生き残る会社はしっかり価値を伝えていることがポイント!!

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

東京商工 リサーチのデータで報告されていましたが

2019年(令和元年)の全国企業倒産件数は8,383社ーー!!

これは負債総額を1,000万円以上の設定で検索した結果なので、金額を下げれば、もっと大きな状態になる。
計算すると1日当たり約22社が、毎日、倒産している状態になる。 これってせっかく希望を持って起業したのに、倒産してしまったら元も子もないですね。

ましてこれからAI進化を見越して、黒字リストラ をする企業が増えていることを、先日、日経新聞で見かけました。赤字ではなく、黒字でリストラするなんて、昔は考えられなかったのですが、そんな企業が出現していることは、さらにこれから起業する方が増えるということではないでしょうか?

倒産の内容を見ると小売業が1,230件(昨年比8.6%増)、飲食業799件(昨年比7%増)特に小売業の中でも、アパレル関連が199件⇒236件に伸びているということで、

『 販売不振 

による要因の倒産が大きくしめるそうです。

● 商品が売れない
● 集客ができない
● 集客しても価格低下と経費がかさみ、収益につながらない

結果、倒産を選ぶしか選択肢がなかった。倒産した会社には、その他にも要因はあるでしょうが、結果、8,383社もの会社が消えてしまった。

売上が低下し始めると、売上確保のためになんでも屋さんになる会社が多い。ビジョンに沿って、PDCAを活用して、しっかりビジネス展開したいものだ。

起業した時って、みなさん、こころを踊らせて、これから繁盛する夢を見て、起業しただろうに、販売不振という要因で会社を閉めるのは残念なことでしょう。

だって起業した時は、起業した会社の専門分野で培ってきた技術、ノウハウがバリバリにあったから、起業にこぎつけたはずなのにあまりにも残酷です。それが社会だと言ってしまえばそれまでですが、起業した人には、それなりの実績、能力、頭脳があったはずなのに・・・

どうして倒産したのか?

同じ経営者なので、理解できることもあります。
そして僕も企業の販売促進経費などが安定しないので、ストレスを抱えながら営業しているひとりだからです。中小企業、個人事業主の方って、そんな方が多いんじゃないでしょうか?

不安を抱えながらも、生き残って業績を上げている企業の

● Plan⇒Do⇒Check⇒Action

のサイクルがしっかりしています。
Plan ⇒Do は、基本的にどの企業もやっているのですが、その後のCheckをしていない中小企業、個人事業主が多いのではないでしょうか?

要はやりっぱなし状態ーー(^^♪

やはり継続するにはPDCAは大切です。
特に計画に対してどうだったか、検証、反省という部分が大切なのです。

● ただ単に売上確保のようなビジネスはしない!

売上を確保するために、価格安くして競合する会社があります。
これは資本力のある大きな会社なら、対応が可能でしょうが、中小企業、個人事業主が利益を顧みず行うと経費とのバランスが大幅に崩れてしまいます。無駄な戦いなのです。

利益が確保できるビジネスモデルをきちんと組むこと。

それ以外の展開は、まず検討して取り組むこと。惰性で走ってしまうと残念な結果につながってしまうことが多い。

こんなことにならないためにじっかりした軸を持つ上でも、ビジョンやクレドが必要なのです。

● 決断取組が早く、迷いがない!

情報のスピードがどんどん速くなって、半端ない情報量が、現在は流れている時代ということ。さらに情報のスピードは加速していくので、あっという間に情報に埋もれてしまう。

そんな時代に決断取組が遅かったら、致命傷です(笑)
そのためにビジネスモデルや判断する軸が必要なのです。

● 商品、サービスの価値をきちんと伝えている!

やはり同じような商品、サービスがあふれかえっている時代に価値をしっかり伝えないから、売ろうとしたら、価格に走ってしまう。これが販売不振の根幹のように思う。

かつお客様は、昔のように商品に飢えているわけでなく、

現在は、商品・サービスは要らないと言っている時代!!

要らないのに、お客様に届けようとしたら、価値をしっかり伝えるしかない。

・この商品を購入したら、こんなに楽しいことがあります。
・この商品を購入したら、生活がこんなに便利になります。

そんな価値を伝えないとお客様は、商品を手に取ることもなく終わってしまうのです。

売る側の買って買ってという心理でなく、購入した側の心理を考えて価値を伝えることが、販売不振の問題をクリアする方法です。

本屋さんの企業関係の棚を見ると様々な成功事例や売り方の本が並んでいます。でも注意しないといけないのは、本が棚に並んだ時点で、売り方の情報が知りたい人は、購入して、読んでいるということです。読んでいて、同じようにすれば、売り方も同質化していくわけです。

大切なことは、ブレない軸をスタッフのみなさんとブレストで案を出しながら、煮詰めて、しっかりと持つことです。そのために企業の「ミッション」「ビジョン」「バリュー」「クレド」などは時間をかけて考えても無駄な時間にならないので、まず実行することです。