宅配弁当、ファミレス新メニューのチラシは、料理の写真から何をお届けしたいのだろう?

最近新聞を開いて、折り込まれているチラシを見ていると、スーパーなどのチラシが、内容も変わらず定期的に入っています。

そんな中、ファミレスの秋の新メニューの紹介、宅配弁当などのチラシが、けっこう目につきます。
これらのチラシを見て思うのは、どこも内容が似たり寄ったりのチラシを制作して折り込むのではなく、もっと何をお届けしたいのか? そんなチラシを作った方がいいのに?

それは「コトチラシ!!」

チラシを見ていても、「食べたいーー!!」という楽しみがチラシから感じられないのです。いろいろな弁当の写真は、家電売場に例えて言うなら、テレビ、エアコン、冷蔵庫、クリーナーなどの商品と同じ意味合いの写真です。
そして天ぷら、サラダ、ハンバーグなどのおかずの写真は、家電商品を使うための 部品=スペック のようなものです。

そんなスペックだらけのチラシを見て、食べたくなるかな?
そんなことをサクッとブログにまとめてみました。

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あるファミレスの秋の新メニューのチラシです。この二点のメニューが特別変わっているわけでもなく、珍しいわけでもないのに、わざわざ新聞にチラシを折り込んで訴求する必要があるのか? どうせお金を投資するなら、もっと別の告知の仕方がある。

最近、新聞を開いてみると飲食関係のチラシが多くなったと感じます。
集客が出来て、売上も上がって、利益も確保されているなら問題ないと思います。でもチラシを見ていて、伝わってこないのです。

おせち料理などのチラシを含めて伝わってくるものがないのです。それはモノのことしか伝えていないからです。

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らおも「かに」は大好きです。「極上かにフェア」というテーマでくくられているのですが。100円のずわいがにの握りで、このチラシを見たお客さまに伝わるでしょうか?
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5日間、毎日、食べたくなる弁当に見えるでしょうか? ほか弁の店頭で見た方がおいしそうで、店員さんの言葉も聞けたりするわけです。

飲食関係のチラシがこんな感じで入っているのですが・・・
ただ単に「モノ」「サービス」を告知しているだけです。

だからチラシを見ても、人を感じないのです。
たとえば「かにフェア」のチラシであれば、どんな内装のお店で食べて、このかに寿司を食べて、どんな楽しみがあるのか?
伝わってこないので、このチラシを見ても、反応が少ないのでは?

今の時代「モノ」「サービス」だけ売っているお店は苦戦すると言われているのに、どうしてこのスペックのようなチラシなのか? 経費がもったいないですね。

「ローストビーフ丼」「アボガドマグロ丼」「かにフェア」なんてどこでもやっていることなのです。
どこでもやっているのに・・・

どうしておススメするのか?
それを食べたら、どんな楽しみがあるのか?
メッセージが届かないのです。

お客さまは、らおの会社のサービスなども同じですが、この「モノ」「サービス」があふれ返っている世の中で、らおの会社を使えばどんな楽しみがあるか? お届けしないとわからない世の中です。

このチラシを誰に届けたいのか?
新聞折り込みチラシなので、幅広い人が目を通します。
でも絞り込まないと届かないのが現状です。

届けたい人が「楽しさ」を感じるような「コトチラシ」

をお客さまに届けたいものです。

勉強させていただいているエクスマでよく教えていただく言葉ですが・・・

●「モノ」「サービス」じゃなくて「コト(価値)」を届ける。
●「ライフ」じゃなくて「ライフスタイル」を届ける。
●「スペック」じゃなくて「意味」を届ける。

その届いたものを利用することによって、

どんなステキな楽しみが手に入るのか? 
どんなうれしいことがあるのか?

飲食店のテラシは、単なるメニュー紹介かもしれませんが、チラシを折り込むということは、お客さまに利用してほしいから折り込んでいるはずなので、お話ししたようなコトが伝わるチラシを制作して折り込んでいきたいものです。

つたないブログですが、お付き合いいただきありがとうございました。そんなお客さまにクライアント様の思いや楽しさが通じるコトチラシをお届けしながら、仕事を楽しんでいきたいものです。