売場のクリスマスのPOPでお話ししていて、年輩の方からひょこっと聞いた言葉に、昔はそうだったなぁー?
「売場の通路、平台、エンドにプライスカード、POPが付いていないと寂しい」
と、らおも商品より大きなプライスカードをつけて、土鍋の10号などを売っていた。
昔の売場はイケイケだったので、主通路やら、副通路にもPOPやストリーマーをつけた時代がありました。
今思い返せば、POPの森みたいな感じです。
そういえば、ダイエー系列のお店でトポスというディスカウウトストアがあって、店内のプライスカードは、ベースがすべて黄色で安さのイメージを演出していました。
そんな時代に頑張ってこられた方は、やはり売場にPOPが付いていないと寂しいと言われます。
それも同じプライスカードをリピートするようにつけたり、900×600サイズの紙プライスカードを天井から吊るようにつけたりとしないと売場じゃないと言ってました。
この担当の方は、
「競合店と比べてもPOPがついていると安く見えるじゃん」
って話されてましたが、やはりベテランの方やお店の店長の方は昔は、どこもこんな売場だったので・・・
「POPをたくさんつけることで安心する」
自己暗示みたいなものです。そんなことをブログにサクッとまとめてみました。
久々にお話ししていて・・・
「POPがたくさんついてない売場は寂しい」
と聞ききしました。
現在の若い方は、本部の売場作りのマニュアル研修で勉強しているので、この言葉を聞くといつも違和感を感じているんだろうなぁ? って気持ちがわかります。
本部はマニュアル通り展開してという、売場ではもっとつけろ
と言われる板挟みですね。
だから売場の不要なPOPは減らない。
それはお店の上層部の方次第で、マニュアル通りする方も当然見られます。
あとはPOP担当の方が、お店におられる店、担当者自身がPOPが大好きなお店は総じて枚数は多いです。
プライスカード、POPがついていないと寂しいという前に・・
売場作りって、お客さまに商品を見ていただいて楽しんで買ってもらうように準備すること。
商品が見えなければ、お客さまも素通りしてしまう。
商品はあるのに、お客さまの視界には入らないので、売れないという逆の機会ロスが起こっているように思います。
プライスカードだけでは、売場で紹介している「石油ストーブ」「石油ファンヒーター」を購入すれば、こんな快適な生活がおくれますという情報が必要だと考えます。
商品のこの暖房器具は、〇帖に最適などは、メーカーのスペック情報に記載されているのですが・・・
「この石油ファンヒーターは、タイマーがついていて、寒い朝もタイマーセットで起きれます」とか? メーカーのスペック情報のように固い言葉ではなく、話し言葉で、POPを作ってあげるとお客さまもわかりやすい。
売場の本来の目的は、お客さまに気持よくお店を利用してもらって、商品を購入していただくこと。
現在は、リアル店舗は、ネット店舗におされていますが、でもやり方によってはいくらでも改善はできると思います。
つたないブログにお付き合いいただきありがとうございます。
本来の役割をしっかり頭に残して、楽しみたいものです。