて送っている言葉です。毎年、成人の日の日経新聞に掲載されています。
今年は、「むかい風を歩くんだ。」というテーマで書かれています。
成人の日といえば、振り返ってみれば、もう33年前・・・ 私の成人式には、清水國明さんと原田伸郎さんのフォークデュオの「あのねのね」が来られて、盛り上げておられました。
今の若い方は、「あのねのね」といわれても知らない方が多いと思いますが・・・
「赤とんぼの唄」「魚屋のオッサンの歌」「ネコ・ニャン・ニャン・ニャン」などの歌を、成人式で歌っていました。
そう言えば、今流行っている「妖怪ウォッチ」体操ではありませんが、「ネコ・ニャン・ニャン・ニャン」を成人式で、新成人みんなでしたこと。今、振り返ればなつかしいものです。
1月10日の「NIKKEIプラス1」に、成人式から20年以上経過した40歳以上の方が、振り返って20歳の自分に言っておきたいことを、インターネット調査で調べた結果が掲載されていました。
「20歳だった私へ 今、伝えたいこと」
●コレはやっておこう ベスト10
1位 | 貯金をしよう ~待ち受ける転機に備えあるべし~ |
2位 | ほんとうにやりたい仕事を ~キャリアアップへ基礎力を養うべし~ |
3位 | 勉強しよう ~脳が若く、時間のあるうちに吸収すべし~ |
4位 | 家族を大切にしよう |
5位 | 役に立つ資格を取ろう |
6位 | 人生設計をしよう |
7位 | 海外に出よう |
8位 | 結婚相手は慎重に選ぼう |
9位 | 色々な人と話をしよう |
10位 | 就職後は辞めずに働こう |
なるほどなぁ? って感じますが・・・
私が成人して改めて感じたのは、 「家族の大切さ」 です。
成人したといっても、まだ大学生活が残っていたのですが、成人するまでわがままをいっぱい聞いてもらって、育てていただいたことに対する両親への感謝、そしてお世話になった方への感謝ですね。
また成人すれば、「少年A」じゃないんだ・・・ 実名になることに対して 「責任感」 を感じた成人でした。
また 「海外を見ること」 は、日本とまったく違った世界を見るので、とても勉強になりました。
私は、会社の研修旅行で、アメリカのロサンゼルスに行かせていただき、その他では韓国・ソウル、中国・上海、タイ・バンコックに行きましたが、やはりそれぞれの国に行って、改めて、日本という国は、平和で、安心して生活できる国だと痛感しました。
若いうちに、海外だけでなく、国内でも自分の住んでいる地域と違った世界を見ることは、とても有意義なことだと思います。
またそこで 「いろいろな人と話す」 ことです。
私も日本語以外は、話せません。でも手振り身振りで、伝わるものだと実感します。いろいろな人と話せば、知らないことを学べます。
それ以外の項目は、私は、やってこず我流できましたので、大切なことですが、どうかな? って思います。でも、その時々において、壁にぶつかりながら、何とか? ここまで頑張ってこれた自分自身には、感謝しています。価値観というのは、人それぞれの経験や考え方によって違うものです。
今日の伊集院静さんの言葉の通り・・・
「上り坂と、下り坂があれば、上り坂を行くんだ。」
「甘い水と、苦い水があれば、苦い水を飲みなさい。」
「追い風と、むかい風なら、断然、むかい風を歩くんだ。」
そんな辛い環境の中で、経験したことは、きっと年を取って振り返った時に、そのひとつひとつの経験が生きてきます。
また今、抱いている「夢」「発想」「野望」は、いつまでもあきらめず大切にしてほしいと思います。それは、むかい風が吹こうが、どんな環境になってもあきらめてはいけません。
きっと夢は、叶うだろうし・・・
「自分はこうなりたい」と思い続けることです。
きっと私のような年齢になって、振り返った時に・・・
「なりたい自分になっている」 でしょうから・・・ そしてそれぞれ苦労した壁を思い出すことでしょう。
私は、この年にして、まだ大きな夢を持っているので、夢の途中で、まだなりたい自分になれていません・・・?! 私は、生きている限りは、現在進行中です。
今日も長々とお話ししてきましたが、お付き合いいただきありがとうございました。
寒い日が続きますが、風邪を召されないように・・・
今週も、ガンバ~!!