こんにちはーー!!
売り切る売場仕掛人 オーパ伊藤です。
ピラニアって、アマゾン川に住んでいる魚です。
昔の映画やアニメのイメージがあるから
一瞬で白骨化してしまうイメージを持っていませんか?
普通、引き付けられる水槽は、ピラルクなどの大型魚が泳ぐ水槽です。実は、このピラニア水槽が、マグネットスポットに変わるんです。
昔、ピラニア・ナッテリーという、一番ノーマルなピラニアを飼育していました。
ピラニアの水槽を掃除する時は、手袋をして、出来る限り、水槽に手が入らないようにしていました。
でも掃除をしていると逃げ回るんです。
掃除しながら見ていると面白かったことを覚えています。
一般の人は、ピラニアってこわい。
そんなイメージが残っている魚です。
アマゾン川にはまった動物が、一瞬に骨皮になる姿。
ピラニアは、怖い魚だとメディアで人のこころにインプットされている。
でも実際の姿を伝えることによって、
お客様が立ち止まって見るポイントになったりするのです。
そんなことブログにまとめました。
誰でも、ピラニアが泳ぐ水槽に手を入れて、掃除するなんて、無謀な行為と思っちゃいます。
でもアクアショップ、ピラニアを飼っている方は、水槽面がスポンジで汚れていたら掃除します。
私も一度買ったことがありますが・・・
初めは注意しながら水槽面の掃除を行っていました。
でも掃除をすると逃げ回るのです。
どうしてそうなるのか?
アマゾン川でたくさん泳いでいるピラニアも大型魚のエサなのです。
ピラニアもこんな画像のピラルク、ドラドなど大きな魚のえさ。
だから身を守る本能が働いて、見たことがないモノを見ると怖さを感じて逃げる。
実は、ピラニアは臆病な魚。
そんなピラニアのほんとうの姿をお客様に、掃除などの作業をして、見せることによって、足を止めていただけるのです。
だって手を入れれば、映画やマンガから学んだ知識から骨皮になると感じるから・・・
お店の演出、POPなどは、このピラニアの水槽のように興味を持ってもらう仕掛けが必要です。
この商品を購入したら、こんないいことがあるんだとイメージしてもらって、満足感が広がってくれば、購入につながる。
買物しながら売場を見ていると・・・
・今、売れているモノ
・季節柄トレンドのモノ
ほど、POPがたくさんついて強化訴求されている。
そんなモノって、他のお店でもしている。
●ピラニアは、水族館でも人が集まって見る魚ではないけど・・
水槽に手を入れて見せることによって、
お客様の今まで持っていたピラニアのイメージがくつがえされる。
「へぇー?!」
「今日は面白いことを見た」
水槽に手を入れたら、手の肉を食べられると思っていたピラニアが水槽の中、逃げ回るんだから・・・
お店で売っているモノを改めて見た時にピラニアと同じように、
お客様に見えていない売りを持ったモノがあるはず。
・こんな風に使うと便利
・こんな使い方もあるんだ
と感じる商品が、一、二点あるはずだ。
そんな商品にお店の人の言葉で、ワンポイントコメントをのせたPOPをつける。
それがお店の人がお客様にお届けしたいモノ。
当然、お届けしたいモノだから、お客様の像も想像できている。
そんな商品が多いお店ほど、POP、演出などに力が入れられるので面白い。
動物園のライオン、虎、熊、象など普段は安心して飼育している動物でも、油断すると事故が起きる。
当然、ピラニアも注意が必要だ。
動物でもそうですが、お腹が空いている時は、注意を払わないととんでもないことになる。
アマゾン川でも、乾季の水たまりにいるようなピラニアはもっとも注意が必要って言われるように
そんなことにならないように自然に正対する時は、細心の注意を払って下さい。
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。