リアル店舗は『 お客様の !(^^)! 』 が見える!!

こんにちは!! 売り切る売場仕掛人 伊藤 匠です。

週末は気温が上がったので、暖かい日が続きました。
気温が上がり始めると、この時期は 花粉症対策 ですね。

特に 近畿では、昨年の2.9倍の飛散量予測 が出ているので、花粉症で悩まれている方は、早めの対策が必要ですね。花粉の飛散は、今年は昨年に比べて多い年で、花粉の増減が隔年で繰り返されているようです。
お店では、年末くらいから花粉がつきにくいアンチポラン繊維の服などが、お店には入っているのですが・・・?
花粉対策のタイトルPOPはついているのですが、あまりその商品の良さがPOPで告知されてなくて・・・

「この服を着たら、花粉症軽減にこんな楽しみがある!! そもそも花粉症が軽減されるだけで楽しくなるのに」

週末、買物しながらあまり告知されていないのは残念でした。

私は花粉症で苦しんでおられる人の姿を見ると、何とかしてあげたいなぁー!!って思います。リアル店舗は、POPや接客でこんな思いも伝えられるのに、なぜしないのかな?

リアル店舗は、『お客様の顔』 が見える。
だから直接、お客様に楽しい思いを伝えよう!!

売上苦戦している要因を 『ネット店舗』『天候』 のせいにすることがありますが、よく考えると逆に使う方法もあるんです。
そんなことをブログにサクッとまとめてみました。

パッと見はきれいに売場はまとまっているのですが、売場から伝わるモノがないから、サラッと通り過ぎちゃうんですね。

よくリアル店舗は、ネットのショールームのようにたとえられます。
でもよく考えると、私的には 『逆も真なり』 と言われるように、

リアル店舗の方がネットをショールーム化するのも出来るんじゃないか? 

って考えます。
今日の新聞でお客様の投稿コラムを読んでいると、けっこうネット店舗利用の投稿が5記事アップされていました。

●子供たちはインターネットで日用品を買っているらしく、自宅によく届く。だが、私は昔人間なのか、自分で見て、手に取って品定めをして買物する方が良い。
●買物が大好きだ。インターネットショップであれ店舗であれ、求めるものが手に入った時は、充実感に浸る。
しかしよく考えて購入しなければ、後悔することがよくある。ネットでお手頃価格、気に入ったデザインのものを見つけても、届いてみて満足できなかったことも。
●今やたいていの品は、インターネットで探し、家にいながら買物ができる便利な時代になった。同じ商品でも値段が店によって違い、比較ができる。何よりもすぐに届くのがありがたい。慎重さを心掛けながら、これからもネットショッピングを楽しみたい。

どのお客様の声も、ネット店舗の便利さ、価格の安さには喜んでいる。

でも目の前で商品を見ていないので

『 不安 』

も感じているのです。でもリアル店舗では、お客様と 『 !(^^)! 』 を合わせるのですから、きちんと価値をお届けできる売場を作るとまだまだネット店舗に勝てる?!

●きちんと価値をお届けできるというのは・・・

プライス  商品を使ったらお客様が楽しくなる情報

単なる商品名とプライスだけのプライスカードは、最低限にして
お客様がその商品を購入されたら、楽しくなる情報を売場で告知してあげましょう。

どのお店の日用品売場でも洗濯ものにつく花粉対策を売場作りされています。またPOPはメーカー主導で、柔軟剤や掃除用品を展開されています。

情報をどこから得るのか? それはネットから !!

ネット店舗の商品ラインナップで 『 価格 』 ばかり見ているお店の方のお店は、きっとショールーム化されているんじゃないかな?

●私が見てほしいのは・・・

お客様の商品の 『 口コミ 』!!

ここを見れば、商品を使われた方の思いが掲載されています。
私が、ネット店舗を逆にショールーム化しちゃえ!! と言ったのは、活用できる情報がたくさんあるのです。

その一番大切なのが 『 口コミ 』 です。
お店からコトPOP 「どんな説明を書いたらいいか?」 わからないという話しをいただきます。そんな方には、ネットの口コミで、メリットとデメリットがあると思います。
お客様におススメしたい商品が、デメリットの口コミだったら、その商品は魅力がないので、早く追い出して下さい。
でもお客様が、商品を買われて楽しいとか? お役になった!! という声を参考にして、B6サイズくらいのPOPにまとめて、売場で告知してあげればいいと考えます。

逆に、ネットのお客様の生情報は、仕入、売場作りにもに生かすこともできるでしょう。

やはり苦戦要因って・・・

『 何かのせいにしたいもの 』

考えるヒントって、目の前に転がっているんじゃないかな?
でもネット店舗では、これから進化するかもしれませんが、『 お客様の顔 』 は、リアル店舗のように、お客様と話しながら対応することは出来ない。

それがリアル店舗の強み!!
もっと生かすべきなんじゃないかな? そこにお店で働かれる方の楽しみがあるんじゃないかな?!

最後までブログをお読みいただきありがとうございます。
新聞報道でも小売業全般に苦戦している情報がありますが、情報の扱い方を変えれば、お店に生かせるじゃないかな? (笑)