USP自分発見塾で、ブレストしながら話している中で、ワイワイ中心にみなさんから言われたことが 「ラオの会社は、それぞれの業務が、全部一貫してできるんですね」 ということです。
デザイン・販促提案・イベントなどなど・・・ すべての仕事が、会社内でひとつの流れとして、できちゃうのです。その中で重要なのが、結果分析 なのです。 今は、現状のメインクライアント先からこの業務要素はいらないと言われたので、やっていないのですが・・・
PLAN - DO - SEE - CHECK
という流れの業務が、強みなんだと気づきました。
普通は、それぞれの要素だけ特化して行うのですが、私の会社では、この図式をすべて把握して出来る状態になっているなんて、集まってきたメンバーに恵まれたなぁ? と感じています。そんなことを記していこうと思います。
ふとメインのクライアント先ではないところから営業担当が言われた言葉を思い出しました。
販促デザイン、企画などなど各社、あれやこれやと提案して、打ち合わせして導入しているけど、売上などの数字の把握はしているけど、どう展開されているか? 報告ないけど・・・
突っ込むだけ、突っ込んで、やりっ放しじゃないの・・・
と言われたと聞きました。その時は、サラッと流していたのですが、よく考えてみれば、私の会社のすべての原点は・・・
「現場にある問題点を解決するために、経験を生かして現場の問題点をクローズアップして、良くするために提案をやってきたんだということ」
それが他では出来ない強みなんだって・・・気づいた。
売場の販促を考えた時も、新商品のパッケージに取り組んだ時も、まず現場でどうなの? ということから入っていました。
たとえば・・・
お店の例であれば、上の画像のように、クリスマスの販促ツールの展開の企画書を販促担当者と打ち合わせして、完成したところで、お店の方に送ります。
ただ、ここからが難儀なところで、お店にも、展開スペース、展開方法、他の企画との兼ね合い、いろいろな事情があるので、この通りに展開するのが難しいことが基本的にあるのです。
本部の方がそれをすべて把握できるわけないので、たとえば、また来年する時、現在、支障があるなら問題解決のため報告してほしい ということなのです。
このオールインワン・・・
特に、提案、制作、導入させていただいたことに対して、
競合との比較やクリスマスのように売場で展開してもらって、気づいた事を、改善点として報告できることが強みなんだ。
ヒントは、いっぱいあったのに、他の方に目線をずらして、現状やっていることが、レッドオーシャンで、のびしろもなくダメだから、ブルーオーシャン という新しい海に取り組もうという浅はかな考え、やはり 自分の得意な海で泳がないと話しを聞いてくれる相手を納得させて、共感を与えられないんだ ということですね。
ベストセラーになった 「ブルーオーシャン戦略」 という本があります。競争相手が少ない海で泳ぎましょうという内容の本です。
たとえば、このブログを作成している時間の中でも、とんでもない量の情報が流れている現在において、導入した時はブルーオーシャンであっても、すぐにレッドオーシャンになってしまうと思うのです。
そうした時に、自分自身の経験や体験が少ない新しいブルーオーシャンで泳いでいても、競争という大きな波が来た時に、それを乗り切れるか? というと経験が少ないので難しい。
でも、経験豊富で、自分の好きなところで泳げる海を見つければ、少々の波でも乗り切れる。 レッドオーシャンの裏に、自分でないとできないブルーオーシャンが隠れている ものかもしれません。
それが、
「独自の価値」
そこまできちんとできるメンバーを揃えている会社というのは、少ないと思うのです。今年で5年目ですが、メンバーも起業して、いろいろなシチュエーションを経験して成長してきました。それをまったく違った海で泳ぎましょうというと、一緒にやっていこうとお誘いいただいた方同様、メンバーも不安を感じていたはずです。
ただ今のメンバーの現在持っている業務知識を生かしながら、先日も記した私自身の持っている強み・・・実際、現場の楽しさ、苦しさを知っているという経験が強み で、他の方にもお話しができるし、伝えられることなのです。
やはりやりっ放しではなく、結果の分析、課題が提示できることもひとつの強みなんだぁ? って考えています。
起業支援、リブランディング支援も、こんな価値があるので、きっと泳げるのでしょう。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。