最近、コンビニエンスストアの大手5社の2015年度の国内新規出店計画数が、5年ぶりに前年割れとなるニュースを見ました。ただセブンイレブンは、勢い継続で、1700店と過去最多を予定しているそうです。
工事現場を見かけると、何か?工事をしているなぁ?
と思ったら、コンビニか? 携帯SHOPが、いつの間にか? 出店している状況が、ずっと続いていました。
ただ2015年は、5社の合計が、4350店の計画で、ローソンが1000店、サークルKサンクスが400店で前年並み、ミニストップが150店で、昨年に比べ、40店増、減少が目立つのが、ファミリーマートで、14年当初計画よりも500店少ない1100店で、その分既存店改装に投資するようです。
でもコンビニは、他業種のいろいろな扱い商品やサービスなどを吸収しながら、まだまだ伸びていきそうに思います。
昨日、フラっとセブンイレブンに入ると・・・
スタンドバー形式のカフェバーがありました。
お店に入ったのが、13時過ぎでしたが、シニアのお客様が、セブンカフェでホットコーヒーと合わせて、パン、スナック菓子、セブンドーナツなどを購入して、2〜3人くらいのグループで喫茶店代わりに利用されていました。グループで利用されていたので、滞留時間は長いと予想していたのですが、回転もけっこう早かったです。
席数は、10席くらいですが、けっこう利用される方が多いのには、驚きました。
コマーシャルで訴求されている セブンイレブンの「近くて便利」という言葉の通り、お客様の求められているサービスを提供し、品揃えをされている結果ではないか? と思います。また開発商品も、妥協することなく、進化させていることもひとつの要因ではないでしょうか?
「コンビニは、時代や社会の変化に応じて、進化している。」
すべてのコンビニが、時代とともに進化しているとは、思いません。当然、お客様が求めるサービスや品揃えができていないコンビニは、売上確保という観点から見れば、達成していません。
「売上の増減は、お客様からの指示指数」
だと思います。特にコンビニは、大きなショッピングセンターなどと比べると身近な機能をラインナップしているわけですから、乱立している状況になっています。ただお店に入れば、盛衰が明確にわかります。
このセブンイレブンも、100m先には、ファミリーマートがありましたが、ファミリーマトの方は閑散としていました。
そこで今日のテーマですが・・・
コンビニは、これからの社会環境を考えると、「お客様の求めるもの」を提供していけば、まだまだ多様化しながら、伸びていくのではないか?と思います。
・ミニ生鮮小型スーパー
・ドラッグストアー
・ちょい飲みバー
・焼き立てパン
・ミニ本屋
など、現状でもドラッグストアー、食品スーパーと併設しているお店は出店されていますが、さらに他の機能と併設して出店し、多機能化していくのではないか? と思います。
またこれからの社会環境を考えると、大型ショッピングセンターより、お互いの役割を補完するような地域に密着したネイバーフッド型ショッピングセンターなどへの出店も加速するのではないか?と思います。
そのようなことを考えれば、身近な中小のお店が激減してしまった現在、大手の小売業では、食品スーパーに力を入れるような流れになっていますが・・・
「遠くまで買物に出かけられないシニアや家事に時間をかけにくい家庭は、依然として、増加している」
のですから、先日、お話しした簡単に温めるだけのチルド食品の品揃えを拡大開発、また求められるサービスを提供していけば、伸びる要因は、まだあると思います。
コンビニの多様化・・・どんな風なサービスを取り入れていくか?
楽しみですね。
今日も長々とお話しにお付き合いいただき、ありがとうございます。
今日もガンバ~ (^^ ♪