しあわせはどこにある? (ラオス番外編)

前回のラオスの旅のテーマは、「しあわせはどこにある?」というテーマで、「しあわせ」をキーテーマに、ビエンチャン、ヴァンビエンと歩かせていただきました。
自然の素晴らしさとゆったりとした時間の流れ、そして人の温かさを感じ帰国しました。
今回のラオスへは、帰国してまだ2ヶ月も経過していないのに・・・

「なぜこの時期にラオスに行くの?」
「この売上が苦戦している時に、もっと大事なことがあるだろう?」
「社長が理解できない。わからない・・・」

などなど意見をいただく中、押し切って行きました。
でも、すべては自分のこころが決めるままに・・・!!

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今回の旅のテーマは、「チャレンジ」&「チェンジ」 でした。
最近、いろいろなことで苦戦する中、もう一度、自分を見直して、まずリセットするために、こころの整理がしたかった。そして新しいことにチャレンジするために、自分ブランドをもう一度確認したかった?

当然、ラオスまで行くということは、時間もお金もとんでもないこと。
月並みな言葉ですが、 それ以上に得るものがきっと多いだろう と思いました。決して、チャラチャラした気持ちで行ったのではありません。
facebookには、多少、チャラチャラとした言葉を書いたので、反発も受けたりしました。 でも私にとっては必要な時間でした。
前回、ラオスに来させていただいたと言っても、ライオンズクラブで取り組ませていただいたバレーコートなどの途中経過確認フォローと多少観光という感じだったですが、今回は、ひとりで行くことにより、昭和の香りがするラオスという国を思い切り感じて、今後のことを考えたかったのが本音です。
そしてずっとフォローしていただいた Sombath Kyophilavong さんに感謝します。

今こうやってブログに記しながら考えていけば、ここ数ヶ月の間にいろんなことがさみだれのように急に起こりました・・・
でも考えてみると・・・ラオスを見て歩きながら・・・

「自分は、まだしあわせじゃん」

と感じさせていただいたのが、結論です。

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朝市、ナイトマーケット、食事をしながら食堂など通常の姿を見させていただきました。言葉が通じないので、コミュニケーションは出来ませんでしたが、実際、手振り身振りのジェスチャーゲームのような会話で、話しをさせていただいた方から、笑われたりもしました・・・でも、楽しいのです。
首都ビエンチャンでは、多少、日本の小売業のような施設や数軒のコンビニなどもありました。
画像のように日本の祭りなどの夜店をイメージしていただければわかりやすいと思います。こんな店で自分の取ってきた野菜、果物、魚、肉などを家族で、売られている姿を多く見ました。商売の起源は、物物交換から始まったのです。お店には、値段を書いたPOPなど何もありません。まずお店の方に値段を聞くことから会話が始まります。
そして得意の「ディスカウント」ってなるわけですが・・・

そこにはコミュニケーションがあるわけです。

食堂も家族で同じようにやっておられます。
言葉のやり取りがわからないので、何とも言えませんが、そこには家族で作り上げるので、会話があるので楽しそうなんです。

日本では、核家族が進んで、このような光景は、皆無になりましたが、ラオスでは、昭和のような市場やこんな屋台のような店が、道路に面して並んでいます。

でも・・・見ていると、生活レベルは、苦しいけど、実際は、もっといい生活と思っておられると思いますが、楽しそうに過ごしておられるのです。
日本では、こんなにいいものやサービスが提供されているのに、疲れた顔をしている人が多いのはなぜでしょう?ラオスの生活からすれば、至れり尽くせりなのです。
たとえばラオスの方は、環境に対応したネット環境を持っておられるので、ネットにそれなりにつながるのですが、トラベラーは、つながらないという言葉を歩いていてよく聞いていましが、日頃、つながるものがつながらいとかなり苦痛に感じてきます。
ネットにつながらないとすごく不便だ いうことも気づかされたことです。
私たちの生活の一部分で、ネットに頼り過ぎている部分って、大きいなぁ? と改めて感じさせていただきました。

スマホが環境を変えた

と言われますが、もし使えないとしたら、今の生活って、大幅に変わるなぁ? ということをつくづく感じましたが、逆につながらないと最新情報に触れることはできませんが、スマホを気にするストレスからは、開放され、スマホ=カメラ に変わりました。

そんなことを考えていると・・・

「欲にキリなし、地獄に底なし」

この言葉の通りだなぁ? と感じました。当然、欲が新しいモノやサービスを生む源泉です。でもそれって無くてもいいモノもあると思うのです。

より便利に快適に・・・

そんなニーズは、無限のないものです。上を見れば、際限のない世界が開きます。最新のモノを手に入れても、次を待つ。私もそうでした。
手に入れるのが難しかったモノでも手に入れてしまえば、次の改良版を購入しては、次に期待する。

そんなことを考えると、モノやサービスをこころから楽しんでいない自分が見えてきました。

それがパソコンやスマホじゃないかな? と思うのです、本来の機能があれば、最新のモノなんて必要ないじゃん!! スマホがつながらない、パソコンが使えない世界に入って、気づかせてもらいました。

そして前回のテーマとダブりますが・・・

結局、しあわせとは自分自身のとらえ方なのだ!!
自分の見方ひとつで同じものが違って見える。

そんなことをラオスで、再度、気づかせていただきました。
幸せとは、自分が勝手に作った「フレーム」の中で感じるものであって、逆にそんなフレームを壊してしまえば、モノやサービスの見方が変わって、 「ありがたい」 と感じるようになると思いました。

幸せは、自分自身が勝手に作ったもので、そのものさしを外すことによって、違った世界が見えてくるんだと感じました。

今回も長々とお付き合いいただきありがとうございました。

パワスポ社長_感謝