今、消費は踊り場。踊ると扉は開く(笑)

こんにちは~♬
アンディーンノアのオーパ伊藤です。

先日、株式会社スタディオンさん主催の
(株)ゼロファーストデザイン 代表取締役の佐戸川先生の「世界のインテリアトレンド&最新キッチンから学ぶ」セミナーに参加させていただきました。

佐戸川先生は、世界のインテリアデザインのエッセンスやトレンドを長年見てこられた経験から卓越したデザイン性と先見力観点からお話しいただいた。

セミナーでは、4月にイタリアのミラノで行われたミラノサローネ国際家具見本市を動画で紹介していただき、デザイン傾向についてお話しがあった。やはりインテリアの見本市は、動画でお話しをいただけると内容が理解しやすいし、イメージしやすかった。

●どうしてか? というと・・・
・インテリア家具は、立体物であること。
・家具を設置したシーンをイメージしてもらうこと。

そんなことから動画の方が家具のフォルム、大きさなどを確認しやすかった。

●デザイン傾向は・・・

1. 新作と旧作のデザインの融合から新しいものを生む
2. マーケット戦略による中華圏に好まれるデザインが増えている
3. アート的商品の増加

という世界視野のお話しをお聞ききできて、とても有意義な時間を過ごせた。そんな機会を作ってくれたスタディオン(株)のみなさんには感謝です。ありがとうございます。

セミナーでは、ミラノサローネ国際見本市の様子に基づいて話されたので、インテリア売場はお手伝いしたことがあるので、とても勉強になった。

特に佐戸川先生のお話しで興味深かったのは・・・

・トレンドカラーのお話し

僕は、日頃、大手スーパー、お店の販促ツール、企画などの制作のお手伝いをさせていただいている観点から、色の話しは耳が立つ。
今年は、見本市では、植物を部屋のインテリアのひとつとして取り入れる傾向がある。だからグリーン系からアクセントカラーとして、赤系、パープルを挿し込む。
そんなコーディネートが多く見られたとお話しされていた。

セミナーのお話しを聞いてからスタディオン新年会で先生とお話しする時間が少しあった。

数年前から、チェーンストア系のお店は苦戦していた。
売場を作って、お客様にモノをお届けしてきた僕の経験から・・

船をナビゲートする方向が食い違っている

そんなことまさにずっと思っていた。
ここ数年、変更の必要性を伝えてきた。

どのチェーンストアも昔、学んできたチェーンストア理論の呪縛から解放されていないのが現状。お店は現状、冬眠しているように思えてならない。
それはお店の積み重ねてきた風土がなかなか崩せないからです。

先生のセミナーで同じニュアンスの言葉が出てきたのには驚いた・・・

今置かれている環境は『踊り場』なのに、踊っていないから厳しい~♬

先生から出てきた言葉がまさに今のお店にピッタリだった言葉だ。的確な表現をされると感じた。

踊り場で踊らないと新たな扉は開かないということ。

売り方や企画など数年前に提案した。
お店のトップには変わらなきゃ、じり貧で苦しくなっていくというコトがわかっているのに、企業風土と理論が邪魔をする。

それはもしも失敗したらという怖さもあるだろう。

とてつもない速さで変化と進化が進む中、激動を生き抜くために、リスクは多少考えて、行動した方がいい。
リストラや経費の削減の後ろ向きの経営より前向きな方向を打ち出した方がスタッフのみなさんも前向きになる。

失敗するリスクは、21世紀のライフスタイルスタイルの概念がAIの兼ね合いなどもあり鮮明に出ていないのだから、チャンスでもあるわけです。

今を100%変えるという話しでもない。
従来の考え方でも通用するトコはたくさんある。
今までの考え方と新しい考え方を融合すればいい。
融合することによって、新しい価値に生まれ変わるわけです。

まずステージで踊ってみること。
そうすれば新たな方向性も見える。

お二人に感謝です。ありがとうございました。

実際売場を作った経験と逆に販促企画会社で裏から応援した経験を生かして、お店の現在の価値に新しい発想を絡ませて、新たな価値を生み出すのが大好きです。

セミナーで学んだことをまた生かして楽しんでいきたいなぁ~♬