「売場作りポイント」カテゴリーアーカイブ

毎日安いは、お得感がないなぁ~!!

こんにちは~ ♬
売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。

数ヶ月前にウォルマートが、傘下の西友を売却するというニュースが突然流れました。
エブリデイロープライスを合言葉に価格の安さをクローズアップして展開されてきました。時々、お店をのぞいてもお客様は、いつ行ってもあまり多くなかった。

どうしてだろうなあ~~ ?

と考えた時に、「毎日価格安い」という企画はどこのお店でも展開されている企画で、商品の価格を比較しても、そんなに変わらない状態でした。

確かにアメリカ産の牛肉は、すごいボリュームのあるかたまりで価格の安かった。でもパックをよく見ると、ドリップがたまっていた。
お肉以外の生鮮商品のパックを見ると、野菜も鮮度感を逸しているものが売場に並んでいた。

どこのお店でも展開され始めると企画は、いつの間にか、お得感が失われていくものなのです。

● お店の価格には・・・

・チラシ売り出し商品価格
・月間お買得品
・週間お買得品
・重点販売商品価格
・毎日安い
・通常定番価格      などなど

いろいろな価格設定で、お客様に売り込まれているのです。
価格もこれだけ様々あると、価格訴求のPOPが自然と多くなったりするものです。そんなことをブログにまとめてみました。

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ハロウィン売場から導入期の仕掛け作りの大切さを感じたこと

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売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。

先週末お店で商品を探しながら、買物をしてました。
売場を回っていると演出ポイントは、ハロウィン!!
もうこんな時期なんだなぁーー!! 一目瞭然で感じました。
演出もオレンジを基調にして賑やかに変わってました。

探し物があって、数店舗回ったのですが、どのお店を見ても同じような演出で、この店で買おうという違いは感じなかった。

違いを感じなければ、この店で買う理由がない!!

ハロウィンって、10月の末のイベントでまだ期間があるのに、どうしてこの時期から展開するのでしょう?

・他のお店も広げる時期なので、導入した。
・バレンタインの売上より大きな市場規模になったので、売上確保のため導入した。

他にも理由はあるでしょうが、目的は 『 大きな売上確保 』のため、この時期から多面展開している。

でも導入期の仕掛けがなければどうでしょうか?

ハロウィン本番には売上確保にはつながらない。
競合との価格競争になって、最終処分での追い出しになって利益確保ができない感じがします。
そんなこと考えていると、運動会需要、秋の行楽需要などの実需を確保しに行った方がいいと考えます。

このステージのハロウイン演出を見て、お客様は、ハロウインの日のイメージが湧いてくるだろうか?

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お店の人は、ネットから逆ショールーミングしちゃえー!!

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売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。

最近雨の日が続いています。
ただ日ごとに気温が下がりつつある。
季節の変わり目に、ファッションの企画を作るのに目安にしているポイントがあります。

それはお客様の足元に注意することです。

今年は、まだ暑い日が続いているので、大きな変化は見ないですが、ファッションは足元から変わってくるってことなのです。
どういうことか? というと、夏物サンダルからパンプスやショートブーツなのにお客様の足元が変わる季節なのです。 

足元が変わってくると同じようにファッションも変わり始めます。

そんなことを意識して見てるかどうか?
先日のお鍋の話題と同じように売場作りや演出も変わってくるものです。

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最低気温が18℃になった時、秋物が動きます!!

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売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。

9月に入り朝晩が冷え込んできました。
皆さんは気温マーチャンダイジングってご存知ですか?
この気温になったらこの商品が動くという情報を知ってるか、知らないかで、お店の売場作りに大きな差が出てきます。

8月末ぐらいからコンビニでは、おでんのテレビ CMの打ち出しを入れて販売を強化してます。おでんは、最高気温が30℃を切って、29℃になる頃から売れ始めるのです。

僕が大手スーパーに勤務していた頃、家庭用品でしゃぶしゃぶ鍋、すき焼き鍋などの季節鍋、土鍋などをお盆明けから売場に並べて、販売を開始していました。

今年もインスタ映えするこんな鍋が紹介されるのかな?

実は、食品売場の食材と同じように鍋も気温によって動く鍋が違うのです。どうしてかというとお客様が作られる料理によって鍋の大きさが異なるからです。
季節品の売場が好きなので買物しながら見てますが、ほとんどのお店の売場が、導入して、商品を並べて、そのまま翌年の2月まで展開している状態を見ます。
スタッフの人数も少ないので、売場に手を入れることが出来ず、そのまま。

お客様は、売場に変化がないので、お客様が立ち止まることがないので、商品を手に取ることがない。
必然的に売れないという悪循環を起こしているのです。

やはりお客様が必要とするものを必要な時期に拡大して展開する

お客様にその商品の価値が伝わるように展開したいものです。

気温によって動く商品があるので、絶えず天気予報と気温に注意したいものです(笑)

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リアル店はお客様と会話が弾む場であれーー!!

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売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。

以前、折り込みチラシの反応率の内容でブログをアップしました。

折り込みチラシ反応率って、実際、チラシを見られたお客様がアクションを起こした割合のことで、当然、チラシの目的、商品、価格、内容で大きく異なってきますが・・・

折り込みチラシの反応率は、0.01~0.2%

と言われています。
たとえば・・・

不特定多数に10,000枚折り込んだとしましょう。
10,000×0.2%=20人

なのです。
折り込みチラシのデザイン費、印刷費、新聞折り込み費で、仮に20万円掛かったとしましょう。

200,000÷20= 10,000円
ひとりのお客様が、10,000円購入していただければ、
経費がまかなえる。

そんなブログをまとめました。
詳しくは、下記リンクから見ていただければ・・・

折り込みチラシ反応率が『0.2%』って、どんなことか、知ってますか?

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お客様はどうして商品を購入するのでしょうか?

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売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。

お店では・・・

・夏物商品追い出しのための売り切りセール
・今週末は9月!! 秋の味覚が並び始めました
・秋の味覚を楽しむ道具が並び始めました

お客様に利用してほしいから、いろいろな企画テーマで売場を作られています。でも売れているお店と売れていないお店の格差がある。格差には、いろいろな問題があると思います。

お客様がお店に来て買物をするのはどうしてでしょうか?

僕が、お世話になっているお店では、食品スーパーは、必要なのでそこそこ売れている。でもファッション。生活用品などの非食品は、売れていない。毎年、前年割れで、いつまで続くの? って感じ。

アメリカのマーケティング学者のセオドア・レビット先生
1968年に発表した「マーケティング発想法」という本に、レオ・マックギブナ先生の言葉 が紹介されている。

『 4分の1インチ・ドリルが100万個売れたが、これは人々が 4分の1インチ・ドリルを欲したわけではなく・・・』

さて何を欲したのでしょうか?

ドリルが売れた理由は何でしょうか?

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今まで利用したことがないお店を利用する時?

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売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。

先日、ジュンク堂でおもしろい本がないかな?と探している時

『 食(おいしい)は愛(うれしい)』

という本が目についた。内容は、Lucky、Pantry をされている大近の話しだった。「はじめに」「目次」をチラチラと見て、一度、枚方市駅前にあるのに立ち寄ったことがないLucky に立ち寄ってみようと思った。
ただ中身まで読んでしまうと本を書かれた方の考えに偏って、お店を見てしまうので、このブログをアップした後に読もうと思ってます(笑)

今まで利用したことがないお店を利用する時、
選ぶポイントって?

・お店の看板、壁の色、外観のデザインですか?
・SNSなどの投稿による情報ですか?
・チラシなどの販売促進物ですか?

いろいろなケースが考えられますが、やはり一度、利用してもらって、またリピーターになっていただくことが大切ですよね。

枚方市駅前は、食品スーパーの激戦区 !!

Aeon、京阪ストア、T-SITE、Lucky が顔連ねている。
僕は、駅との連結で便利なこともあって、T-SITE が出来てからは、こちらの食品売場を利用していた。

でも4店舗のうち2店舗は、ほとんど立ち寄ることがなかった。
その2店舗は・・・
・枚方市に戻った頃に利用すると、肉、魚のパックの中にドリップがたまっている スーパー
価格が高いというイメージが先行して、ほとんど利用していなかったスーパー 

Luckyはこの2店舗のうちの1店舗で、母が、昔、価格が高いと言った言葉が記憶に残っていて、まったく利用していませんでした。

ジュンク堂で立ち読みした「食(おいしい)は愛(うれしい)」という一冊の本で、お店の取り組み内容を目次でチラ見して興味がわきました。

Lucky、Pantry と言うお店。株式会社大近さんが運営されているお店です。

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ランドセル売場は計画的に売場を拡縮しよう!!

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売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。

子供服売場のランドセル売場をイメージして下さい。
お店によって異なりますが、一番メインの売場に、GW前からドーーンとランドセルが広がっています。
でもGWから3カ月が過ぎようとしている現在、
売場が変わっているかというと変わっていない。

あれっ?

って感じです。GW前に売場に、ギフト需要を狙って
導入期にいきなりドーンと拡大陳列して変わっていない。
しかも3ヵ月、まったく同じ売場?
もしかして、このまま年明けまで走るのかな?

ゾゾゾーー!! ドン引き

って感じです。

ランドセルのPOSデータは、過去のデータもかなりの量が蓄積されているはずなのに、うまく売場で活用できていない。
データは、取って蓄積するだけでなく、活用したいものですね。

・いつ売上のピークがあるのか?
・いつどんなお客様がが購入されたのか?
・購入目的は、ギフト需要なのか、実需なのか?

という感じで考えていけば、売場作りにも活用できて
過去のデータが1年だけならブレはあるけど、10年くらい蓄積されていれば、計画も立てやすいはずです。

ショッピングモールのステージでは、夏休みに入ったこともあり新入学「ランドセル」の演出がされていました。

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時代が変わっても、人気の駄菓子屋さんから学べること(笑)

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売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。

昔は、ポツンポツンとあった駄菓子屋さん。
学校から帰ると・・・
小さい頃、10円玉を数枚握りしめて、よく駄菓子屋さんにお菓子を買いに行ったものだ。その頃の駄菓子屋さんって、ほんとに小さい小さいお店で、おばさんがひとり座っていて、お金を渡してお菓子を買って、お店の前で友達と座り込んで食べるって感じ。

駄菓子屋さんは、子供同志のコミュニケーションが弾む場だった。

私の年代の人は、駄菓子屋と聞くと、懐かしい思いがこころの中を走るのではないだろうか?

そんな駄菓子屋さんもどきのお店がショッピングモールなどのテナントで入っていて、けっこう子供さんやお母さんがお店で楽しんでいる姿をみる。駄菓子屋さんが時代が変わっても人気しているか、考えてみました。

いつも絶え間ないお客様が入っている。お店の前の鹿人形もなつかしい。

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記録的な暑さの中、BBQのテーマ訴求は?

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売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。

先日、仕事帰りに食品スーパーに立ち寄って、買物をしていたら
● 主通路周りのテーマ訴求ツールが、

BBQーー!!

BBQ=「バーベキュー」だった。
この記録的な酷暑が続く中、アウトドアの訴求するんだと真っ先に感じた。売場で買物しながら、どんな商品を訴求しているのかな?と回遊していた。

農産売場、水産売場、畜産売場、一般食品売場と見ながら、買物をしていただが、BBQ対象商品はあるのですが、まったく商品の訴求がなく残念だった。

たとえば野菜なら、カット野菜パックとか?
水産なら、エビとか、シーフードパックとか?
畜産なら、焼肉セットとか?
一般食品なら、飲料とか?

BBQ商品をお客様におススメするとお店で決めているなら
そのテーマに対応した売場を作らなければいけない。
ただこの記録的な酷暑がまだ続くというコトは、アウトドアに出かける家族連れの需要は減るんじゃないかな?

でもそんな環境の中、BBQをお店のテーマとして訴求するなら売場作りをしないとお客様には、伝わらない。
お店は、BBQテーマで何をお客様に伝えたいのか?

もしかしたらおうちBBQで、スタミナ料理を楽しむのもいいんじゃないか?(笑)

BBQは新緑の季節に多い企画。夏場のこの時期であれば、キャンプなどのアウトドアをテーマにした方がいい。

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