こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。
平日の食品売場はどこも均一商品のオンパレード!!
日本人って「○○○円均一」って好きな企画なので、踊ってしまうんですよね。らおもそんな商品を売るのも買うのも好きでした。
でも最近は、価格合戦も行きつくとこまでいっちゃったかな?
チラシを見ていても各社、同じような商品を、まとめどりの写真と文字だけの組み表現訴求、それってどうなの? って感じたので、ブログにまとめてみました。
らおが小売業に勤めていた頃の平日の98円均一は、折り込みチラシに中途半端に掲載されることがイヤでたまらなかった企画です。
だって毎週チラシで訴求すると、中途半端に訴求されるので、在庫が残ったからです。どうせなら、このブログのタイトルじゃないですが・・・
スカッと「売り切る」!!
そして次の企画をしたいじゃないですか?
このチラシ対象商品だけは、ほんとに中途半端で困ったものです。現在は、どうか知りませんが、売場の展開を見ていると中途半端なので、きっと売れてないんだろうなぁー!!
って勝手に推測しています。
このブログはそんなことを言いたいのではなく、
平日のチラシに鮮度を求めるような商品を掲載するわけでもなく、文字だけなのに色をつける必要があるのか?
ってことを考えてみようかな? と思います。
4色印刷から1色にすれば、折り込みチラシ印刷経費は大幅に落ちるでしょうし、イタチごっこがしたければ、その落ちた経費分を商品価格に反映させればいいんじゃないか? と思うのです。
●A食品スーパー
印刷ベースが黄色なので、黄色の紙を使って、墨文字で印刷すればお客さまには通じると思うのですが・・・
私が勤務していた頃、経費削減で、平日は黄色の紙で墨文字でいこうということで、食品と衣料品売場の方から色は必要だ!!
ということで、チラシ会議で論争したことがあります。
●衣料品担当の方はファッションを売っているので、色がないとお客さまに伝わらない。
●食品売場の方は鮮度感がお客さまに伝わらないという話しでした。
初めは各業種担当さんの言う通りでそれもそうだなぁー? と思っていたのですが・・・
司会をされている店長から食品なんてほとんどダミー写真だし、加工食品なんて、お客さまがパッケージを認識しているのでカラーである必要なんてない。
衣料品は、平日は実用品中心に売れているのだから、週末のような色はいらないということで、その頃は、いろいろな考えを吸収する時期だったので、とてもこの会議が勉強になったことを覚えています。だからこうやって折り込みチラシのことでも話せるのでしょう。
●B食品スーパー
A総合スーパーとB食品スーパーの折り込みチラシを比較すれば、細かな商品の違いはあるかもしれませんが、お客さまの立場からすれば、ほぼ毎週、折り込みチラシで訴求されているわけですから
曜日の違いはあれども、家の近くの店で買っとけばいい!!
ということにきっとなるだろうなー!! って思います。
それが各お店の周辺のお客さまのシェア率を維持するための戦略化もしれません。
でもそれ以上期待しても新たな売上を生む折り込みチラシではないのです。
そこで
●C食品スーパー
この食品スーパーのやり方でいいんじゃないのでは?
と思います。価格も「78円」!!
この価格は、大手のスーパーが89円で、シェア維持のため? イタチごっこのような競争をやりあっている中で、同じような商品をお客さまに78円で提供できる。
B食品スーパーとC食品スーパーは、商圏もかぶっているので、Cとしては少しでも安くすることをしていると思うのですが、売場と商品がまったく異なるので、独自のやり方を大切にしてもっとC食品スーパーは磨いていけばいいのではないでしょうか?
やはり売場には「こだわり」が必要ですねー!!