昨日、お客さまのところにお伺いする途中に、いつものごとく本屋さんをのぞいたら、「下町ロケット２」 が発売されていました。池井戸さんの本は、ストーリーに歯切れがあって、どんでん返しが、これでもか？ というくらいあるので、いつもワクワクして読ませていただいています。
ドラマ 「半沢直樹」 で、池井戸さんのストーリーの楽しさを知り、それ以来、「ルーズベルトゲーム」 「花崎舞が黙っていない」 などのドラマを欠かさず、楽しみにみています。
現在、放送されているドラマ 「下町ロケット」 の続編と言うことで、さっそく本屋で購入したので、これだけはじっくり読みたいなぁ？ と思っています。
「下町ロケット」 を見ていると、私の会社も小さな会社ですが、大手小売業の売上低迷の中、経費削減対象項目に当社の行っている業務があたって、苦戦しています。このドラマを見ていると、ほんとうに気持ちがリンクするのです。
ビジネスの世界は、当然、勝った負けたの世界、でもそこには頑張ってくれている人がいるんです。メンバーがいるんです。
因果なつながりで、私自身社長をしているということは、あまりうまく持っていけていない部分もあって、申し訳ないことだと思っています。
小さな会社ですが、今は負けないように販路を開いていかないといけないと考えています。佃航平社長のようにあきらめることなくチャレンジしようと思っています。
なので、ドラマで描かれている背景や佃社長のこころの動きって、まだ3話までしか放送されていませんが、すごくわかるのです。
また他の池井戸さんのドラマ同様、これからとんでもないどんでん返しがあって、さらにどんでん返しがあるんだなぁ？ と思います。そんなことを楽しみにドラマを見て行きたいと思います。
ドラマは始まったばかりですが、こころに響く名言が、さっそく炸裂しています。
●「良い歳して夢みたいなこと言うな」って銀行に笑われて・・・だがないい歳したおっさんが夢見て何が悪い、町工場で夢見て何が悪いんだ！！
よく他のドラマでも、金融機関って、業績好調時は、「お金借りて下さい。」 「大きな保険いかがですか？」 というにこにこしながら取引手続きするシーンをよく見ます。 業績が低迷すると手のひらを返したように雰囲気が変わって、頑張れって応援したくなるシーンもあったりします。
当然、金融機関にもリスクがあるわけで、リスク回避のために、当然、企業価値の判断をしなければならないことでしょうが・・・ 手のひらを返したような営業スタンスは、個人的にどうなの？ と思います。
●どんな難問にも必ず答えがある。みんなの力を・・・どうか貸してほしい。
この気持ち、わかる、わかる。 私も、力を貸してくれと頭を下げました。
でも思いは、世代間格差なのか？ なかなか通じないジレンマがあります。また育ってきた環境の価値観もきっとあると思います。
会社を運営しているとどうしてもクリアしないといけないような難問って発生するもので、メンバーの力を集結して、乗り越えたい壁です。
●技術者は自分の無力さを知ってるよ！！ 毎日壁にぶつかってばかりだ。だからこそ毎日必死に腕を磨いて、徹夜で開発に没頭している。次こそはって信じてる！！
会社にもデザインの作成業務をしてくれているメンバーがいます。
毎日、壁にぶつかって、勉強しながら、頑張って、少しでもお客さまに気に入っていただけるような、デザインの作成している姿を見ていると同じ気持ちを抱くものです。いろいろ経験して、引き出しを作って、「頑張れ！！」 って感じています。
●たとえこの裁判に負けたとしても、ナカシマに特許を奪われたとしても、屁でもありません！！ 培ってきた技術力だけは奪えない！ 正義は我にありだ！
ひとつのものを作り上げるのに、培ってきた技術って、宝だと思います。出た結果だけを見れば、それも素晴らしいでしょうが、その途中経過ってものが、携わってきた人に経験は残っているので、会社にあるということでしょう。
●難しいからこそ、やる価値があるんだ。どんな難問にも、必ず答えはある！ 挑戦すれば、かならず答えは出せる！ 私はそう信じているんです。
これ素晴らしい言葉ですね。
難しいことって、やはり避けて通りたいが信条ですよね。
やはりどんなものにも、結果答えはあるもので、ひるまずチャレンジしていきたいものです。その問題を超えた時に、また違う世界がひらけるのでしょう。この言葉を信じて、チャレンジしていきたいものです。
「下町ロケット」の企業設定環境が、業種は異なりますが、勉強するところはたくさんあるので、学ぶべきところは、勉強をしていきたいと思います。さて週末に、「下町ロケット２」を読むかな？
今日も長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございました。
