一歩踏み出して考えてみよう | シニア起業相談ごと

先日は、新聞の記事から定年退職後のシニアの起業が増えていることについてブログでお話しさせていただきました。

先日の先輩の相談もそうなのですが・・・
最近では、定年後の選択肢も増えています。
自分の進む道を考えてみて、もし起業して今後頑張っていこうと思ったなら、それをスタートとして動機をしっかり確認するべきではないかな? と思うのです。

「自分は、定年退職後、どんな道を選ぶのか?!」

ってことです。
そんなことを急に考えても、浅はかな答えしか? 考えられないもですが、ちょうど今週からGWも始まりますので、自分のこころの中を整理するのにピッタリな時期だと思います。

まず将来のことを自分の腹にはまるように考えてみるのもいいのではないかな? そんなことをブログにまとめてみました。

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医療の発達で寿命も延びて、定年退職を選択しても、人生は、まっすぐな線路のようにまだまだ続きます。楽しんじゃいましょう!!

起業を思いついたからと言っても、きちんと計画も出来ていないのに、退職制度を利用して会社を辞めてしまったり、今の仕事をおろそかにしてはいいわけではありません。

特に定年二三年前には、退職金の割り増しや転職支援会社を現在の会社からお願いして支援するような形の好条件が提示されたりしてなびくかもしれません。

私も40歳の時に、そんな制度を利用させていただいた経験からお話しすると退職金の割り増しをいただいたとしても、公的費用の支払いなど含め考えても、今後の人生の道筋がしっかりできていなければ、あっという間に目減りするものです。

また転職支援会社と言うのが曲者で、私は、当時は40歳だったので、まだ自分からアタックして動けたのですが、50歳を超えてる方は、当時でも指導はいただけていたのですが、けっきょく伝手で、次の会社に進んでいかれ方が多かったように記憶しています。

「けっきょくは、自分なのです!!」

仕事でもやはりシニアも方って、今まで頑張ってこられたのに、年齢だけで肩身の狭い思いをされている方もおられるので、選択を急ぎたい方もおられるかもしれません。

でもちょっと踏みとどまって考えて下さい。
目の前のエサは、ぶら下がったままだと思いますので・・・

記憶をふとたどって考えてみましたが、今後、自分がどんな道を進んでいきたいか? しっかり考える時間を持つべきだと思います。

そんな時にこれからの自分の歩む道筋を考えるにあたって、私の経験からこんな道筋で考えてみたらどうかな? ということを記しておこうと思います。

●定年退職にあたって会社の制度を選ぶのか? 自分でやってみたいことにチャレンジするために起業するのか?
●今のタイミングは、起業するタイミングとしてベストか?
●起業は、自分の経験やスキルを活かしてやっていけるのか? もしまったく経験やスキルを活かさない新規分野にチャレンジする場合は、勝算はあるか?
●起業するために、具体的に必要なものは何か? 人・モノ・金にわけて考えてみる。
●起業にはいくらくらい必要か?
●起業に際して、家族の了解や理解は得られているか?

など、いろいろなデザイナー的視点から考えてみればいいと思います。逆に支障になる問題点などがあれば、知っている人に相談してみたりして、把握することです。

そんなことを考えて、自分の起業する動機をもう一度、考えてみればいいと思います。

起業というのは、山あり谷ありです。
生半可な気持ちでできるものではありません。

自分の会社っていうのは、自分次第ですが、楽しいものです!!