らおは、父の介護と本格的に付き合い始めて、2年が経過しました。
最近、3年前に亡くなった母がいてくてたらなぁー!?
と良く思うことがあります。と言っても、母に心配を掛けたらいけないので極力考えないようにしていますが・・・(笑)
家は別々に住んでいるのですが、すぐそばに住んで、お互いひとりで住んでいます。父が入退院を繰り返して、その間の洗濯や掃除などのフォローが、たいへん!!
でも2年間頑張ってきた。
今回は、降参したいけど、壁を自分なりに登ることを選択した。
きっと
●同じように仕事を持って困っている人。
●老夫婦で困っている人。
●介護、入退院にかかる金銭的な面で悩んでいる人。
そんな人いっぱいおられると思います。
参考になりませんが、今の気持ちを少しだけブログに残しておこうと思います。
逆にもし教えていただけることがあれば、ぜひ教えてほしいと思います。
お盆に入る頃から、病院やケアーセンターでお世話になっている施設の方からひっきりなしに電話がきたり、メールメッセージをいただいたりする日々が続いていました。
仕事に集中したいのに、集中しようとしたら、連絡があって対応できない
お盆前の業務って、年末年始と同じで、納めてしまわないといけないことが急に発生したり、お客さまが急にお見えになったりしするものです。そんな中、病院から来てくださいという連絡が再三入りました。
会社は、工場のライン作業ではなく、お客さまと打ち合わせして業務をこなしています。だから 打ち合わせなどがメインになるので、席は外せない。
病院側にそんなことを説明させていただき理解を求めました。
理解していただけない。
今回は父がきちんと薬を飲んでいなかったので、家庭での管理をきちんとしていないということが問題点。
そんな病院側の言葉に父が反論したので、こんな状態なら病院でもお世話することはできないという話しでした。
まず10:00~16:30の間に、病院にきて話しを聞きなさいと言われました。その時間は、まさに忙しい時間。
これだけネット文化も発展している時代ですから、メールでやりとりできませんか? とお願いもしましたが、来なさいの一点張り。
父は痴呆気味。
痴呆も重なると、どうしても自分の正当性ばかり話して高圧的に話しをする父。今はお伺いするのは、難しいと返事の先延ばしをお願いしていました。
数回、病院側から、お話ししたいことと父の診察があるので、病院に来て下さいと連絡があり、現在は難しいという問答を繰り返していました。
そしたら
あなたは「お父さんの命」と「会社のどっちが大切なの」?
と病院関係者から言われました。
この言葉は、なぜここまで言われなければならないの?と理解できませんでした。憤りも感じました。
らおからすれば・・・
どちらも大切なもの。
てんびんにかけるようなことできません。
と返答した。「普通、あなたが私の立場で考えてわかりませんか?」言われた方にお話ししました。でも仕事よりお父さんの命だろう!! と必要に来て下さいと言われる。
おまけに今後、介護付き添いをあなたがずっとひとりでして下さい。
と言われた。ひとりではできない部分もあったので、ケアーマネージャーさんにも改めて相談させてもらった。
きっとこんな状態が続くから、よくニュースで流れている
介護疲れ
につながるんだろうと思いました。
あなたが来ないのなら、もう治療を止めるか?選択して下さいとも言われました。
これっておかしいんじゃないの? と思いましたが・・・
でも今は乗り越えることを考えよう!!
当然、ひとりでは乗り越えることは不可能です。
会社ではお付き合いもあるし、現在は業績も不安定な状態です。
でも新しい人が来てくれて、胡散臭い雰囲気がよくなったと感謝しています。まだ入られたばかりなので、どこまで理解していただけるか?わかりませんが・・・楽しい雰囲気になったのは感謝です。そんな雰囲気だから乗り越えられそう!!
やはり朝のあいさつって、大切だなぁー (笑)
と思います。体育会系で育ったのでそんなことを思うのかもしれません。でもあいさつができない人は、やはりそれなりの人柄。
でもスタッフに迷惑をお掛けしないように頑張ります。
でもよどんだ状態を脱しようとしているから、今まで動けなかった部分も動けるかもしれない。
だから乗り越えようと考えられるのかもしれない。
少し話しが横道に逸れたので、もとに戻りますが・・・
この世で起こることはすべて必然であり、偶然はひとつもない!!
とよく言われる言葉です。
この世で起きていることが、すべて「神の計らい」であるならば、どんな些細なことにもそれなりの意味がある。
このことに対して、思い通りにならないからと腹を立ててもしょうがないし、人のせいにしてもしょうがないので、現実に起きていることに注視して、頑張っていこうと思います。
怒っても、今は変わらないのですから・・・
でもこんな経験って、これからどんどん高齢化が進む中で、多くの人が経験していかなければならないこと。
また逆に経験済みで苦労された方。
やはりどんな人でも、生きて生活していくために収入は得ていかないといけないでしょう。
ただ親もたいせつにしなければならないことは誰でもわかっている。
夫婦が高齢者の場合、ほんとすごくたいへんだろうなぁー?
って改めて感じました。
おそらくこんなことで苦しんでいる方って、全国にいっぱいいるんじゃないか? と思います。
でもこの問題は、近い将来もっとひどい問題につながる。
安倍首相の唱えている
「1億総活躍社会」
その前に、目先で困っている人がいっぱいいる介護の問題をクリアしないと、仕事をしたいけど、制限される方が増えてくる。
でもこれが必然と思いながら、乗り越えていくしかないなぁー
そう思った方が、大きな問題ながらも楽しく乗り越えていけそうです。
つたないブログですが、お付き合いありがとうございました。
もしこうすればいいよ!! ってことがあれば、ご教授お願いします。そんな意見交換してよりよい社会につなげていきたいですから・・・
朝日って、どんな時でも、どんな人にも平等に昇ってくるのですから・・・朝日に「おはよう」って言いながら、苦しい時も笑顔を忘れず、お互いガンバ!!