初めてのお伊勢さん 2|外宮 / 月夜見宮 パワースポット 大木編

前回は、石編のパワースポットを紹介させていただきました。
今回は、ご神木編で、お話しをさせていただこうと思います。やはり神宮内の木は、樹齢1,000年を超えるものもあり、幹の太さもすごいです。
そんなことを記しておこうと思います。

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表参道からゆっくり歩いて、防火のためにつくられた堀川にかけられている火除橋(ひよけばし)を渡ると左手に手水舎があります。

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手水舎で、手や口を洗い清めます。
●この手水舎の作法、実は 「よく分からないままやっている」 という方が多いのではないでしょうか? 正しい作法は下記の通りです。

・右手でひしゃくを持って水をすくう
・左手を清める
・左手にひしゃくを持ちかえ、右手を清める
・右手にひしゃくを持ちかえ、左手に水をすくって口をすすぐ
・左手を清める
・ひしゃくを垂直に持ち、余った水をひしゃくの柄に伝わせ、清める

水は最初に一度すくうのみで、その水を少しずつ使い、最後の手順まで進めます。手水は、お詣りの前の 「禊」 を簡略化したものだといわれています。正しい作法で行いたいものですね。
こんな私も手水舎の作法は、パワースポットについて、よく知るようになってからです。神社、お寺などでは、作法をイラストで掲示されているところもありますので、ぜひ参考にされればいいと思います。

そしてこの手水舎のすぐ反対側を見ると二つに大きく割れたかのような大木が目に入ってくると思います。
これが 平清盛ゆかりの 「清盛楠」 です。

清盛楠

清盛楠2

すごい重厚感があって、いかにもすごいパワーを秘めている感じがピリピリ伝わってきます。樹齢も推定1,000年近くの老木のようです。
高さは、約10mで、画像のように、二本に分かれているように見えますが、この木は、元々一株の巨木で、1959年(昭和34年)の伊勢湾台風の時に、中央部分が裂けて倒れ、現在のような状況になったそうです。

なぜ、この楠(くすのき)が、清盛楠 と呼ばれているか?

ネットにもたくさんの説明がされていますので、いろいろ拝見させていただき、勉強しました。
清盛は、生涯に三度、伊勢神宮に勅使として派遣されているそうです。その折りに、この楠の前を通りかかった際に、木の枝が冠に触れたために、怒って西側の枝を切らせた と伝えられおり、この楠をそう呼んでいるようです。
でもほんとうにすごい重厚感です。

また正宮前にも左に傾いている巨木があるそうです。
この巨木も不思議な力が宿っているということで、最近、口こみでパワースポットとして認知度が上がってきているようです。

また巨木ということで、外宮から歩いて、15分くらいでしょうか?
伊勢市駅に近い場所に、「豊受大神宮別宮 月夜見宮 (つきよみのみや)」  があります。この月夜見宮は、天照大御神(あまてらすおおみかみ) の弟神の月夜見尊 (つきよみのみこと) が祀られています。
その別宮にあるご神木もパワースポットと言われています。

月夜見宮1この楠の幹もすごい太さです。どっしり根づいていています。
とても大きな木なので、かなりひいて撮りましたがお伊勢さんのどの木もかなりの樹齢を経過しているので、どの木もパワーが備わっていそうです。
そんな木を見ていても、日本のパワースポットの中心であると実感できるところでした。

お話しにお付き合いいただき、ありがとうございました。
もっと時間があれば、まわりたいところもあったのですが、また年明けということで、次回は、内宮のパワースポットを紹介させていただきます。

パワスポ社長_感謝