昨年と比べて見やすい読ませるチラシ | 売場を作っちゃう販促アドバイザー

ある総合スーパーの折り込みチラシ見ていて面白かった。
昨年と比べると価格だけでなくて、食品商材であればシズル感があって、非食品だったらシーン感がわかりやすく告知されていました。

その日入っている折り込みチラシを見ていて、他が価格中心なのに、読ませるようなチラシがポコって入っていると、広げてみちゃいますよね。
サイズはB2サイズ4色両面印刷で大きかったですが、拡大されている分、とても見やすかったです。

やはり折り込みチラシって、見てもらわないと何万部まいたところで効果はないですね。そんなことをブログにまとめてみました。

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平日の木曜日、総合スーパー2枚、食品スーパー3枚、その他含めて9枚でした。その中に1枚リカーショップがあったのですが「バイヤーおススメの父の日箱」面白かったのですが、コピーがほしかったなぁー?

チラシって、やはりお客さまに見ていただいて、初めて効果がでると思うのです。そのためにデザインで工夫したりするのですが、商品名とプライスだけではサラッと流れてしまうものです。

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このリカーショップのチラシの表面を見ると、父の日プレゼント商品「清酒」「焼酎」「洋酒」のカテゴリー別のお買い得商品が紹介されています。この画像の「とっておきのプレミア酒を限定大放出」とありますが、このお酒がほんとうにプレミアなのかな? と考えてしまいます。他のリカーショップのチラシでも同じように表現され、訴求されているのです。そもそもこの表現は、常套句なのです。
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「バイヤーおススメ父の日箱」 このセットをどうしてバイヤーのおススメ理由をつけた方が、他の競合他社ではやっていないことですから、お客さまに喜ばれるように思います。

横道が長かったのですが、今日のテーマです。
折り込みチラシって、やはりお客さまに見てもらうためにデザインをあの手この手で工夫されて作られていると思います。
でも先週もずっとお話ししてきましたように、商品の写真があってプライスだけでは、お客さまは見ることがないのです。

商品を見るのは好きですが、買ってくれとばかり買わせられるのは嫌なわけです。

そんな折り込みチラシは、興味がわかないものです。
でも総合スーパーの折り込みチラシの一部は面白いなぁー!! って思いました。

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今年のチラシです。お父さんのシーンを「遊ぶ」「行楽」「くつろぎ」「支度」「快適」「健康」6つのシーンに分けてそのシーンごとにファッションや生活グッズが訴求されています。
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2015年の折り込みチラシです。コピーはあるのですが、見にくかったです。
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左半面は、ファッションを中心に訴求されていました。

 

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チラシの中のコピーを見ていくと、けっこうおもしろくてついつい読まされてしまいます。読むということは、その商品にさらに興味を持つことで、来店動機につながったりします。

やはり商品に興味を持ってもらって、売場で、このチラシと同じようなイメージを作って訴求する。

例えば「遊ぶ」というテーマ単位で、その総合スーパーのカテゴリーの縦の部分を度外視して、横のつながりでテーマの関連商品がひとつの売場で展開されていれば、折り込みチラシと同じイメージになるので、売上にもつながります。こんなチラシなら「面白いから買ってみよう」 ってなります。

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食品もベースが黒で高級感が出ています。やっぱ父の日と言っても「お父さんお疲れさま!!」って感じがでればいいですね。とくに「あじわい牛」は、農場のスタッフの写真や掛け合わせの説明などがあっていいです。ついつい読んじゃいます。
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昨年のチラシは、ぐじゃっとした感じなので、今年のチラシはわかりやすく伝わりやすいのではないでしょうか?

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こんな感じで、見やすいチラシでした。
やはりチラシは「招待状」・・・お客さまのアイキャッチを引くようなデザインと常套句でないコピーが必要ですね。

あとは売場をチラシのイメージで作る。
ただ置いているだけでは、お客さまには伝わらないものです。