●明日8月31日は「野菜の日」
なぜこの日が「野菜の日」になったか知ってますか?
1983(昭和58)年に全国青果物商業協同組合連合会などの9団体が、もっと野菜について認識を持ってもらいたいと「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合わせ から8月31日を「野菜の日」に制定したそうです。
そんな思いから始まった「野菜の日」
そんな制定した思いが売場からお客さまに届いているのでしょうか? そんなことをサクッとブログにまとめてみました。
この時期野菜の値段は、猛暑の影響もあって高騰することが例年あります。だから売場でも
「野菜高騰のため、野菜大放出」
「野菜が安い」
などのテーマで訴求されることがあります。
語呂合わせながらも8月31日を「野菜の日」と制定したのですから、いつもと違った売場作りで、情報をお客さまにお届けして利用していただきませんか?
らおは記念日の売場ってそんなことにこだわります。
猫も杓子も、記念日は関連商品を買ってほしいから安売りするでは、お客さまに思いが届かないので、お客さまも必要なものしか? 手にされません。
この時期は野菜が高騰することがあるので、安売りは効果があるかもしれませんが、お客さまの手が次の商品に動かないのです。
売場のコーナー表示とプライスカードのタイトルヘッダーだけが変更されていて、単に箱売りで498円なので安いよ。
お店は、数量が売れるイメージがないので、トマトの箱売りすることによって、お客さま単価を上げて売上を確保しようとしていることが見え見えの売場です。
らおなら「野菜の日」の前週のトマト売場にちょっと変わったトマト料理のレシピをお持ち帰りできるようにして種まきをします。
せっかくの「野菜の日」ならではの仕掛けが「価格」だけでは、お客さまもそうだし、お店の売場を作る方もおもしろくないと思うのです。
●おもしろくするために
「野菜の日」だから、なぜ「この商品」をお届けするのか?
そんな思いが通じる売場を作って、お客さま、売場作る方も楽しい売場を作っていけばいいと思います。
カゴメの野菜ジュースは、この時期、販売に力を入れられるので、メーカー販促物などが使用されます。
でもそれはどこのお店に行っても同じなのでお客さまからすればそれなら近くのスーパーで買ってもいっしょってことになるのです。コモディティの選択のものさしをはめられてしまうのです。
やはりせっかく利用してもらうなら、ちょっと違ったモノをお届けして、野菜の日を起点として野菜週間をお客さまにもお店のスタッフに喜んでもらえる仕掛けを考えたいものです。
●その基は・・・
「だから、なぜ」
そんなことを常に頭に置いて考えるとおもしろいものです。
つたないブログですが、お付き合いありがとうございました。
お客さまもスタッフもおもしろい仕掛作りっていいでしょう!!
そんなことを野菜の日の売場を見て感じました。
お客さまは、楽しいところに集まるってことです。