8月、2月と言うのは、非食品の売場では「端境期(はざかいき)」って言って、売場も季節の変わり目で変わっていく時期なのです。
らおの会社アンディーンノアもそうですが、決算月の会社もあるでしょう。
この時期、食品売場では「お盆の準備」「来客のごちそう」などで売上の高い月になるのです。 非食品の売場では、来客需要はありますが、夏物売り尽くしに集中する月になります。
アイキャッチ画面に使ったチラシ画像は、総合スーパーのものです。各社販促タイトルは異なっていますが「理由あり」はイトーヨーカドーが一番初めに展開しだした企画です。
このイトーヨーカドーさんのチラシを見た時は、さすがだなぁー!! と思いました。
でも「いたちごっこ」なのです。
他の総合スーパーもこの企画をタイトルを少し変えて、すぐにやっていました。傍から見ていても、他のスーパーは企画貧困だなぁー!! と思いました。
どのスーパーもチラシなどの企画をフォローする会社が入っているだろうに・・・そのクライアント様にあった企画を提案したらいいのに
だって、売上を上げるためにお金をもらっているわけですから
そこはプロ意識ですよねー
この頃のイトーヨーカドーは勢いがあって、他の総合スーパーはイトーヨーカドーの企画はすぐに調整導入して、まねをするような感じで情けないような感じがしましたが、それだけイトーヨーカドーの勢いがあったということでしょう。そんなことをブログにまとめてみました。
さて、らおがお伝えしたいのは・・・
「理由あり」で新たに商品を導入して売上を作りましょう!!
という企画ではありません。
ただこのタイトルテーマは、ほんとうに
理由あり商品を売りたい
ので、使いたいのです・・・!?
企画立ち上げ時、催事コーナーは魅力を出すために、この新たに導入した商品でいいのかもしれません。
でも お店の後方ストックに目をやってほしいのです。
特に食品は、日々チェックしているのでいいのですが、非食品の後方ストックは、らおもお店を転勤して移動するたびに思いましたが、時の経過と共に商品価値の薄れていくデッド在庫の山。
転勤するたびに、らおは一番に後方ストックのチェックをしました。
どんな商品が前任者の「おみやげ」で残されているんだろう?
だってそんなデッドストックのスペースが多いほど、新たな商品が入ってきても置くところに困るのです。それが商品価値のあるものならいいのですが、古い店に行くととんでもないモノが出てきたリするのです。
なぜそんな話しをするか?
というと、ビジネスはどんなモノでも同じだと思いますが、
売り切らないと利益が確定されない
のです。だって会社で買ったものがお金に変わっていないのですから。もしかしたらそんな商品を何度か? 売場に出したかもしれませんが、
時間の経過と共に商品価値も下がるのです。
そんなことを気にすることもなく放置されている。転勤してきたものからすれば、利益を上げていこうという時に、そんな商品が出てくると
ガビィーンーーー!!
なのです。そこで経験からお伝えできるのは、利益を上げるために、非食品売場の方は
端境期と言われる月に、デッドストックを叩き売って、「よどんだ」後方ストックの商品をきれいにして、動く商品を置けるように準備すべき
ということです。
そのために
前半は、本部が送りつけてきたものを販売して、後半は後方ストックの整理とデッドストックの撲滅という目的
で、ストーリーを作ればいいのです。
チラシを見ていると・・・
端境期は、季節商品の変わり目!!
そんな時期に、後方ストックでよどんだような感じで残っている商品をきれいにしませんか?
つたないブログですが、端境期の8月だからこそ、お店で取り組めることもあるのです。
後方ストックもすっきり!!
いらない商品も価値を下げても現金化すれば、楽しくなりませんか?
だから売り切ることは楽しいのです。
常に売り切るつもりで笑顔でGOーー!!