売り切る売場は、これを買えば、こんな楽しみがあると伝わること!!

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

目の前にファッションが広がる売場をイメージしてみて下さい。
B5サイズのプライスカード(商品名、メーカー希望価格、プライス)がそれぞれの商品につけられて、展開しているそんな売場です。

その売場から得られる情報は、
服のメーカー名、品名、素材、価格くらいではないでしょうか?

では他のお店のファッション売場との違いを上げてと言われたらどうでしょう?
「品質」「価格」「什器」「演出」の違いはのぞいて、商品本来の違いとするとあまり違いを言える方は、少ないのでは・・・?

そうなのです。
そんなに大差がないから、お客様も商品を購入してイメージが抱けないから利用に困っているのです。

結果「いいなぁ~~♬」で終わって、
売上につながっていない。

のが現状ではないでしょうか?(笑)

壁面のタオル売場。カラーコントロールされてきれいなのですが、このタオルを買えば、どんな楽しみがあるのでしょうか?

売場では、ただ商品を単に見せるだけなく

お客様がこの商品を購入すれば
どんなワクワクする楽しみがあるのか?
あなたもこの商品を買えば「こうなれます」!!

ってイメージできる売場が、お客様に指示されて、購入につながる売場になる。やはりワクワクして、テンションがあがる売場が買物していても楽しいですね。

● ワクワクするって・・・

「成功する」「しあわせになる」
「夢、願いが実現する」

ってイメージ出来ればいいですね。

たとえば・・・
・この服を買えば、やせて見える。
・この服を買えば、モテる。
・この服を買えば、頭がよくなる。
・この服を買えば、長生きができる。 などなど

ちょっとこじつけちゃいましたけど、
そんなイメージが出来れば、売上につながると考えます。

たいはんの売場は、モノを仕入れたから
少し演出して、置いて並べただけの売場。

この商品を仕入れた時のことを思い出して下さい。
パッと見て、この商品、うちのお客様にぜひおススメしたい
と思って、仕入れたはずなのです。

でも売場に並べたらどうでしょう?
そんなに強調されるわけでもなく、他の商品と大差がなく並んでいる。だから他のお店もそうだから、同じ売場の出現になっちゃうのです。

最悪なのは、そこにメーカーツールをつけること。
有名メーカーなら効果はあるかもしれませんが、

そんなPOPが並び始めると、
もうあなたのお店ではなくなるのです。

ファッションの売場には、やはりこだわりのテーマが必要。
あそこのあのお店のあの商品が売れているらしいから、うちのお店にも・・・

そんな発想では売り切ることが出来ません。

やはりお店の売場に商品を並べた時点で、

● この商品は・・・

・こんなお客様に購入してもらって
・こんなシーンで楽しんでもらうために仕入れたんだ

という思いとイメージを売場に表現しないと
お客様は振り向いてくれないのです。

だってファッションは楽しむもの

・〇〇%OFF
・〇〇円引き
・〇割引   などなど

そんな売り方を、年中しているから魅力が下がっている。
そんな売り方は、季節外れの時でいいわけです。

売り切る売場は、
あなたがその商品を仕入れた思い
お客様がその商品で楽しまれる姿をイメージして売場でまず表現してみませんか?

年中、割引訴求ばかりしていても面白くないでしょう(笑)