こんにちは!! 売り切る売場仕掛人 伊藤 匠です。
1月2月って、年末年始にけっこうお金を使っているので お客様が財布の紐を締められるので苦戦する時です。
また寒いので買物に行くのも、なかなか出にくくて、冷蔵庫にあるモノで済ませてしまおうということが多い時期です。
そんな時期なので、新聞折り込みチラシも 「買って買って」 とお店の悲鳴が聞こえてきそうな商品ギッシリなチラシを多く目にします。
これでもか? って感じで、どこのお店のチラシにも目いっぱい商品が掲載されています。
そんなチラシを見て感じたことを、ブログにサクッとまとめてみました。
この時期の売場って、非食品では冬物商材のクリアランス追い出し。
食品売場では、食材が最高においしい時期なのに、年末年始の疲れの余波か? そんなに売場も変わらず、集客目的のお買得品満載売場。
寒い時期だから、お客様に温かくなる 『元気』!!
を届けたいものです。
この時期は、お客様も少ないので、チラシでは価格訴求が中心になってくる。価格を安くして、お客様を集客することを第一優先にした構成。
●チラシの目的は、当然、集客!!
だからどのお店も 『価格』で集客できると考えているから『価格訴求』のチラシになっている
でも価格には大差ないから、けっきょくは近くの店で買っちゃう。
チラシを机に並べて見てみると、同じ掲載商品、それも同じ価格商品がたくさんある。仕入原価は、そんなに大差ないんだから、利益計算しても同じ価格になる。当然、大量買いして仕入れ価格を下げればいいけど、昔のように大量販売が効く時代でもない。
そして企業カード、ポイントカードで囲い込みが出来なくなったから、
チラシで 『 囲い込んでいる 』 ようなもの。
チラシを入れなければ、他のお店に行っちゃうから・・・
だから高いお金を使って、チラシを入れれば・・・・
価格訴求中心のチラシを折り込めば、浮気される 『不安』 が払しょくされる
それが無駄なことっていうのは・・・こんな時代だから
実は、お店のみなさんがよく知っていること!!
ではありませんか?
だから特売日を止めようという声が、あるスーパーから上がっている。
ぎっしり商品がつまっている各商品グループが総花で掲載されているチラシより売場の展開テーマに合わせて、そんなテーマの中で週間単位で一番お客さまにお届けしたい価値がある売場をクローズアップして、ご案内するようなチラシにしたらいいんじゃないか?
と考えます。
チラシを見ていても、ほんと見やすくて、今日はステーキでも食べて、寒い冬を乗り切ろう!! って感じになります。
チラシの紙面って・・・自由に構成出来るのですが・・・
どうせならTOP WORLDさんのように、オモテ面はテーマを決めてご案内するような紙面作りをするとお店の売場の気持ちも伝わりやすいんじゃないでしょうか?
TOP WORLDさんでも、ウラ面は、日替わりの集客商品ですが、チラシ商品の告知サイズはそんなに小さくないので見やすいです。
近隣のお店と同じようなチラシを作成するより、うちの店は、今週は 『これだ!!』 ってチラシの方が見ていただけるんじゃないでしょうか?
●チラシって、みなさんの経験や勘から・・・
今週は、これだという商品があるはず!!
そんな商品を告知してあげた方が、他のお店とは違った価値をお届けできるのではないかな? それがお客様の 「行ってみよう!!」
につながりませんか?
最後までブログを読んでいただきありがとうございます。
活用できることは、どんどん使って下さいね。活用した感想など教えてもらえれば、私も勉強になります (笑)
このブログを通じて、売場で働かれるみなさんが お客様と楽しんでお仕事できる そんなお役に立てればうれしいなぁ?