商品値上げ、増税そして最近は、円高の進行がささやかれ、経済不安の環境がメディアがクローズアップしようとしている最近。
今朝の日経MJ(2016.05.18)の一面を飾ったのは「デフレ再び?」という見出しでした。お店が価格を下げて、集客するのはわからないことでもないのですが、それで利益が確保できますか?ということです。
つい2年くらい前までは「価格もっと安く」という競争を各総合スーパーや食品スーパーで行いながら、各社とも苦しかったのにまた同じことをして、苦しみを繰り返すのは「どうなの?」ってことをブログにまとめてみました。
● この記事を見て・・・
どうして単純に価格安くして、お客さまを集客する方法を選択するのだろう?
各企業ともつい最近までほんとうに苦しんだことなのになぁ?
って勝手に思っています。
消費増税を機にいろいろな商品が値上がりしました。
それに伴い、政府から従業員の賃金を上げるようなお達しが流れました。大きな会社は、それなりに対応できるでしょうが・・・
マスコミは「好景気だ!!好景気だ!!」と煽り立てて、気運を盛り上げようとしていました・・・
でも中小企業まで、波及することは難しかった。
だって「価格安く、あいみつ」という環境は変わっていなかったのですから、おいそれと対応できなかった部分があります。
でもよく考えると、景気は上り気味傾向とメディアで言いながらも、総合スーパーは苦戦していたのです。
けっきょくは、マスコミが煽っただけで、実際の景気は変わっていなかったか? もしくは実質は、 マイナスだったのかもしれません。
そんなことはさておき・・・初めにお話ししましたように
賃金が上がらず、商品の単価が上がれば、自ずと お客さまは、生活防衛に歩を踏み出します。
そんな「支出減らす派のコメント」も新聞記事には掲載されているわけですが・・・
お客さまがほんとうに必要とするものを、お店の店頭に並べて
まず安売り競争に参入する前に
価格以外の自分しかできない価値を発見して、デザイン視点から価値を創造して、それをお客さまに伝える
そんなことを売場でやっているのでしょうか?
お客さまからお金をいただくことからには「プロ」なのです。
単に安売りして客数が伸びて販売していたとしても、競合がそれをくぐり抜けて、いたちごっこのような価格競争になるだけだと、そんな売場の状態を店頭で経験した らおだから言えることです。
いたちごっこなのです
●ほんとうに「安く」しなければ売れないのかな?
●お客さまがお店を選ぶポイントは「価格」だけなのでしょうか?
先日からお話ししているPOPの話しですが・・・
商品名とプライスだけのPOP
「安いよ!安いよ!」 だから買って・・・・・だけでは
「そのお店の商品やサービスの良さは、価格だけなのですか?」
と思います。
当然、デフレになると利益が圧迫されて、賃金にかかってきて、賃金含め経費の圧縮につながってくるんじゃないかな?
らおは好景気の影響はまったく受けず、業績苦戦で待遇も下げていっているのですが、企業業績が上がって、待遇が上がった方は、またそんな時代を迎えたいのでしょうか?
単に安売りするより
「エクスマ」をしっかり勉強して・・・
●自分の価値
●自分の会社の価値
●スタッフの価値
●提供する商品やサービスの価値
をしっかり伝わるように発信していきたいなぁー!!
それはデフレというのはモノが安くなるので良いように思えるけど、あまり歓迎される経済現象じゃないし、楽しくないから・・
斎藤一人さんが、いい本は7回読みなさい と言われるように
藤村先生が書かれた本を、そんな風に読んで、身に着けていきたい時代になったなぁー!!
今ならAmazonですぐに事務所にいても、手に入れることができる時代だし・・・
Amazon見ていたら・・・・
「藤村流 高くても売れる! 10のやり方」
というまさに今にぴったりの本を見つけて、オーダーしました。
って、この日経MJのトップ記事を見て感じた今日でした。(笑)