テレビの調子が悪いので、家電専門店の折り込みチラシを見ていました。各社の折り込みチラシを見ていたのですが・・・
チラシの掲載点数が多すぎて、目が疲れるなぁー!?
って感じました。
たぶん毎週末同じようにデザイン制作されて折り込まれていると思いますが・・・
ターゲットとされるお客さまにそもそも何を伝えたいのか?
テレビを探しながら、折り込みチラシを見ていて感じたことをブログにまとめました。
日曜日に入っていた食品スーパーの折り込みチラシは、先週同様、価格訴求ガンガンですが、紙質も色数も落として、折り込まれています。
価格訴求のみのチラシは、先週もお話ししましたが、点数も適正だし、これでいいんじゃないか?と思います。
さてネットに対抗するような価格訴求中心の家電専門店のチラシですが・・・
らおは4Kテレビでもと思って見ていたのですが
この2店舗のチラシを見て、パッとわかるのは、黄色と赤をベースに使っているので「安いよ!!」と言いたいのでしょうが?
価格がネットと比較して高い!!
ってこと。わざわざそういうことを伝えようとして、高い経費を使って、折り込みチラシを作られているのか?
やはりチラシを新聞に折り込む目的は・・・
お店に来てほしいからじゃないのかな?
と思うのです。
お客さまにお店のテレビ売場に来ていただきたかったら、チラシも商品名・プライス・スペックじゃない情報を伝えないとお客さまは足を運んでくれないと考えます。
また売場を見て接客していただいても、55型の4Kテレビの各社の違いを言われても、技術が発達している時代ですから、そんなにメーカーによって遜色はないと思うのです。
毎週、チラシを入れるなら、せめてお客さまが利用したくなるイベントやコピーを入れられた方がいいように思います。
そこで、家電売場も担当したことがあるので、経験から考えてみました。この時期って、気温や湿気が高くエアコンにお客さまの関心が集まりつつある時期です。
そこでエアコンのチラシを見てみると・・・
この時期のエアコンって、価格だけじゃないんですよね。
けっこう機能のいいものが売れる時期なのです。そんなの家電専門店ならわかっているはずなのに・・・?
こんなことを考えていて、お客さまにエアコンのことで伝えようとしたら、
売場で接客していて、よく聞かれるお客さまの声を、チラシのコピーに使えばいいと思うのです。
それか? ネットの口コミ!!
どうして活用しないのかな?
それは接客売場なら活用できます。
らおが売場で接客してお客さまからよく聞かれたのが・・・
●運転音の大きさ
●これくらいの部屋につけたいけど、適正な能力
●どのくらい取り付けまで期間かかりますか?
●室外機の音の大きさ など
こんなことって売場の店員さんが毎年、お客さまの接客時に聞いていることだと思います。
そんなお客さまの声を反映して、折り込みチラシや売場のPOPを作れば、伝わると思います。お客さまもネットでわからない情報もあるかもしれません。
そんな情報を折り込みチラシや売場のPOPに反映させて制作すれば、お客さまにもお店のおススメする商品などが伝わるのではないでしょうか?
この商品安いよー!! だから買ってねー!!
と言う売り込みのチラシでは、差別化しているいようで差別化していないいたちごっこ、現在は伝わらない時代になっていると思います。