こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。
お店に勤務していた時から週明けの月曜日って・・・
いろいろな会議が目白押しでした。
週末乱れた売場の立て直しに、なかなか手が入れられず、イライラしていたっけ(笑)
どうしてかというと・・・
内容のない会議が多かったから!!
会議の中には、トップダウンでただやっているポーズのような会議もあったりして、方向性、結論の出せない必要性のない会議に有耶無耶してました。
会議より週中の売上をにらんで、売場の手直しをしたかった(笑)
そんなことを今でも思い出します。お店は、商品・サービスが売れなきゃ売上が作れないのですから。会議の結果で売れるなら、それでよかったのですが、結果が出ない会議だったので、有耶無耶な心理状態だったわけです。
売場の立て直し、修正を週明けにしているか?していないかで、週中、平日の売上は変わってくるのです。
そんな時間を使っての会議ですから、もっと実のある会議にしてほしかったなぁーー(笑)そんなことを今でも思います。
でもその伝統は、今でも続いているようで・・・
売上が悪くなるほど、会議が増えて、時間が割かれました。
その頃、学んだのが、
改善のヒントは『 現場 』にある!!
ってことです。いくら時間をかけて会議をしても、それが現場に反映されなければ、効果は出ないということです。
その中でも
投入した経費の費用対効果にきちんとものさしをあてることが大切なのです。
お店では、お客様を集客したり、商品・サービスを売るために、広告宣伝を中心とした販売促進経費がかかります。僕のお店に勤務していた頃、このチラシいらないのになぁー? って感じるチラシがありました。
売場で使うPOPも、小さな商品なのに、棚につけるプライスPOPで、B5サイズのPOPを送ってこられたり、売場とのアンバランスがあった。プライスPOPのサイズの問題は、印刷してお店に届けるのではなく、デジタルデータで配信されることで是正されています。ただ最近問題になっているのは、お店で印刷するので、トーナーの経費が問題になったりしています(笑)
一番の問題は、集客のためのチラシの経費でした。
チラシは、データ制作費、印刷製作費、折り込み費などけっこうな金額が掛かるものです。昔は、チラシを折り込めば、集客商品などは、反応がありました。集客が出来れば、きちんと売場を作っておけば、売上が確保できました。
でも現在は、低成長経済化。
お客様が、不要な商品・サービスはいらないと言っている時代ですから、商品・サービスを買わなくなったのです。
そんな時代に、昔と変わらないチラシを折り込む姿を見ながら、費用対効果から考えると、お店にどれくらい効果があるのか検証に行っても、チラシを折り込んでも折り込まなくてもそんなに大差がないようなお客様の数なので、きっと費用の回収はできていないんだろうって想定します。
これは資本金のある大手企業だからまだ出来ていることですが・・・
中小企業、個人事業主では、どうでしょうか?
しっかり営業数値計画やアクション項目を組んで経営されていると思いますが、投入した経費に対する効果をきちんと考えて予算化して、検証しながら運営しているか? それが大切です。
お金を投入しても、効果を数字に反映していなかったり、回収を検証していなかったら、僕がお店時代に経験した販売促進経費と同じです。結果、きちんと投入した経費が回収されることもなく、垂れ流し状態になってしまいます。
まず営業数字をしっかり見ること。
そしてアクションが伴なっているか?
それを検証確認するのが、週末なのか?
それとも月曜日なのか?
それは業務の都合で考えればいいのですが、
きちんと検証・分析して、歯止めを掛けることが
大切ーー(^^♪
●計画数値以上なら、好調な要因を分析して、一過性の要因か? 何が評価されている要因か? 好調な状態を継続するためにアクション項目をチェックすることが大切。好調だからと分析せずに、進めているとライフサイクルは短くなっているので、急降下することもある。
●計画数値並みなら、計画通り進んでいる要因を分析して、計画との動きの差異をチェックして、伸ばす要素がないか?検討することが大切。
●計画数値以下なら、不振要因をきちんと分析して、アクション項目との乖離をきちんと把握する。大切なことは、計画より下回っているからと、むやみに経費投入をむやみにしないこと。きちんと現状を見極めて、費用対効果を考えることが大切。
こんな内容を会議で話し合うと、きっと数字も改善されて会社の進め方も変わってくると思います。
お店に勤務していた時も、売上が悪くなってくると緊急チラシなどを投入して経費を使った経験があります。価格が安いのでそこそこは売れました。でも、その翌日以降の売上がガタガタになったりで、単日だけで考えれば成功かもしれません。
でもお店を閉めるわけでもなく、営業は続きます。チラシ折り込み日以降、期間トータルで考えれば、昨年実績を割ることもありました。穴埋めのような計画外のむやみな経費の投入は、慎重に考えないと費用が回収できない可能性が高い。
特に中小企業、個人事業主は、費用対効果のシュミレーションをしっかり考えて経営を進めるべきです。