こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。
先週末、キムタクと長澤まさみさんの
MASQUERADE HOTEL
の映画を見に行った。
MASQUERADE HOTEL は、大好きな作家の
東野圭吾さん
が、2011年に刊行された作品で
以降、「MASQUERADE Eve」「MASQUERADE Night」と
シリーズ化され刊行されるたびに購入していました。
他のシリーズ化されている作品でよく読むのは・・・
・阿部寛の演じた「加賀恭一郎」シリーズ
・福山雅治の演じた「湯川学」ガリレオシリーズ
+MASQUERADEシリーズが好きだ
テレビや映画で公開され、イメージがしやすいからだ
MASQUERADE HOTEL の映画の中で
キムタク演じる刑事の新田は
潜入捜査で、フロントクラークとして犯人を追う
その新田のフロントクラーク教育係として
長澤まさみが演じる山岸が、登場する。
まさに刑事とホテルマンという奇妙なバディの誕生!!
この奇妙なバディの最初のやり取りが
「お客様」
という言葉だ。
セミナーの先生の話し
お店勤務時代の上司の話し
友達との会話で
「客が・・・」
「お客が・・・」
という言葉を使われて、僕は、いつも違和感を感じてきた。
なんか違う人種の人の話しって感じ
お店で勤務していた頃は・・・
極力、お客様の望まれる商品、価値を届けることに努めてきた
今もそのスタンスには変わりない
出来る限り、お客様のお話しを聞いて、実現に努力する
こんな形で対応していたので
お店時代には、年末の「迎春器市」というイベントで
他のお店は、期間300万くらいの売上なのに、
1,200万円の売り上げを上げることができた。
これはひとりでできたわけでなく
・商品を手配してくれた取引先
・入荷した商品を並べてくれたスタッフ
・そして商品を購入してくれたお客様
のおかげで達成できた数値です
昔、三波春夫さんという歌手が
「お客様は、神様ですーー!!」
自分は、お客様が支持してくれるから
レコード、CDなどが売れる
同じように、僕は、店頭に並べている商品が売れる
売上が思ったより伸びた時は、超うれしかった
だって数値が評価されて
対価として給与として会社から支払われる
やはり生活できて、給与がいただけるのは
商品を購入していただくお客様のおかげ
だから『 お客様 』とずっと思ってきた
映画の中でも
長い時間待たされたお客様が待ちきれなくなって
クレーマーになる
お店でもレジの長蛇の列に文句を言う
お客様がたくさんいた
このMASQUERADE HOTELに書かれているように
「ほかの客はおとなしく並んでいるじゃないですか。文句をいう客だけ特別扱いするってのはどうかな。たとえ相手が客でも、よくないことはよくないっていうべきじゃないですか」
(マスカレードホテルより引用)
「基本は、お客様を快適な気分にさせる、ということです。身だしなみや言葉遣いに気を配るのも、そのためです。自分のいったことに反論されれば、殆どの人は不愉快になります。だからホテルマンはお客様には反論しません。しかし、何でもいいなりになるわけでもありません」
(マスカレードホテルより引用)
こんな経験を18年間お店に勤めながらしてきたので
僕は、今でも「お客様」です(笑)
お客様の見えない職場で働いてこられた方は
「客が・・・」「お客が・・・」
かもしれないですね。
でもこの東野圭吾さんの
「MASQUERADE HOTEL」って本は、
楽しみながら接客の基本
を学べる本にもなりそうです(笑)
でもお客様が購入して、商品、サービスをお金に変えていただけるから、お金を回転させることができる
そして私たちは、生活ができる
そう考えれば、僕は「お客様」という言葉は大切だなぁーー!!
って考えます。