セルフレジは便利なはずが、お客さまの不満の場になってませんか?

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

都心部のファミリーマートが、セルフレジを導入したりと費用対効果を加味して、各社、導入が目につき始めました。
ただ先日、facebookでも、TUTAYAのレンタルコーナーでのセルフレジの話しを紹介させていただきましたが、セルフレジの問題点などを記しておこうと思います。

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セルフレジでも、現在は2タイプあるようです。

● フルセルフレジ

お客さまが商品のバーコードの読み取りから精算までの流れすべてを自分自身で行うタイプ。
このタイプは・・・
・お客さまによって読み取りなどに時間がかかり、逆にレジ待ちする可能性が大きい。
・セルフレジコーナーに1人、補助係を常駐して、お客さま対応をおこなっている。

● セミセルフレジ

AEON で導入されているのを見ましたが、レジの店員が、商品のバーコードを読み取り、精算機の番号などをお客さまに案内して、お客さまが精算機で、支払いを済ませる。
このタイプは・・・
・読み取りがスムーズに流れる。
・精算機の数を増やせば、レジ要員の削減につながるかも?

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先日、facebookで、TUTAYAのレンタルも便利になったと記したのですが、たまたまこの間の日曜日にレンタルでも見ようとフロアーに上って行くと、2台しかない有人レジに長蛇の列、それにお客さまの顔の表情も待たされているので、ちょっとこわい感じ。
逆にセルフレジ・・・ 確か、4台あったと思うのですが、ガラガラ!!

ここからが問題なのですが、私が勤務していた頃は、 レジは、お買い物のクロージングで一番大切なところ、混雑したら、サッカーに入ってフォローするように と、言われました。
※サッカー 昔は、レジでスキャンする人とレジにて、お買い上げ商品を袋に入れて、お客さまに渡していました。その袋に入れる係の人です。

なので、レジにお客さまが並ばれたら、品出しより、サッカーに入って、少しでもお客さまに気持ちよく、買物をしていただくことを優先してきました。

TUTAYAのセルフレジは、ディスプレーに操作などが出てくるのですが、スキャン以外にも、DVDのケースについている棒を外したりするので、まったく知らない人では、ちょっととなってしまった結果が長蛇の列につながったのではないかな?
またけっこう年配の方もいるので、何も説明がなければ、有人レジに並んじゃいますよね。
まずお客さまの目線の届くところに、レジの利用の流れを記載した告知ボードを置かないとダメ なような感じがします。

食品スーパーなどでも、フルセルフレジの導入が広がっているのですが、スーパーがレジ要員などの削減で、経費を削減しようとしているのはわかるのですが、お客さまが使いにくいシステムを入れてもと思います。私も時々利用しますが、けっこうバーコードの読み取りに苦労するんですよね。そんなお客さまの姿をよく見かけるので、お客さまの流れを見ると、逆に非効率になっているんじゃないか? と思います。

逆に、AEON で導入されているセミセルフレジは、フルセルフレジに比べて、会計にかかる時間は、4分の1 になったそうです。

こんな形の流れだったら、お客さまも商品スキャンでイライラすることもなく、精算だけなのでいいのではないでしょうか?
またスーパーとしては、レジ作業の効率化で、調整できた人を品出し業務や接客業務に配置転換できるのですから、小さな問題はまだまだあると思いますが、スーパーにとっても、お客さまにとってもいいことではないでしょうか?

品出し業務担当が増えれば、品枯れ気味の売場もきちんと商品補充が出来、お客さまも買い物がしやすくなるのではないでしょうか?
やはりレジは、クロージングの場なので、お客さまに気持ちよく、買物を締めくくってもらうのに大切な場です。

お客第一といいながら、やはり言葉だけのところもあるので、起業される方、お店を出される方は、両方にとって、持ちつ持たれつの関係が構築できればいいように思います。

長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございました。
コンサルは出来ませんが、経験上からお話しが出来るので、お気軽に!!

パワスポ社長_感謝