昨日のブログで日経MJ新聞に掲載されていた「デフレ再び!」の記事を取り上げてお話ししました。フラッとなんばの店頭を見てきましたが・・・
「チラシの価格訴求強く、店頭価格安く、プライスPOPの数多く」
そんな売場作りしかできないノウハウだとたいへんだなぁー
って感じました。商品やサービスを売るためにお客さまを呼び込むには、ガチガチの価格訴求中心のチラシではないと思います。
気温もちょうど上がってきたから、お客さまものどごしさわやかなちょっとひんやりしたものを求める季節なので、チラシで訴求して、売場を作ればいいのに・・・・なんて思いました。
でも、価格でお客さまを呼びたいと不安があるなら・・・
涼を感じる商品の一品だけ、チラシで訴求して、関連商品をそんな価格訴求商品とクロスMD展開すればいいのになぁー?
この時期に安くしなくてもいい商品まで、どうして安売りするんだろー?
またデフレになちゃうんだろうなと思います。そんなことブログにまとめてみました。
「人を動かすには」・・・
●消耗戦のような価格訴求。
●商品の「成分」「細かな機能」などのスペックを告知
することではないのです。
そんなことは 従来のマーケティングの「価格政策」「マーチャンダイジング」「差別化」などを組み合わせて通用した時代もあった わけです。
でも数年前のデフレ環境同様、従来のマーケティング政策では対応できない時代になったということです。
従来のマーケティング政策では「継続的に対応できず長続き」しない時代になっているのです。
だってすぐに真似されてイタチごっこを繰り返すことになるからです。
当社の業務でもそうです。
価格を安くするためにあいみつを取って競争させられたり、指値でこの価格じゃないと仕事がお願いできないとか?
そんな競合他社を意識させるようにてんびんにぶら下げて、競争をして頑張ってもあまり効果は期待できないのです。
そんなことより昨年末から勉強した
USP(ユニーク・セリング・プロポジショニング)
の確立をする方が近道だと思います。
それぞれの競合他社にない「価値」というか?「売り」というか? 独自の価値を考えた方がお客さまにも伝わるのではないか?と思います。
こんな環境の中でも売れているモノや繁盛している店なんかあるわけです。
苦戦している声が多い中、なぜ売れているのでしょうか?
それはお金を使って購入するだけの価値があるということです。
その価値というのは、競合他社では持っていないたとえばその会社にしかない、個人にしかない価値だということです。
それがUSP!!
人を動かそうとすれば「独自の価値」を発見して、それを発信していく。人が動けば、商品も動くものです。
「競合」や「よそ」ではやっていない価値を発信しながら、つながりながら、圧倒的な価値にしていく