旧正月インバウンド客に 『日本の正月文化』 を届けよう!!

はいさ~い!! 売り切る売場仕掛人 伊藤 匠です。

沖縄に行って、セミナーや懇親会のテンションが高かったので、まだそのままテンション継続って感じで、業務遂行中です。

沖縄のお店を半日程、ウォッチングしながらまわっていて、目に止まったのは、関西ではあまり取り組まれていない 「旧正月」 の催事展開です。

2017年の旧正月は 『1月28日(土)』!!

関西でも、テレビのニュースで流れるのが 神戸の南京町の中華街でも旧正月をお祝いする 「春節祭」 !!
東南アジアや中華圏の国は、一斉にお休みになるので、インバウンドのお客さまも増える時期です。
旧正月の展開についてブログにサクッとまとめてみました。

沖縄の地元のスーパーでは 「旧正月」 の売場を催事コーナーで作って展開していました。

日本では 明治5年に旧暦 (太陰暦)から新暦 (グレゴリオ暦) に暦が変更されました。 なので近隣の国とお正月の扱いが違うんですね。

旧正月つと言えば、困った経験をしたことがあります。
以前、中国で演出用の什器を制作した時に、春節 (旧正月) の週に当たってしまって、クライアント先の納品に間に合わなくなって、調整に四苦八苦したことがあります。
国内なら多少無理でも納期計算をして間に合うと考えくれたりします。
でも中国は、今週から春節の休みに入るということで、割り切って、話しも頭から断られてストップ状態でした。
春節時に、いつもニュースで、日本に来られる観光客や国内の交通網で、移動される方が紹介されますが、ほんと大移動と言った感じです。

これは中国だけではなく、香港、台湾、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ブルネなどは、国が定めた祝日になっているようです。なのでインバウンド客や、また日本に住んでいる方は、お祝いするしきたりがあるのでしょう。

旧正月は、沖縄のチェーンのみ展開していました。 メジャーなスーパーでは売場も作られておらず、ほぼ本土の店舗と同じような売場展開でした。

今年の年明けの新聞を見ていると

訪日客の消費額が11.5%減!!

とか? 報道されています。

●旅行目的が・・・

 『消費』 から自然や文化を楽しむ 『体験』 に変わってきた 

と紹介されていました。
沖縄での旧正月の展開を見て考えたのですが、鏡餅、お正月飾りは、日本に住んでいる方しかわからないものです。
●インバウンド客が、日本の自然、文化をを楽しむために来ている。
また地方に行って、ゆったり楽しまれると 『仮説』 するなら・・・

たとえば中国の方であれば、『国慶節』 『旧正月』 で、目的や楽しみ方が違うと考えます。またメディアの報道の通り、インバウンド客の消費が体験にシフトしてきているなら、

●売り切る売場仕掛人として提案できることは・・・

インバウンドのお客さまが来られる商業施設、観光地などは

「日本の正月文化を提供すればいい」

と考えます。そんな仕掛けを散りばめたいなぁ~?

●旅館などでは「お節料理」を準備して楽しんでもらう。
●飲食店でもお正月に提供された「雑煮セット」「上生菓子セット」
●着物屋さんでもレンタル着物と神社初詣体験
●商業施設では、ホテルで食べてもらうようなおせちセット

を提供して、日本の正月文化を紹介して楽しんでもらったいいのではないだろうか?
海外の人が、日本の食文化など文化そのものに興味を持ってこられるなら、そんな企画もってこいだと考えます。

インバウンドで日本に遊びに来られたお客さまに楽しんでもらうような季節ごとの企画って、来られた方も楽しいし、直接携わっている方も楽しいと考えます。

今日もブログを最後までお読みいただきありがとうございます。
みなさんがお客さまと楽しんで、お仕事できるそんなお役に立てればうれしいなぁ? そんなことを日々、お伝えしたいと考えます。