こんにちは!! 売り切る売場仕掛人 伊藤匠です。
今回は、大好きだった『おやじの料理』の話しでも・・・
お昼なら『お好み焼き』、夜なら『すき焼き』、自慢そうに作ってくれた姿がなつかしい。
日頃、仕事で朝早く出て、夜遅いおやじが作るから、作ってくれた料理をつつきながら、家族でわいわい会話が弾んで、楽しい口福な時間を過ごした。
私にとって日曜日ってそんな思い出が多い曜日。
そんなことブログにまとめてみました。
おやじは、銀行員という職業柄もあったかな?
けっこう間違った道には厳しかった。
よくケンカしたものだ。
でもご飯の時は別。
そんなおやじが作ってくれた週末の日曜日の料理、思い出すだけでもお腹がグーって鳴りそうだ。
子供の頃、週末の日曜日!!
来るのが、待ち遠しかった。
なぜかというと、おやじがいるとおいしい料理を作ってくれて食べれたからだ。
日曜日は、朝、開店を目指してスーパーに買物に行った。
大きくなって高校生になってもついていった。
友達からは
「天然記念物ーー!!」
って言われた。でもついて行ったのには、理由がある。
それは食べたい料理をリクエストしていっしょに食材を買ってもらうのが楽しみだった。
食材をアレンジしていっしょに料理してくれるから。
特におやじのすき焼きは、食材もいいものを奮発して買ってくれたので、特別においしかった。
毎日、朝早くから夜遅くまで頑張って疲れていただろうに、週末は料理を作って楽しませてくれた。
「お好み焼き」「カレー」「すき焼き」など、家族みんなで楽しめる料理を時々作ってくれた。
「ジュー」!!
音が聞こえると、おやじが肉を焼き始め、すき焼きを作るスタート!!
現在のようにすき焼きを作るための『タレ』などない時代。
お肉に砂糖をかけて、醬油をかけて、味をつけていく。
さらに「ジュー」!!
音と共にすき鍋から蒸気が発生して、醤油の香りと砂糖が混ざった甘い香りがしてくる。この瞬間のおやじが味付けを調整する顔が今も思い出される。
母が、野菜などを横から入れようとしたら、よく怒っていた。
ほんとにこだわって作ってくれた。
こだわって作ってくれたからこそ、今もって、きっと思い出されるのだろう。
これが子供の頃楽しみ。
家族全員で好きなすき焼きをつつき合って、会話が弾んだ。
小さい頃は、やはりお肉が好きなモノ、弟と肉の取り合いをして、よくおやじから怒られたものだ。
「今、入れるから待ちなさい」
「ジュー」!!
すき焼きの中には、嫌いな食材も入っていた。
でも食べなさいと、器の中に強制的に入れられた。
だからお陰さまで、好き嫌いがない。
今は、亡きおやじ
「ジュー」!!
って音を、料理屋で、聞くと今もって当時のおやじの顔を思い出す。
何とも言えない砂糖と醬油が混ざった蒸気のにおいも浮かんでくる。そんなおいしかったおやじの料理。
お肉が焼ける「ジュー」!!
って音だけで思い出される。
そんな思い出、いくつになっても大切にしたいものだ。
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
皆さんにもきっとあるんでしょうね。
そんな思い出、大切にしたいものですね(笑)