こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。
価格で売ろうとしても売れる時代じゃない!!
みんな気づいているのに、最終的に価格で何とかビジネスにつなぐことが多い。これは大きな会社なら資本力があるから大丈夫だけど、中小企業、個人事業主は、いつまでもこんなことを続けられないはずなのに、続けている。
実は、こんなこと言ってる僕も、半年前までそうでしたーー (^^;
「もうちょっと安くならないの?」
「このくらいまでなら・・・」
「待って、別の会社も聞いてみるから」
「別のところ確認したら、この〇〇〇〇円 って言うんだけど、〇〇〇〇円にしたら、伊藤さんとこに決めるけど・・・」
なんて会話しながら、どんどん価格安くなっていって、仕事が欲しいばかりに、話しに乗っていた。でもよく考えると、利益が圧縮されていくってことだったのです。
買い物しながら売場を見て感じるのは、昔も現在も変わらない価格だけを訴求したお店作りをいつまでするんだろう? って感じます。
たとえば昔も今も価格訴求の売場です。僕がお店の売場を作る業務を離れて、18年が経ちます。もしすぐ売場を作ってと言われれば、現在程度の売場はすぐに作れちゃいます。それだけ変わっていないってことです。(笑)
価格だって、昔のように大量仕入れができる時代でもないので、メーカーも仕入原価を下げることも出来ない。だから価格メリットは、お店にはもうないはずなのです。ないはずなのに、価格をメインにした売場しか作らないから、いつか行き詰ってしまいます。
たとえばお店には、チラシ、ホームページ、サービスを告知したリーフレットがあります。それが価格訴求ではなく、きちんと価値を伝えて効果的に役に立てば、どうでしょう?
もう価格競争に参戦して、薄利で悩む必要ないですよね。
ポスティングで配布されるフリーペーパー、お店に置いてあるリーフレットを見て内容が工夫されていないなぁー!!
もっと大切なことを伝えないとって感じます。
見ていると、メインは、価格を伝えることになっています。
お客様が知りたい情報は、もっと違うこと
って感じかな? って思います。
たとえばお店のリーフレットなどケース差してあるモノを見ていると、いつのか? わからない余程昔のリーフレットが差してあったりする。お客様は、興味がないので取ってみない。
そのケース什器の中のリーフレットを見ただけで、
このお店のスタッフもリーフレットなどの販売促進ツールの管理のこと気にしていない!!
って、僕はわかっちゃいます(笑)
お店のスタッフが気にもならないツールをお客様も立ち止まって、取るわけがない。だから紙媒体のアイキャッチ度は、低下したといわれる。
僕が感じるのは、同じようなモノ、サービスを提供する会社が増えているのに、伝え方が変わっていないことに問題があると感じます。これは紙媒体だけでなく、ネットのホームページもいっしょで
お客様が一番知りたいことは、価格、サービスの
内容ではない!!
ってことです。それは以前お話ししたある大手スーパーの販売促進担当の方が言われた言葉で
「他の広告代理店、企画会社の人は、デザインなどは素晴らしいものが上がってくるけど、伊藤さんに同じテーマをお願いすると商品、サービスが売場でどうのように展開されているか? だからこのデザインで、こういう風に売場を作るんだと言われれば、イメージが出来て、わかりやすい。経験が大きいよねぇーー!!」
って言葉です。
こんなことをご理解されている担当の方だったので、その大手スーパーの本社のひとつのカテゴリーの担当ではなく、お店の新店オープン、リニュアルオープンなど、今までお世話になっている会社ではしたことがなかった業務を担当することができました。
当然、お世話になっている会社の売上は、伸びました!!
ちょっとしたことで売上が変わってくるのが、今の時代。
この話しと同じで、あなたの会社が独自のノウハウを持っていて、モノやサービスを販売しているとしたら、一社独占状態で、売上は入ってきます。でも現在は、そんな環境ではない時代。
同じような会社、モノ、サービスがあふれている時代ということ。
よく価格安くしましたというツールを見るけど、まったく同じ商品、他のお店と比較した場合、ほぼ同じ価格で販売されていることが多い。このからくりをお話しするとメーカーも量を販売したい。だから通常より、仕入れ値を下げて、お店に商談にいくわけです。だから価格は変わらない(笑)
ホームページ、リーフレットなどツールにしっかり仕事をしてもらうことが大切ーー (^^♪
お客様が知りたい情報は、モノの使い方、サービスの内容ではなく・・・
● ここが効果的なホームページ、チラシ、リーフレットにするためのポイントです。
お客様がモノ、サービスを購入したら、どんな経験ができるか? イメージできる内容が必要です!!
安くもない価格を伝えることをメインにして、肝心なことが伝えられていないツールが多いということです。
そんなお役立ち情報を伝えることで、お客様は、購入したらどんな楽しみがあるか?
イメージ出来るから興味が湧くのです。
イメージできるとそれぞれのツールが役割を果たすようになります。同じような会社・商品・サービスがあふれているということは・・・
ホームページ、リーフレット、商品カタログなどもあふれている
ってことです。あなたが逆にお客様になった時に、立ち止まって手に取るツールはどんなものか? 考えてみれば一番わかることです。それぞれのツールに役割を果たしてもらおうとすれば、他の会社と同じようなツールを作るのではなく、
どうやったらお客様に購入後の姿をイメージ
していただけるか?
そんなことを伝えれば、ツールの効果も出ます。そして会社の数値構造も改善できて、万々歳ではないでしょうか? ツールの質を改善をするだけで、本来の媒体の役割をこなしてもらえるはずですよ!!
大切なことは、大きなお金を投資しているのですから、回収することで、数値の改善が図れますーー(^^♪