こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。
昨日は、クリスマス・イブ!!
スーパーや百貨店の食品売場の店頭は、クリスマスのごちそうメニューが、拡大展開されていました。
特に、私が思ったのは、日本では、クリスマスと言えば、「チキン」 がテーブルに並びます。チキンでもフライドチキンか? ローストチキンか? この記事を読まれた方は、クリスマスにどちらか? 食べられたのでしょうか? そんなことを記してみました。
毎年、クリスマスには大混雑するケンタッキーフライドチキン、昨年は、12月23日〜25日のクリスマス3日間で、52億と、同社の年間売上の16%のシェアをこの時期にあげるというニュースを耳にしました。
たしかにケンタッキーフライドチキンの店頭は、予約商品の渡しや通常の注文の列で、昨日も混雑していました。
また各コンビニも、この時期、ケースの中は、フライドチキンのフェースが拡大して販売されていました。ちょっとした雑談ですが、ケンタッキーフライドチキンの本場のアメリカ人が言った言葉がおもしろい。
「ちょっと待ってくれ!日本ではクリスマスにケンタッキー・フライドチキンを食べるのか?」
と言って、驚いたとか?
ちなみに日本では、チキンにクリスマスケーキという組み合わせですが、欧米では、七面鳥の丸焼き、アメリカの一部でローストポークを嗜むようです。またイギリスでは、クリスマスケーキではなく、クリスマスブディング がデザートとして出されるとか?
国様々で、楽しいものですね。
でも日本では、どうして七面鳥がメインではなく、チキンがメインになったのでしょうか?ネットを調べれば、即座に出てきました。日本で、鶏肉用の養鶏業が発達したのは、太平洋戦争後のことで、出荷可能期間、飼養面積の関係で、七面鳥より鶏の方が優れていたため、日本では、七面鳥の飼養が普及しなかったようです。また、飼育技術を要するのも、要因としてあるようです。
昨日、各社どんなクリスマスの売場を作って、お客さまに商品を提供しているのか?興味があったので、ウロウロしていました。
売場を見て感じたのが、クリスマスって、フライドチキン?ローストチキン? 各社、売場の作り方も様々だなぁ? と見て感じました。
私の小さい頃は、クリスマスといえば、売場にはローストチキンが、ガバっとボリューム陳列され広がって、展開されていました。
そもそもフライドチキンの習慣は、日本に住む外国人のお客さまが、ケンタッキー青山店で言ったのひと言から始まったようです。
「日本ではターキーが手に入らないので、ケンタッキーフライドチキンのチキンでクリスマスを祝おうと思います。」
これをヒントに営業担当者が 「クリスマスにはケンタッキー」 を広くアピールしようと販促キャンペーン企画を開始したら、クリスマスにフライドチキン文化が広がっていったようです。
売上が広がってきたから、一昨年あたりからAeonさんが、フライドチキンの味覚を各種準備して、売場拡大していました。
他のスーパーは、昨日でも、半々くらいの展開をしていましたが、結果はどうだったのでしょうか?
でも、身近なコンビニも売場拡大しているので、スーパーはもっと違ったものを、実験して販売した方がいいように思ったので、私は、クリスマスにチキンの提案はしないです。
Aeonさんは、CMでもかなり本数を入れて、ロブスターの告知をしていましたが、売場も広げて、展開されていました。
クリスマスは、平日ということもあるので、手間がかからず楽しめるものを、売り込みたいですね。POPもプライスだけでなく、ワクワクするようなものを提案したいです。というか? 売場見ながら、ちょっと考えたので、興味ある方は、お声掛け下さい。
クリスマスは、楽しいイベントです。
売場もコストパフォーマンスを重視したプライスだけの売場じゃなくて、「楽しい」売場にしなくっちゃ!!
この商品を買ったら、こんな楽しいクリスマスが今年は出来るんだというような、POPも考えたいものですね。
たとえば、「ワインと一緒に」という画像のようなPOPがあれば、ワインとローストチキンの相性とか? 「売場担当者おすすめ!!」 というのは、何をおすすめしているのか? 告知していないから、POPはついても、お客さまの購入につながっていないではないでしょうか?
売場でよく見る 「担当者おすすめ!!」 POPには、やはりおすすめ理由をきちんと告知するべきですね。
ライフさんで、展開されている豆知識POPって、いろいろ種類があっておもしろいですね。売場で買物していてもおもしろいのですが、展開の位置を考えないとせっかくのPOPが効果を発揮しなくなります。
来年は、クリスマスの楽しい売場提案をしたいですね。
今の状況では、競争ばかりでしんどいような?
お話しにお付き合いいただきありがとうございました。