土曜日のチラシ期間って、月曜までが多いなぁ? | 売場を作っちゃう販促アドバイザー

昨日は、土曜日に入っていた非食品売場のチラシについてお話しをさせていただきました。

土曜日に入っているチラシって、食品売場でもたいてい期間が月曜日まで引っ張っておられるものが多いのが現状です。
でも月曜まで集客目玉で引っ張って、効果はあるものなのかな?
また明日でも会社の近くの食品スーパーに行ってみようと思います。

● 私の勤めていた頃は・・・

●土曜日チラシで月曜日。
●火曜日チラシで水曜日。
●木曜日チラシで金曜日。

特に私が担当していたような日用消耗品売場、家庭用品売売場は、集客商品の「巣」のような売場だったので、毎日、何点か?集客商品が入ったので、在庫処理によく困りました。そんな思いも込めて、ブログにまとめちゃいます。

IMG_2968
28枚もチラシがあれば、目立つのはチラシの束を折りたたんでまとめているチラシは、一番最初に目に入ります。でもこの折りたたむチラシも新聞屋さんの機械のセッティングにより異なるようです。どうせなら多少折り込み費が高くなっても、折りたたみのポジション取りたいものです。

食品スーパーのチラシは、たいてい価格訴求。
日替わりの集客商品でネスカフェ、若鳥もも肉が訴求されていました。

●Aスーパー ネスカフェ・ゴールドブレンド 678円
●Bスーパー ネスカフェ・エクセラ     598円

●Aスーパー 国内産 若どりもも肉 100g当り 68円
●Bスーパー 国内産 若どりもも肉 100g当り 88円

という感じ。集客品のサイクルで、今週は、コーヒー、若どりの週なのでしょうか?
このように集客目玉品と言っても、そんなにスーパーによって変わりはないのです。こんなことをしてるから、食品スーパーや生鮮食品を扱うコンビニが増える中、近い店でいいか?
ってことになるのです。

チラシ04
食品スーパーのチラシですが、目立つのは、鮮度感より価格。この季節にぴったりな南高梅、うなぎ蒲焼なども訴求されているのですが、何ら商品的な訴求もなく、メニュー訴求もないチラシです。

チラシには「全館全力、大バーゲン!」と書かれているように、「価格競争参戦中」 っていうようなチラシです。

こんなチラシって、エンドや平台に差し込んで、マグネット的な役割ができるように展開するのですが、なかなかこれだけ点数があると売場作りも難しいものです。
食品商材同様、日用消耗品、家庭用品とも点数が多かったので、できるだけ、クロスMDでお買い上げ点数アップにつながるように売場作りに苦労しました。

チラシ13
旬の商品が並ぶ春先、実りに秋に「北海道フェア」などの展開をよく見ます。でもチラシはいいのですが、やはり総合スーパー、食品スーパーでは売場作りが今一だなぁー? って感じます。それは百貨店の売場をみているからでしょうね。

チラシを見て売場を見ましたが・・・

売場は、部門ごとの縦割りなのです。

農産売場は農産品だけ、水産は水産品だけ、惣菜売場は惣菜品だけ

という売場になっているので、百貨店のように一カ所にまとまっていないので、正直に言えば、余程、それが好きでないと買いにくい状態でした。

せっかくのチラシなのですが、地域催事は、まとめられた方が、お客さまもまとまった感があるので買いやすい。

お客さまが集まれば、お客さまがまた店内を歩いているお客さまを呼ばれるので、にぎわいにもつながります。
また商品の位置もわかりやすいので、機会ロスも避けれます。

残念なのは、チラシにて「バイヤーおススメ」商品を訴求されていたのですが、商品展開フェースも狭い ので、わかりにくかったことです。

チラシ08
この食品スーパーは価格訴求ではなく、いいものをしっかり売っているお店です。値段もそんなに安くないお店ですが、店内も商品にこだわって展開されています。

チラシ10チラシ11

今週のコストコフェアでも、コストコというお店の紹介。
コストコって「米シアトル生まれの会員制倉庫型卸売店コストコは、大容量で高品質な商品を低価格で購入できるのが魅力でーす」って紹介されています。

商品も商品画像に吹き出しでついているので、お客さまもわかりやすい思いが伝わります。
また店内のPOPも手書きが多いのですがきちんとコストコの商品を強化して販売するわけですから、きちんと紹介されています。

チラシ09
たとえば総合スーパー、食品スーパーのチラシでは「炭焼きかつおたたき○○○円」って感じですが、かつおのたたきプラス「わかめ」を告知されています。売場もこんな感じで作られているので楽しいですね。まさに「招待状」って感じです。

やはり チラシは招待状 で、売場もそんなイメージで作られていたらいいですね。

チラシイメージ=売場

という形で、せっかく大きなお金をかけるのですから、費用対効果を考えて展開したいものです。