こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。
ネットを昼休憩で見ていて・・・
テーマの 「DESIGN≠Design」 という言葉が気になりました。
普段は、「Design」 って書いたりすることが多いのですが、大文字と小文字で、同じスペルでも意味が違うということが主流になってきているようです。 そんなことをブログにまとめてみました。
クライアント先に持って行く資料でも、「見やすいか?」「一目で相手に伝わるか?」など、デザイン的に気になることがあります。
デザインと言えば・・・
以前にもブログでお話ししましたが、絵を描いたり、形を決めたりする ビジュアル面主体の役割がデザインと思われる方が多いのですが、ネットを見ていると、そのような 狭義のデザインを意味するのが、小文字の 「Design」。
でも現在は、スペルが大文字の 「DESIGN」 が、本来のデザイナーをさす言葉のようです。
また求められるスキルも、大きく広がっているのが実感で、私が求めているデザイナーといわれる役割は、大文字の「DESIGN」 の方です。
デザインは、「無」から「有」を生む 人だと思います。
「有」から「有」を生むデザインをしている人は、AI でも、できることですから、きっと数年先には、影響を受けるだろうと思います。
では「DESIGN」 というのは・・・
お客さまから与えられたフレームの中で、ターゲット層の設定、どのように売るか? そしてプライスは? などを考えながら、ビジネスやプロセス全体にデザイン的な考えで、価値を提案し、生み出すもの ということのようです。
私が思うデザイナーは、まさにこんな人!!
美大を出て、絵を描けば、デザイナーというのは、ひと昔ふた昔のデザイナーで、今、世の中でも求められているデザイナーは、大文字の「DESIGN」ができる人でしょう。
どれだけ、自分自身に引き出しを持っているか?
ビジネス的なこと、プロセス的なことを考えるのは、自分自身で、機会を作って、吸収しながら、引き出しを見につけるべきだと思っています。
また会社なら組織もあるわけですから、聞いて行けばいいと考えています。そんな 引き出しを見につけながら、お客さまにわかるような資料をデザインしたり、必要なツールなどをデザインする。
そこにデザイナーでないとできない 「ビジュアル」 が発生する。
資料と言えば、文字や数字の羅列ではわかりにくい部分があります。
私もそんな資料って、見ているとうんざりします。
これを 強調したい部分などを「絵にする」 と相手にも伝わりやすくなります。
やはりデザインを制作する以上、クリエイティブで、わかりやすく伝えることが前提 で、大切だと思います。
またデザインを普段考えていくにあたってのポイントとして感じるのは・・・
●普段の生活のふと目に入ってくるシーンが気になる
自分のデスクの上、商品のパッケージ、お店の看板など日頃、目にするものでいかに 「自分ならどう工夫するか?」
それが 自分のデザイナーとしての引き出し作りにつながってくる。
●問題を解決することに興味がある
お客さまの困っていることなどを聞いて、それに対して、自分ならこんな風に解決するという興味があることもデザインにつなげる意味では必要と思います。そのために、スマホでいろいろなネットなどのニュース見れる時代ですから、視野を広げておくことが必要だと思います。
●コミュニケーションが出来る
職人肌の昔のデザイナーは、ただデザインするだけでしたが、現在では、メディアなどを見ていても、有名なデザイナーは、きちんとコミュニケーションをはかって、まず相手の思っていることを理解する。そして自分の思っていることを伝える。そんなスキルが必要でしょう。
●タイムマネージメントが得意だ
時間は有限の中で、クリエイティブなモノを仕上げていくわけです。
またいろいろな案件を抱えている中で、制作を進めていかなければならないわけですから、時間管理をしっかりしないと昔のデザイナーのように、毎日24時間、制作しているから、自分は、仕事やってるねんという自己満足に陥ることになります。
●「著作権」への意識は社内・社外しっかり持つ
東京五輪エンブレム問題のデザイナーの佐野研二郎さんには、コンプライアンスのなさには驚きましたが、やはり自分の作ったデザインであっても社内・社外のコンプライアンスは、お世話になったお客さまとのお付き合いもあるわけですから、自分本位に動くことなく、「著作権」の意識は、しっかり持つべきだと思います。
そんなポイントが必要なんじゃないかな?