「折り込みチラシ」を入れれば、お客さまは? | 売場を作っちゃう販促アドバイザー

チラシの話しをブログでし始めて、1週間ー!!

チラシを作っている企業の販促担当の方? 新聞に折り込まれている他社のチラシって見てますか?

と聞きたくなるような、各社大差のない内容のチラシが毎日入っています。昨年と比べても、そんなにカテゴリーごとのスペースの取り方も大差がないです。

売場では経費削減だと言いながら、チラシが入っている商品の売場を見ても「?」
チラシにどれだけの資金を支払っているか?
チラシの制作をしているわけでもないのでわかりません。

でも最終お客さまが商品を購入して、お金を支払うのは売場です。

もっと売場をしっかり作りませんか?

そんなことを感じる1週間でした。そんなことブログにまとめてみました。

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総合スーパーのチラシですが、このお店は毎週木曜日にチラシが入って、たいてい月曜日まで期間が設定されています。

高度経済成長時代のモノがない時のお客さまは、生活のあらゆるシーンでモノがなかったので、いろいろなモノが必要でした。
だから一品大量生産も通用して、それをチラシに入れて、お店で売っていれば、お店の売上もできたわけです。

でもバブルがはじけて、リーマンショックがあって、お客さまの消費は、節約志向に変わった。

「もう必要なもの以外いらないよー!!」

そこで他社より少しでも安くすれば、モノを買っていただけるだろうということで、価格競争のいたちごっこのようなチラシが入るようになった。当初は、価格で動いていたお客さまもいたちごっこの競争の末、生産原価に近い売価になった。

「もうこれ以上、売価は下げられない!!」

そこでもがいているのが、現在のチラシの状況ではないか?
どのお店もチラシでプライスに爆弾マークのようなデザインをあしらって

「うちの店は安いよー!!」

っていうチラシを折り込んでいるのですが、お客さまも勉強している。

あるお店の販売員は言っていました「商品のスペックや他社の価格は、私らよりよく知ってはる」

けっきょく、どのチラシを見ても大差がないので、近くのお店のチラシをチョイスして見ているのが現状じゃないかな?
だから折り込みチラシを入れても昔のように反応もなく、らおは流れているお金がもったいないと思うのです。

さて木曜日は、総合スーパー1枚、食品スーパーは4枚。
と言う感じ、期間も来週の月曜日までという構成で、曜日ごとの目玉商品の告知でした。

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食品スーパーなので、訴求テーマもなくありません。売場でどう表現されているのかな?と思ってみていたのですが、第四マグネットで訴求されているくらいで、お客さまの流れを考えて売場を作られているわけでもありませんでした。
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この食品スーパーのチラシは、両面4色カラーでした。売場の方は商品のカテゴリーのくくりを意識されて作られているわけでないので、位置がわかりにくいので、機会ロスが発生しているのではないか? と感じました。

総合スーパー含め、折り込みチラシに使っておられる紙もいい紙を使っておられましたので、費用対効果を考えるともったいないなぁー?

確かにチラシの紙質を下げると商品の色味が悪いということもありますが、生鮮食品なら色は必要!!と考えます。
調味料、飲料、菓子などNB商品は、認知されているのでそんなに色味こだわらなくてもいいように考えます。

そんなお金を売場に回してあげてほしいなぁー!!

って思います。
売場の人は生産性も考えて、いろいろなカテゴリー部門を兼任されていてるのです。

売場が出来ていないことはわかっている。
でも現場でやることがたくさんあって売場に手が入らない。

そんな状況が続いているのがほんとうの理由なのです。

お店なのですから、まず売場です。

でも、らおが思うのは、今の若い方がこの現状を経験されて、この状態が当たり前 だと思った世代が育った時に、ほんとうにネット店舗だけでいい社会が立ち上がっているようなことを思います。

まだまだリアル店舗の良さをデザインしていきたいなぁー!!