こんにちは・・・ アンディーンノア社長 伊藤です。
暑い日が続いていますが、今日で6月も最終日です。2014年も早くも折り返し点になりました。時間が経つのは、年を取るのと比例して早くなる今日この頃です。
今日は、「常識」についてお話ししたいと思います。
先日、タイ王国に行って感じたのですが、日本にいると「これ、常識じゃん!!」と言うことがタイ王国では、何気なく違った形で流されてしまうことがありました。タイ王国で公共交通機関を利用したり、また歩道を歩いていても、けっこう様々な人種の方と出会います。逆に、日本で公共交通機関を利用したり、歩道を歩いていても、滅多に、他の国の方と出会う事もないので、単一国民内で構成されているので、「常識」と言う共通ルールの中で生活できるのかな?って感じます。
それぞれ育った「環境」「習慣」や受けた「教育」によって、常識は大きく左右されるものではないか?と感じます。一種の教育と言う名を借りた洗脳かもしれません。だから世界レベルでの共通する常識を考えた場合、「人に迷惑を掛けないこと」かな?と感じます。
常識とは、18歳までに身に着けた偏見のコレクションのことを言う。 byアルベルト・アインシュタイン
「18歳までに身に着けた偏見のコレクション」と言う表現・・・ さすがアインシュタインですね。
▼「常識」と言うフレームの中で、毎日、過ごしていませんか?
育った「環境」「習慣」や受けた「教育」で身に付けられてしまった不必要な「常識」と言うフレームの中で、「これはやったらダメなんだ」とこころを縛り付けたり、また視野を狭めていませんか?
▼一日三食って?
たとえば、私は一日二食しか?食べていませんが、元気に毎日過ごしています。私の場合は、昼ご飯を食べないのですが・・・?
ネットに掲載されている「朝食を食べますか?」と質問に対する結果が掲載されていました。結果は、 日本人男性・20歳代でほとんど朝食を食べていない人は、21%、30歳代で、同じ21%で、2割を超えています。女性の方では、20歳代14%、30歳代11%と、朝食を取らない人は増えています。 (JBpress)
私は、「三食きちんと食べないさい」と教育を受けてきたのですが、現在の若い方は、朝の出勤や登校準備で忙しい中、1分でも時間が必要なのでしょう。だから、朝ごはんを食べずに出てくる。
だから食べないと言う習慣が出来ています。この世代が、これから育っていくと「朝食は、忙しいから食べない」習慣になり、それが「常識」になっていくのでしょう。「常識」って・・・そんなものの集合したフレームだと考えます。
逆に私なら、朝、あくせく忙しくしたくないので・・・
家を出る時間にあわせて、時間を逆算してしなければいけないことをして、出れるようにタイムスケジュールしています。
▼元禄時代までは、一日二食だった
元禄時代(1688年~)までは、一日二食だったそうです。なぜ、元禄時代になって三食になったか?
それは、「あんどん」や「ちょうちん」の明かりの発達があったからです。明かりがなかった頃は、日照時間を考えると、二食が適当だったのかもしれません。明かりの発達で、起きている時間が長くなり、三食が始まっていったようです。
そしてトーマス・エジソンは、 「人は一日二食では不健康である。三食にすべきだ。」と宣伝しました。
なぜこんなことを宣伝したのでしょうか?
それは、ちょうどこの時に、電気トースターを発明し、それを販売するために「朝食を食べよう」と宣伝したそうです。 (yahoo知恵袋)
それは、ただの販売促進!!
トースターは売れ、メディアの波及効果もあり、三食ということが常識となったようです。
常識の始まりとは、このようなことで、「一日三食」と言う当たり前の常識も、正しいのか? わからないものだと考えられます。
TAKE OFF FRAME!
人に迷惑を掛けないが基本・・・ 自分の視野を狭めているフレームを外して、周囲を見るのもいいもんです。