先日、エクスマSNS活用塾の先生のハッピーこと橋本亨先生のブログを見ていたら・・・
モーガン・フリーマンの 「最高の人生の見つけ方」 という映画に基づいて、ブログで話されていました。
ハッピー先生のブログを読んで、連休中にでも見てみようと思い、家の近くのTUTAYAにレンタルで借りに行きました。
● ハッピー先生の 3/14のブログ
ハッピー先生の話されていた「最高の人生の見つけ方」 は、ちょうどレンタル中で出ていたので、「最高の人生のはじめ方」 というモーガン・フリーマンが演じているモノを見てみようと思い、レンタルで借りました。
モーガン・フリーマンといえば、先月見た 「ニューヨーク眺めのいい部屋売ります」 という映画にも出演されていて、この映画では、今がベストなんだ。 ということに気づかせていただきました。また大好きな映画のひとつ 「ショーシャンクの空に」 も出演されていて、私が好きな役者さんのひとりです。
● 「最高の人生のはじめ方」 予告編
現実は、理想とはかけ離れているものだが、理想に近づく時もある。今は、たまたまそんな時なんだ。だから、しばらく現実を生きたいと思う。最後のチャンスは、何度も経験した。
この映画は、愛していた妻を亡くした老作家と、3人の娘を持つ離婚したばかりの女性との間に芽生えるLoveStory です。
映画のところどころに出てくる命令に従わないダメ犬と、挙動不審児とのやりとりが映画をおもしろくしているなぁ? って感じです。
ウエスタン小説で人気を博したモーガン・フリーマン演じる 老作家モンテ は、愛する妻に先立たれてから、すっかり人生に対する意欲を失っていました。モンテは交通事故で、下半身が麻痺し左手も使えず、電動イスに乗って移動する生活を過ごしていました。
甥の計らいで、夏の間、避暑地で過ごすことになりました。
モンテは、隣に住んでいる魅力的なヴァージニア・マドセン演じる シャーロット と三人の娘たちと出会う。シャーロットは、離婚調停中という環境でした。
● 映画の内容は、LoveStoryですが、私が、この映画で引き込まれたのは・・・
LoveStory の部分ではありませんでした。
モンテは、シャーロットの次女ウィローから「小説の書き方」 を教えて とお願いされます。 ウィローは、こずかいを貯めたお金だと思いますが、自分の持っている全財産34ドルを払い、「小説の書き方」 をモンテから教えてもらうことになりました。
モンテは、ウィローに自分で考え、想像力を身につけることが大切だと例をあげて、教えていきます。
たとえば、両脇に木々だけが生えているまっすぐな道を見て、創造して物語を作ってみなさいと話します。
もちろん、いきなり想像しろと言われてもできるものではありません。
モンテは、この道を見て、自分は実は歩けるんだという空想を語り始め、短時間の間にストーリーを組み立てていきます。
ウィローには、それがまるで真実の話しのように受け取れてしまうようなイメージでした。
小説を書いていく上で、大切なことが3つある
●1つ目は・・・人類が持つもっとも強いプロセス
「想像」 =体験していないことを頭に描くプロセス
●2つ目は・・・人を欺くこと。
「インチキ」=ペテン、詐欺、いかさま
●3つ目は・・・信頼する指導者
「師」 教師、助言者
ということをウイローに教えます。
その中でも一番大切なのは・・・
「ものごとを心の目で見るんだ」
ということを教えていきます。そして今日のブログテーマの言葉
「そこにないものを探しつづけろ!!」
ということです。
たとえば現在は、スマホなどで簡単にダウンロードして、本や音楽などが手に入る時代です。だから本も音楽CDも売れません。
でも本は友達がしてくれないことをしてくれる。考えたい時は、黙っていてくれるのです。本の価値、音楽の価値を小説を書くように見直してみてもいいのではないか? ということです。
人生に対する意欲をなくしていたのですが、再度、タイプライターに手をつけ始める
そしてクライマックス、モンテはタイプライターで小説を打ち始めます。
その小説はシャーロットが三女フィンに寝かせる時に、読ませて聞かせることを計算に入れて作られたものでした。
フィンが好きな「ぞうさん」を主人公にした素敵な小説を作ります。
その小説にモンテはシャーロットへの思いを込めて、作っていきます。
「ひとつのドアが閉まれば、別のドアが開く」
瞬間でした。最後の素敵なクライマックスは、見ていただければと思います。
モンテは、亡くなった奥様への思いを今までは断ち切れずアル中の日々を送っていたのですが、「小説」 というキーをもとに、再スタートする人生をはじめる。
モーガン・フリーマンは、大好きな俳優です。そして演じられる映画の役柄も素敵です。
もうダメだと思っていても・・・
● 考え方を少し変える。
● 興味を少し変える。
だけで、きっと見えてくるものが違ってくるのではないか?
ということを、この映画で感じたことです。
自分の至らないこと、いいところをしっかり見つめて、毎日、楽しく過ごしたいものです。