学生時代の記憶に残っている先生って? | らおの気づき

ここ数年、日本の教育システムの問題がクローズアップされています。

ふと思ったのは、私が学生の頃も、これでもか? という程、詰め込まれて、覚えておきなさい!! という「暗記主義」のような教育でした。

それからゆとり教育になって・・・
最近、県別教科別のテストの点数などを比較して、あーでもないこーでもない教育委員会しっかりしろー!! という話しになったりしています。

電車の移動中に学生時代の話になって、50歳も超えてふと思ったのは、楽しくて面白かった先生の授業ってまだ記憶に残っているなー!!と感じました。
そんなことをブログにまとめてみました。

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ふと振り返ってみて、何人くらいの先生にお世話になってきたのだろう? と先日、金八先生をDVDで見て、先生のことを考えていて思いました。

今までいろいろな学校モノといったらいいのでしょうか?
ドラマがありました。先日、武田鉄矢さんが主演でされていた「3年B組金八先生」を見ていて、電車の中でそんな話しをしていたら、金八先生のようだったら、いつまでも記憶に残るなぁー!! と思っていました・・・

ふとお話ししていて、記憶によみがってくる先生って、何人くらいいるのかな? と思い、記憶をさかのぼってみました。

私たちの時代はとにかく詰め込み・・・

「ここは重要だから覚えておいてね」
「ここテストに出るから覚えておいてね」

何か?あれば「覚えておいて」という言葉でした。
その頃は必死に覚えようとしましたが、そんな授業って、今、思い出そうとしても記憶に残っていないし、数学や化学の難しい計算や方程式なんて、今、使えと言われても日ごろの生活で使っていないので、けっこう多くの人が使えないのが現状だと思います。

日本の教育って、欠点をなくして、できるだけ大勢の標準を揃えていくような感じの教育ですよね。

でも実際、大人になって使える部分ってのは少ないなぁー!!

今でも強烈に残っているのは、中学校の社会科の先生で竹花先生って言われるのですが、歴史の授業を教えていただきながら、よく「○○○年に○○○」というような授業をされる先生じゃなかったのです。

記憶にあるのは・・・

「奈良の大仏さん」って、なぜあんなにどでかいものを奈良時代に造ったのか?

って話しなのです。それをみんなで議論しながら、歴史の勉強をさせていただきました。
そんな先生の授業は、楽しくかついろいろな仮説を立てながら進めていかれたので、想像力もついたのです。
だから担任の先生でもないのに、頭の中に容姿が今もって思い出されます。

また私の現在進行形で学んでいる大好きなセミナーの「エクスマ」の藤村先生の言葉

「これ大切なことなので伝わってますか?」

という言葉。

エクスマセミナーもJazzのようなライブ感があって楽しさがあるので、先生の「伝わってますか?」の言葉の通り、記憶に残っているものです。 聞いている人のペースを確認しながら、教えていただけるので、とてもわかりやすいです。そして活用しながら勉強していく。

教育と言っても、標準的な人を育てるために暗記させるような教育と竹花先生や藤村先生のように次につながるような伝え方や勉強の仕方の二つがあると思います。

どちらを取るか? というと答えは「明白」!私は、後者です。

だって後者だとものごとを考える思考法や緊急の場合のリスク対応ということについてまったく違ってくるからです。

私の会社の業務でとらえても
平均的なことができる人を揃えるよりも、クリエイトな発想やデザインなどを考えれる方の方が楽しみながらできるからです。

ビジネスデザインというカテゴリーがあるのか?
わかりませんが、子供の頃の習慣や教育で大きく変わってくると思います。だから教育って、

「暗記」「点数」「考える」「こころ」

ではないでしょうか?
今日も感謝して、今がベストと思って、楽しみたいですね。