考え出したら、とまらない「かっぱえびせん」状態。

「かっぱえびせん」と言えば、超ロングランの人気商品です。
かっぱえびせんが市場に出始めたのは、かっぱあられの派生商品として、1964年に一斗缶の計り売り商品として発売が開始されたそうです。発売当初は、一斗缶入り商品は、湿気を吸いやすかったためあまり売れなかったようですが、湿気を防ぐために袋入りにしたら、人気商品になったそうです。
かっぱえびせんと言えば・・・

「やめられない とまらない かっぱえびせん」

という1969年のCMのキャッチコピーが、私の頭には依然として擦りこまれています。今日は、かっぱえびせんのことじゃなくて、新しい行動をしようとした時に必ず かっぱえびせんのキャッチコピーのように やめられないとまらない 「煩悩」「不安」「優柔不断」 ってことについて記しておきたいなぁ? と思います。

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新しいことにチャレンジしようとすれば、「考える」 考えれば、考えるほど、深みにはまっていって、迷いが深まっていく。また 周囲から、同じように 「不安」「不信」「失敗したら・・・」 など言われると、さらにこころが揺らぐもの。 そんな状態が、二ヶ月くらい続きました。
昨日のブログでも記したように、これからは 「個の時代」 いかに自分を差別化して発信できるか? 今まで商品やサービスを売るために光らせる経験を生かして、私と同じような会社をいっしょになってメイクして光らせることができないかな? と考えました。話しが少し横道に反れてしまいましたが、そんなことをやっていこうとすると、真っ先に浮かんだのが・・・

「会社」の業務で出来るかな?

ということでした。考えれば考えるほど・・・
●「こんな業務ならこの人にこういう風に任せればできる」 と新たな望みを見つけようともがく。
●でも周囲から言われているように 「失敗したらどうしよう? 周囲に迷惑がかかる。不安だとも言われる」 どうしようと思いながら、でも、自分がやりたいことなので、断念は出来ず。
●「やはり無理だな-」「いや、こうすればできる」の繰り返しで、あーすればこうなる、こーすればどうなる の堂々巡りになってしまいます。

社内的には、昨日の阪神タイガースの金本監督の記事で記したように、言い続けるしかないと思います。

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まずやると決めよう!!

その時に、格好よくやろうとするから、いろいろ考える。
そこで先日

「変なこと言いますが「やりたくない」ことを宣言しちゃえ!!」
 https://itoh.undine-noah.com/?p=2083

のブログに記したように・・・やりたくないことをやめちゃえばいいんだと思います。あれやこれや考えると、どんどん深みにはまってしまって、「失敗したらどうしよう」「こわい」 という気持ちを抱くようになってしまいます。

これは自分で勝手に、今置かれている現実に対して、「枠」「フレーム」を作ってしまう もので・・・

この業務は無理だ!!

と勝手に自分の世界をこころの中で作ってしまうのです。
だから、まず自分がやりたくないと思っていることを除外して、まず基礎を作るために、自分で出来る事からチャレンジしていく。
いきなり全体像を見ても無理なものは、無理!!

とりあえずやれることからやっていけば、自然と視野や選択肢は広がって来るもので、そうなれば初めに考えていたストーリーとは違った形に発展していくかも?しれませんが、会社経営と同じように一本の「柱」「目標」は、しっかり見定めていきたいものです。

稲盛さんの話しで大好きな話があります。

ものごとを成そうとするには、自ら燃える者でなければなりません。それは、熱意、情熱が、ものごとを成就していく基本となるからです。
火を近づけても、エネルギーを与えても燃えない者、つまり多少能力はあたっとしても、ニヒルで、少しの感受性も持たず、感動することができない人は、ものごとを成し遂げられない人です。せめて、燃えている者の周囲にいるときには、一緒に燃え上ってくれる人であってほしいと思います。
しかし、我々にとって本当に必要な人は、自ら燃え上がる人です。さらに言うならば、自ら燃え上がり、そしてあり余ったエネルギーを他にも与えることのできる人こそが集団にとって必要なのです」

とても参考になる言葉です。まずは一歩踏み出して、出来る事から、やりたいものです。

今日も長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございました。

パワスポ社長_感謝