こんにちは!! 売り切る売場仕掛人 伊藤 匠です。
週末も寒かったですが、今日はより一層冷え込んでいますね。
1月20日 『大寒』 のこの季節は、寒さもどーんとカラダにしみます。
週末の水産売場は、どこも寒の季節を迎えて 「魚がおいしい」 をテーマに売場を作っていました。
この時期の魚は、脂が体内に備蓄されるので脂乗りも最高なのです。
夏に土用丑でよく売れる 「うなぎ」 も実は、寒の時期の方が脂がのっていておいしいって、ご存知ですか?
●夏の土用丑は、平賀源内が ・・・
『土用の丑の日うなぎの日 食すれば夏負けすることなし』
と夏にうなぎが売れるように仕掛けたのが有名です。
買物しながら、『寒』の売場で感じたことをブログにまとめてみました。
数店舗のお店で買物をしていて疑問に感じたのが、寒い時期なので、温かいものを食べたいと感じていました。
魚の入荷量の関係もあると思いますが、お刺身の展開スペースが広いなぁ? って感じました。
当然、お刺身もおいしいのですが・・・
どうせなら週末ですから、 『鍋』 をつつきながら、わいわい楽しみたい。そんな企画をこの一番寒い時期だからこそ、売場をしっかり作ってお店から発信していきたい。
『 寒 』 ⇔ 『 暖 』
お客さまも買物を楽しんで、お店もお客さまに喜んでいただければいいんじゃないかな?
大寒って、メディアでも告知しているので、お客さまも知っている。
まして週末から冷え込むとなれば、温かい料理を楽しんでもらう。
って、提案が欲しかったなぁ?
また寒の魚だけでなく、
●農産売場の鍋野菜。
●畜産売場の海鮮鍋に合うつくね。
など、売場のPOPで告知してあげれば、お客さまも考えられるのです。
よくお話ししているように、例えば、今回は 『 大寒 』 の売場
大寒前の売場と『大寒』を迎えた売場は、どれだけ変化したか? が売場作りでは大切です。
実際、変化したのは、POPが変わったくらいで、売場の陳列方法も変わっていない。だから買物されていても、大寒という認識はあるけど、サラッと買物してしまうのです。
2月になれば、節分・バレンタインと売上のキャパが大きなイベントには大きく売場も対応するのですが、寒の入り、大寒のような季節的な催事の売場は、今一つの売場です。
節分・バレンタインといっても、私がお店で頑張っていた頃の売場とは、スケールが大きく違っていて、売上に応じた売場に変化しています。
寒の商材で鍋物に最適な 『 サバ 』『 たら 』『 ぶり 』『 かき 』 などの鍋物の楽しみレシピを売場に取り付けてお客さまに楽しんでもらったらいいのではないでしょうか?
●新年明けて間もないので・・・
寒に楽しむ「開運鍋」!!
だって、魚やいろいろな食材は、冬で寒いこの時期に体内にエネルギーをためているのですから、そのエネルギーを食して、今年一年 『 開運 』 で過ごそうって、テーマを組んで売場を作った方がお客さまもたのしくないですか?
今日も最後までブログを読んでいただきありがとうございます。
このブログを通じて、お店で働かれているみなさんが、お客さまと楽しんでお仕事ができるそんなお役に立てれば最高です。
寒い日が続きますので、お風邪を召されませんように・・・!!