こんにちは~♬
アンディーンノアのオーパ 伊藤です。
今週末は、クリスマス!!
そして来週は、年末年始の売場に変更です。
毎日、いろいろな売場を見て、ちょっと気になったことをお届けしようと思います。
先日もお話しした際物商材の展開のコトです。
際物商材と言うのは・・・
・クリスマス
・迎春商品 などで
クリスマスツリー、サンタのデザインのついているパーティ用品などクリスマスが終わるとまったく売れなくなる商品です。
こんな商品って、けっきょくバックストックにひいて、一年間眠ることになっちゃうのです。
僕は、この作業がとても嫌いでした。
●どうしてか?
「めんどくさいから」(笑)
僕の経験した際物商品の追い出し方についてお届けしますね。
1. 年末は何かと忙しい。めんどくさいことからは逃げたい。
2. 1年間眠らせることで、商品価値は下がる。
3. すっきり新年迎えましょう(笑)
クリスマスは、いくつになっても楽しみ~♬
あっちこっちでイルミネーションが輝いて、街も華やか~
そんな風景を見ているだけで、こころがウキウキしてくる。
昔は、お店の売場でもお客様が踊る季節だった。
今は、そんなこともなくなったなぁ~昔が懐かしい♬
1. 年末は何かと忙しく、やりたいこといっぱい。
めんどくさいことからは逃げたい。
僕がお店で売場を作っていた頃は、12月25日・クリスマス商材を撤去してた。
この作業が、毎年、めんどくさいなぁ~!!って思っていた。
だって、クリスマスデザインの商品をバックストックに引いてから、迎春商品をメインに持ってくる。
二段も、三段もある作業をしていたから・・・(笑)
そこで考えたのが、クリスマス商材をバックストックに引く作業をなくすこと。どういうことか?
それはクリスマス商材を売り切るコト。
売り切ってしまえば、第一段階の作業がなくなるので、楽になる。楽になれば、もっと売場が工夫出来て、お客様にも喜んでもらえると考えた。
だって陳列する平台が、25日の朝から空いていると、いっぱい商品がのっているのとでは大違い。
そのためにやったのが、売れていない商品は、1週間前の金曜日から3割引きくらいで処分した。
だって僕の担当していた家庭用品は当日買いに来る商品はなかった。だからマークダウンして、クリスマスの週の土日には、100円、200円、500円の均一価格で売り切った。
バックストックに引いても、クリスマス柄の商品は、さすがに「理由あり商品」などのイベントなどに出しても売れないから。
けっきょく来年のクリスマスまでバックストックで眠ることを考えると処分した方がよかった。
そんなことに注意して、季節企画の最終には、在庫を限りなくゼロに近づける コトに努めた。初めのうちは、損金も出たが、ただ目標を定めると月の初めからオーダー調整をして意識したものだ。けっきょく無茶な投げ売りのような価格処分はなくなった。
これは迎春商品も同じ考え方でーす!!
30日には、売り切る計画を立てて、31日の午後から初売り商材を並べ始める。
楽する方法ばかり考えてた。
それが商売で楽しむ方法じゃないかな?
2. 1年間眠らせることで、商品価値は下がる。
めんどくさいのともう一つ考えていたのは、1年間、クリスマス、お正月用品をバックストックで眠らせると商品が劣化したり、トレンド性の高い商品であれば、旬度が低下する。
「商品価値が下がる」
翌年同じ売場に出しても、お客様が見たら、売場が汚く見えてしまうのです、そんなこともあって、売り切るコトをずっと考えてきた。
昔は、お正月用品の木製の三宝、お足付きは、売れ残ったら、割って廃棄していたものだ。木製品だけは、バックストックの気温、湿度で変形したりするから注意した方がいい。
3. すっきり新年迎えましょう(笑)
年末、売上よし、利益よし、在庫よしの状態で迎えたいですよね。そのために必要なコトは・・・
在庫管理が大切でーす 😆
在庫が適正であれば、めんどくさいことも発生しないわけです。
ちょっと売上を上げたいから・・・
在庫を持とうということもありますが、年末の売上は極端に伸びることもないので、まず願望を外すコト。
在庫を持つと処分の量が増えるコトも考えられるので、年末年始は・・・
売上より利益確保狙い
で工夫すれば、在庫も後方に処分することもなくすっきり新年が迎えられるよ。
そんなことを経験から伝えながら、コンサルティングでお届けしています。