先日コーヒーを飲みながら話していたのですが、あるクライアント様から仕事を依頼されて、この値段でやっておいてと指値で言われる ことがよくあって困ってるねん。
ということでした。
どうして困るのって聞いたら、実際する作業と合わない ということでした。合わないという理由もわかっているのですが、あえて質問してお話しを聞かせていただきました。
● 自分の価値を下げてまでどうして受けるのですか?
そんなことをブログにまとめてみました。
やはり独立して、仕事がないと不安なものです。
この方も指値で仕事を依頼される会社が一番多くて、売上につながっている ということでした。
その方とお話ししたのは、確かに会社って売上主義かもしれないけど、売上から掛かったあなたの人件費、経費などを引いて、利益が出ているか? が大切だよね--
● 案件ごとに利益は確保されていますか?
とたずねたら、案の定、利益は出ていませんでした。
かつ切羽詰まったつなぎ方をされるので、時間もないのでしんどいということでした。
私の会社などでもそうですが、切羽詰まったつなぎ方をされると、ミスをきちんとチェックする時間もありません。
もしミスでもすれば、逆に損金などの請求もされたりして、大損することもあるわけです。
● 売上は欲しい。
● 利益がきちんと確保できているか?
● スケジュールの流れはどんなものか?
作業にかかる前に、クライアント先の担当の方ときちんと確認する必要があります。そのために見積書できちんと確認して契約書を交わす必要があります。
堅いなぁ?
って言われても、もしものことを考えて話す必要があります。
起業して5年、私の会社では請求を踏み倒されたことはありませんが、他の会社の社長とお話しをしているとお金を踏み倒されて、支払ってくれなかったなどの話しも、時に聞いたりします。
見積書などの契約確認をすることによって、相手クライアント先も口頭の話しではありませんので、意識するものです。
さてこのブログのテーマ!!
「この値段でやっておいて・・・!!」
という話しは、まず見積書で、制作仕様などを確認させてもらってから判断する必要があると思います。
特に注意しなければならないのが、制作仕様などが、考えているものと異なる場合があります。
私も昔、ステージ演出などに使う花台を、素材は鉄で作らせていただいたのですが、仕様は、打ち合わせした仕様で制作していたのですが、重いという話しをクライアント先からいただきました。
見積書には、制作素材、加工、塗料カラーなどもしっかり入力して、交わす癖をつけていました。クライアント様から言われても、見積書で確認させていただいた仕様で制作していますという話しをするとそれで通りました。
けっきょくこの値段でやっておいてという話しは、損益を考えて判断する ようにしています。
いくらお付き合いがあるとしても、損益が赤なら、丁寧にお断りするようにしています。
自分の価値を安売りする必要はない。
ということです。勝手に思ってますが・・・!!