こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。
春のこの時期、昨年くらいまでは、規模の大小はあるものの買物をしていると、メイン通路の一番目立つ平台や棚什器で「新商品」の販促ツールをつけて、訴求を強化していました。
お店に行っても、今年は「新商品」訴求が少ないなぁ?
と感じたので、そんなことをブログにまとめてみました。
例年、平台や棚什器で新商品のフェースを拡大して訴求展開を強化していたのですが・・・? 昨年くらいから訴求が弱くなっていました。
春の新商品や秋の新商品って、各メーカーも季節の変わり目ということもありCMなどを使って訴求します。CM効果もあるので、チラシで訴求しなくても売れる季節なのです。
特に春の新商品は投入種類も多く、パッケージなどもリニュアルして新たに訴求を強化される商品が多く出る季節なのです。
売場で買物しながら、新商品の訴求があまりされていないので、気になったのでネットでニュースなどを検索しました。
見て行くと森永乳業の新商品の投入のニュースに目がとまりました。
「選択と集中を進める。主要ブランドと新しい価値ある新規商品に資源を集中する。」
森永乳業では、春夏新商品投入数を絞り込み 昨年より49品少ない 117アイテムを市場投入するとのことで、「収益性改善」 を理由に掲げられていました。他のメーカーのニュースは、目につかなかったので状況は、わかりません。
例年の 春の新商品のアイテム数を見ると、すべて売場で拡大展開できるわけではありません。なので展開された商品は、それなりに売上確保が出来たでしょう。
でも新商品で発売しても、バイヤーの目にとまらず売場で拡大展開されなかったら、埋もれてしまう可能性もある時期です。
カップ麺の売場のエンド平台では、例年であれば、このように特売のオンパレードではなく、新商品のカップ麺がボリューム展開される時期です。
マグネット効果も考慮されているのでしょうが、売場内のゴンドラ什器列の真ん中の棚什器に縦陳列で、カップ麺の新商品が展開されていました。
昨日のしょうがでも話しをしましたが、棚の画像を見てもらったらわかるように、商品が欠品・品薄状態になっています。
やはりメーカーも春の新商品ですから、CMなどの投入数を増やして訴求をしています。だから売場に陳列すれば、売れる商品もあります。
やはり展開の見極めは、本部や売場の責任者の方が、しっかり情報を担当さんに流してあげる。
最終的には、情報を得て、判断するビジネスセンスが必要です!!
今までは・・・
● 人員配置の都合で、細かな品出しフォローができない。
● メーカー品薄や品切れなどにより機会ロスを起こす可能性がある
なので、エンド平台などでフェースを拡大して展開してきました。、
お客さまに欲しい商品が店頭になくて、迷惑を掛けないのが
お客さまから信頼され、人気店になるこつ
当然、新商品すべてに対応していれば、売場もおかしくなります。
本部の方やお店の責任者の方であれば、けっこう情報もはいってくるはずですし、例年の傾向からここのメーカーの商品は、CM本数も多くよく売れるので、拡大展開しなければという推測がつくはずです。
テレビを見ていれば、自然とCMが目に入ってくる
特にメーカーが力を入れている商品は、CM本数も多いので、スポンサーになっている番組などでは、頻繁にその商品もCMを投入されたりするからです。
今年は、スペック什器で、新商品というくくりでカテゴリーに関係なく、まとめて展開されているのも目立ちます。
アイスクリームなどもこれからの季節新商品が多く投入される季節です。この売場のように、プライスだけでなく、味覚などのポイントをPOPでお客さまにお伝えするのもいいのではないか?
テレビを見なくなったといっても、多少はCMも目にするでしょうし、SNSでこれおいしかったなどの投稿などがあれば・・・
あの人があの新商品食べておいしいっていってるから、私も食べてみよう!!
ということも発生する可能性もあるので、商品動向は、しっかり見極めて展開した方がいいような感じがします。
メーカーも商品を選別して絞り込んで、市場に集中投入するわけですから、展開は考えた方がいいんじゃないかな?
小売業は、お客さまに商品をお届けするのが役割です。
特にリアル店舗では、話題商品などの機会ロスは、これからの時代は致命傷でしょうね。