「デザイン」カテゴリーアーカイブ

デザイナーの価値って・・・ (ノ◇≦。) ビェーン!!

最近、打ち合わせなどをしていて、イラスト料や印刷費は請求しやすいけど、科目がデザイン費となったとたん、請求しにくい環境にあるなぁ? と感じることがあります。
デザインって、人により受ける価値観は異なるもので、ひとつのデザインをとらえた時に 「これいいじゃん」 という方もいれば、「これはちょっとなぁ?」 という方がおられることが、あります。
有名なデザイナーはステータスがあるので、ブランドで売上につながりますが、企業でデザインを作成している人は、企業内でも虐げられて、企業外でも虐げられて、頑張って仕事をしている割に、「合わないなぁ?」 と思っていることが多いのではないだろうか?
今日は、そんなことを考えていきたいと思います。

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クリエイティブは、こだわりを持つべきだ!!

先日、有名なデザイナーの方とお話しをする機会があって、今、当社で行っているグラフィックデザイン業務について説明してお話しすることがありました。
私の過去のブログでも書いていたのですが・・・
「デザイナーって、個性とこだわりは持つべきだ!!」
https://itoh.undine-noah.com/?p=1941

という過去のブログももしよかったら見ていただきたいのですが、そのデザイナーが言われたことは・・・

「デザイナーって言うのは、100人の人すべてにこのデザインいいですね」 って言われる仕事じゃない。 「自分の納得したデザインを、100人のうちたったひとりに、喜んでもらえるこだわりを持ちなさい」 と言われました。 今日もまたまた、デザイナー含むクリエイターって、人のことを考えたいと思います。

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クリエイターって、デザイナー、作家、作曲家、そして経営者も入るんじゃないかな? イノベーティブでユニークなものを発想して、見極められる能力を持っている人じゃないかな? と思います。

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3秒間振り向かせるデザインを作ろう!!

今朝、出勤する時に、いつものように大阪市営地下鉄・御堂筋線の車両に乗車すると車両に入った途端!!

「誰か?いたずらして吊ビラ破っているじゃん!!」

って思わせるような、吊ビラを見つけました。
この吊ビラは、海遊館の「シャークワールド」のイベント告知の吊ビラだったのですが・・・!?

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車両に乗って、この吊ビラを見た時に、真っ先に目に入ってきたので、破れて「いたずらされて不細工だなぁ?」と思って、何気なく見ていたら、車内の他の吊ビラもよく見ていると、同じように破れている。

「あれ?」

これって、デザインなの?
サメの口元を見ると、紙の破れているところをくわえているではないですか? 裏側はどうなっているんだろう? と見てみると・・・IMG_7368

裏側は「シュモクザメ」? っていうのでしょうか?
表裏別版印刷で、シュモクザメも同じように、紙の切れっぱしをくわえている。車内の使用されている吊ビラも他の種類の吊ビラがつくことなく、この海遊館の吊ビラに絞られ、統一されて取り付けられているので、連続感の迫力もあるし、この「シャークワールド」を見に、海遊館に久々に行ってみようかな? って感じました。

途中で、別のラインの四つ橋線に乗り換えたのですが・・・

IMG_7373   大阪市営地下鉄・御堂筋線

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大阪市営地下鉄・四つ橋線

四ツ橋線では、御堂筋線のような横長の吊ビラは展開されておらず、普通のサイズの吊ビラでしたが、やはりデザインは同じでしたが、片面印刷なので、御堂筋線のようなイメージはありませんでした。

昨日もお話ししたのですが・・・
ベテランのデザイナーさんとお話しをしている時に、当社のようなお店の店頭で使用する販促ツールをデザインしているようなデザイナーは、

「3秒間、お客様の視線を立ち止まらせる」

ことを考えながら、デザイン制作を進めていかなければならないといわれていました。
なぜ3秒間かというと、私たちの業界でよくいわれることは、公共の場のデザインで 「お客様の目にとまる時間は、長くても3秒程度」 といわれています。ましてや日頃、店頭を見ていても、いろいろな種類のフォーマットから作られた販促物が、店頭の商品やサービスを利用していただくために展開されています。
そこにひとつのルールがあればいいのですが、売場の担当者が手書きで作ったものから、我々のような業者が依頼されて制作したもの、またメーカーからのツールと様々なフォーマットが異なり、形状も異なる多くの告知ツール、販促ツールがあります。

「立ち止まってみますか?」

おそらく多くのお客様が、そんなPOPって見ていないと答えられる方が多いのではないでしょうか? 必要で買いたいものの売場では立ち止まるでしょうが、POPなどに目線がいって、立ち止まることはありません。
私は、そのお店が売れているか? 売れていないか? POPなどの多さがひとつのバロメーターと思っています。POP、販促ツールは、商品が売れない、売上が悪い時ほど、比例して多くなるんです。
逆効果 なんです。
なぜ付けるか? というと売場の担当者が、付けることによって、「不安から解放されるからなのです。これだけ付けたから、売上が上がるだろう」という・・・
売場の担当者が、

逆に「これいいですよ!!」「これオススメ!!」

ということが、POP、販促ツールが見た方に伝わらない売場になっているのです。
物があふれている時代です。サービスを利用する人や店頭で商品を購入されるお客様からすれば、余程じゃないと、立ち止まって3秒間見ることはないと思います。
そこで、私はデザイナーじゃないので、デザイン面からは、「口デザイン」的な話はしますが、技術的なお話しできませんが、逆にお客様の立場で感じるPOPをまとめておきたいと思います。

1. 文字数少なく

よく店頭のPOP、販促ツールを見ると、文字がいっぱい記入されたツールがあります。それって、自分が店頭で見た時に、読むか? 考えてほしいのです。まず余程、興味がないと読まないと思います。
サイズによって、字数は異なると思うのですが、字数は少なく、簡単に伝わるように、キャッチコピーをしっかりしたいものです。

2. シズル感を伝えよう

たとえば食品なら、この食品を購入してもらえれば、こんなにおいしいとか? こんな料理に使えるとか? 伝えるようなツールがあればいいですね。 売場の担当のパートさんに経験上の思いをPOPに入れてもらうのもいいかも・・・?
非食品なら、この商品を買えば、生活がこんな風に変わるとか? この商品はこんなに便利なんですよなど、お客様が購入されてからの生活のイメージが出来るようなものがいいと思います。
この「シズル感」を伝えることによって、共感が生まれ、一度、買ってみようという気持ちにつながるものです。

3. モチーフ、画像はアイキャッチにつながりやすい

やはり商品POPなどは、モチーフ、画像があったほうがわかりやすいですし、アイキャッチ度も グッと上ります。ただ食品売場で、よくレシピなどをPOPを見ますが、画像をしっかりのせて、細かい文字を入れているのは、読めないと思います。
逆に、そのレシピに必要な食材のイラストでも入れたらいいのではないでしょうか?

という感じで、「3秒でお客様に伝わるPOP、販促ツールのデザインの作成を進めていきたい」 と思います。
日々努力ですね!!

今日も長々とお付き合いいただきありがとうございました。

パワスポ社長_感謝


デザイナーって、個性とこだわりは持つべきだ!!

昨日も暑かったですが、今朝も湿気がかなり高く暑い朝です。
昨日は、会社のデザイナーの若いメンバーとデザイン経験歴の長い方の事務所にお伺いさせていただき、ざっくばらんにお話しを聞かせていただきました。そんなことを今日は、記しておこうと思います。

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起業以来、グラフィックデザインを中心にして、企画、ツールの制作を行ってきました。どうやって売場のイベント展開や商品にお客様の目をキャッチできるか? 業務を進めてきました。
デザイナーの目を高めるために、リサーチなどの業務も合わせて、進めてきたのですが、デザイン、有名な絵画も同様ですが、人によって、評価もわかれるものです。
ただ自分の作りたいデザインを業務で追われ、忙しい中、絶えず考えて制作してみるように伝えてきました。
そんな考えをずっと抱いていたのですが、昨日、お話しを聞いて、間違っていなかったかな? と感じました。
ただ、そうじゃないよという人もおられると思いますが、私の思うデザイナー像を記していきたいと思います。

デザイナーとか? プロデューサーとか? ディレクターとか? 横文字の役職の職業って、傍から見れば、名刺でも交換すれば、「お!! デザイナーか?かっこいいなぁ?」 って感じるものです。
でも私もずっと抱いていますが、売場のPOPをオペレートしながら作成するメンバーの姿を見て、ずっと「これでいいのか?」と思っていました。

お話しをさせていただいていて・・・
そのようなデザイナー方は、デザイナーではなく、「サラリーマンデザイナー」「やっつけデザイナー」「オペレーターデザイナー」 って言われて、決まった型に要素を放り込んで、作成していくので、デザイナーじゃないって、明確に言われました。

●それではデザイナーって・・・

1. デザイナーは、「こだわり」 を持て!!

人から批判されても、自分が思うデザインを作成する強いこころを持つべきだと。やはりデザインは、人によって、見方が違う、評価が分かれるものです。
ただ機械的にデザインを組んでいても、便利使いで、個性も何もない。
やはり相手が、感じる、感じないは別にして、たとえば3案デザインを制作しなければならないとしたら、自分の思う案を、1案組み込んでみるべきなんだなぁ? と起業当初、私が言っていたことと同じことをいわれていました。お話を聞いて、改めて自分のデザインを制作してチャレンジする大切さをメンバーも感じたのではないか?と思います。

2. デザイナーの「こだわり」は、価値につながる!

デザイナーは、こだわりを持って、制作を進めながら、個性や特徴を出していくことによって、「このデザインなら、あの人に頼もう」 と頼りにされるようになるようにしていかないと、デザイナーとは言わないとのことでした。 だからかっこいいんだとのこと!!
それが 「価値につながるんだ」 と・・・ なぜ大手の企業が、高い金を出してなぜ大手の広告代理店を利用するか? そこには、その大手広告代理店に 「ステータス」 があるということでした。
デザイナーも、そんな価値を評価されるように、こだわる部分は、こだわるべきだと言われていました。

3. デザイナーは、「遊びこころ」を持て!!

デザイナーは、たとえば「映画」を見たり、「美術館」に行ったりして目を養いながら、世の中を知らないといけない。また楽しんでいないと、デザインにちょっとした遊びこころが出てこないので、制作されたデザインをみてもおもしろくないとのこと。
たとえば、商店街や電車の吊ビラなどを見て、自分だったらこんなデザインして、思いを伝えるけどなぁ? という思いを膨らましながら、対応できるようにしていけば、それが 「イメージトレーニング」 と同じような状況につながるんだということで、なるほどなぁ? って感じました。
やはり楽しいみながら、そんな仕事が回ってきた時に、すぐに発想ができるということは、素晴らしいと思いました。

4. デザイナーは、「営業にいきなさい」!!

営業に行って、お客様の話しを聞いて、まず自分がこだわったデザインがお客様に気持ちが通じているか? 制作したデザインに対してのお客様の評価をダイレクトに聞くことにより、修正業務がスムーズにできるように対応していく。
おそらくこのお話しをお聞きした中に、第三者から見た目も養いなさいという思いも伝えたかったのではないか? と思います。

ほんとうにお話しを聞いていて、起業して私がいってきたことは、デザイナーを育てていく上で、間違っていなかったかな? と改めて感じました。

会社の業務で、商品、人、会社をメイクして、お客様の思いを実現できていくように導くことが、メインの柱として、今後、取り組んでいきたいことです。

特に、デザインは、それぞれの価値を、第三者に伝えて、お客様の抱いておられるイメージを実現させていく上で、当社でも重要な業務です。
今回、ベテランの第一線でバリバリにやられている方のお話しだったので、きっと当社のデザイナーも気持ちを引き締めて、業務を遂行して、いいデザインを立案・制作していくと思います。

今日も長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございました。

パワスポ社長_感謝


変化はチャンスだ!!

先日 「小売業は変化対応業だ」 ということを記させていただきました。私は、週末は、ウインドーショッピングが趣味なので、よく売場を見に行って、気に入ったものがあったりしたら買っちゃいます。
誰でも近隣の同じ店をよく利用したりすると思うのですが、ふと見ると先週と同じマンネリ化の売場ということが、けっこうあるんです。
それも売れているのなら・・・納得!! どう見ても売れていない?
そんな売場を見ると残念に思います。

もう少し考えたら・・・?

といろいろ理由があると思いますが、言いたくなっちゃいます。
売場って、やはりお客さまに支持される=売上を確保することです。
ということは、利用していただくお客さまの動きを見ていないといけません。私が勤務していた頃もそうだったのですが、不必要と思われる資料の作成や会議が多くて、なかなか売場に出れない。
よく先輩の方は・・・

売場に出て、なんぼ・・・!!

って言われていた事を思い出します。ほんとうにそうなんです。
売場に出て、商品を整理したり、品出しをしたりすると、ヒントがけっこうあるんです。
たとえば・・・

「昨日までと違って、これ売れてるじゃん!!」
「こんなサービスがあったら、お客さまの滞留時間が伸びて、売上が伸びるんじゃないか?」

いろいろ現場を見て、推測して考えれるのです。そんなヒントがたくさんあるのに、事務所キーパーになって、机にかじりついていていてもダメなのです。
そこで今日のテーマです。

お客さまの変化は、チャンスなのです。

変化といえば、小売業だけではなく、どんな仕事、私事でも、変化に背を向けず、こころを開いて、素直に変化を認めて、柔軟に対応する姿勢とうのは、大切だと思います。

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たとえば、最近、話題のコンビニコーヒー!!
今まで自販機などのコーヒーはありましたが、コンビニで展開されている 「いれたてコーヒー」 ほどおいしくありませんでした。
このコンビニの「いれたてコーヒー」の影響で、自販機の缶コーヒーやファーストフードが影響を大きく受けました。
ということは、お客さまが、今まで不憫や不満足だったから、この結果が生まれたのではないでしょうか?
セブンイレブンが、導入当初は、一番お客さまに支持され、話題にもなっていたと思うのですが・・・ 当然、導入する最初の段階では、会社でも採算性などいろいろ考えられたと思います。
まず・・・

お客さまの変化→仮説

特にセブンイレブンでは、お客さまの立場に立って、不便、不満足、不快などがどこにあるのか? お客さまの生活基点に立って、考えて、実行されています。
だからセブンプレミアムの商品も、今の味では、きっとお客さまが慣れてくれば、あきられてしまうことがわかっているので、リニュアル販売した時点から、次のステップ目指して、改良を進められています。
だから値段も少々割高ですが、お客さまに支持され、売れ続けている。

お客さまの要求は、わがままなのです。

やはり伸び続けている会社というのは、それがわかっているから、その要求を理解して、受け入れる努力をして、イノベーションをしようとしています。
当社の業務などでもそうですが、販促ツールのデザインの色ひとつでも細かく言われる方がいます。でも、単にご紹介させていただいたデザインを受け入れる会社より、そんな会社の方が、販促ツールひとつとっても意志が入っていますので、売上も伸びるモノなのです。

そんな変化を感じて、チャンスととらえるのか? とらえられないのか?

そんなことが分岐点のように思います。

今日も長々とお付き合いいただきありがとうございました。

パワスポ社長_感謝


売場にPOPって、こんなに必要なの?

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

最近、売場で買物をしていてふと思うことがあります。
それは何か?というと、先日、チラシでもお話ししましたが、お店って、高い経費を払って、チラシや売場のPOPを作って、お客さまに、

「どれだけ思いが伝わっているんだろう?」

「おいおい社長、何、言ってるの?」・・・って、そんな仕事を中心にやっているので、メンバーの声が届いてきそうですが、最終、自分含めたお客さまが買物をする売場で、「これじゃ、ダメだろう」 と思うことが多くなりました。

お店では、お客さまに商品を買ってほしくて、お店に来てほしくて、商品やサービスの案内をしているわけですが、お客さまの目線で見た時に、売場のPOPって多いなぁ? って感じることがあります。
たとえば画像のような文字数が多くて、ツラツラと商品の説明が書かれているPOPをお客さまが立ち止まってみるか?
その商品を売るためにつながっているか?
破れたPOPがそのまま売場についていることもあります。
もっとPOPが必要ならお客さま目線で、展開するべきだと思うのです。

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私も売場を作っていたので、POPの重要性は、わかります。
昔に比べて従業員が減っているので、POPに思いを伝えてもらおうということで、POPは、「プライスPOP」「機能訴求POP」など様々な種類のPOPが展開され、また担当者によっていろいろなデザインフォーマットで、展開されています。

売場のPOPをお客さまが見ているか?というと、私は、よほど興味がない限り見ていない と思います。
たとえば食品売場の農産、畜産、水産、加工食品、日配の担当者が自分の担当外の売場を見た時に、ここまでPOPがいるの? と思わないでしょうか?
それをチェックするのが、フロワー責任者なのですが、フロワー責任者のある人は 「POPがついていないと、売場のにぎわいがない」 とノー天気な平気な顔で言われる方もいたりします。私なら費用対効果を考えますので、効果のないものに経費をかけてもしょうがないと思います。

売場のにぎわいは、私は「商品」 だと思います。
それを助けるのが、POP・・・どう見ても、どこの店を見ても・・・

「商品が主役の売場ではなく、POPが中心の売場になっている」

としか、私には、見えないのです。
POPには、売場の雰囲気を高める効果はあります。
ただ目的もなく、寂しいからつけておけというPOPは、効果もありません。

そのために見てもらえるようなPOPを作っていきたいものです。

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Before → After 式に作ってみました。
たとえば売場のコッペパンに「朝食にぴったりなおいしいパンはいかがですか?」という文字だけのPOPをパン屋さんでよく見ます。
ただ文字だけでは「おいしさ」というシズル感は、伝わらない のです。
それはお客さまがこのパンを買われて、食べる楽しみが伝わらなのです。
そこで 「こんがり焼きあがった」 パンのイラストを差し込んでみました。
売場でパンといっしょに展開されていたらどうでしょう?
デザインは、人によって感じ方が異なるので、どうかな? と思いますが、パンのイラストを差し込むことによって、「焼き立てのこんがり感」が伝わりませんか?「ジャムやスープなどといっしょに」ということで、朝の朝食に食べてみたらどうかな? ということをお客さまに連想を抱かせないでしょうか?

これがお客さまに思いを伝えるということです。まずPOPを見てもらう!!

チラシやPOPは見てもらうことで、役割を果たせます。お客さまからすれば、欲しくもなく、必要性のない商品やサービスを紹介しようとしても、見るわけないと思います。

だってそれは、私自身が売場で見ないから・・・

チラシやPOPを 「まず見てもらう」 工夫をする必要がありますし、そんな売り込みたい商品をお客さまの目に飛び込ませるために、もっと売場のPOPを引き算する必要があると私は、感じます。
POPが重なり合って、見えないからです。また主役の商品が、売場のPOPに隠れて見えないこともあります。

お客さまにもっと快適に売場を楽しく利用してもらおう。
商品を見てかってもらおうと思うなら・・・

売場も楽しく、売場のPOPも楽しくする必要があると思います。
お客さまにもメリットがあって、クライアント様にもメリットがある提案をしていきたいですね。

それが「プロ」だと思うからです。

今日も長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

パワスポ社長_感謝


「マツコの知らない世界」で紹介されたセブンイレブンの商品展開を見て!! 私ものせられて買ったひとり!!

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

最近、セブンイレブンで買物をしていると 「マツコの知らない世界」で紹介されましたという棚シートが、番組で紹介された商品につけられています。
ついアイキャッチ度が高い告知演出がされているので、思わず買っちゃいました。

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この展開を見て、さすがセブンイレブンは、抜かりがないなぁ? と感じました。
きちんとマスメディアで、紹介された商品は、目立つように訴求されているし、展開フェースも拡大して、目立つように展開されています。
今まで 「マツコの知らない世界」 で、いろいろな商品が紹介されたましたが、その他のお店と比べると、欠品も少なく、きちんと販売計画が立てられ販売されていると感じました。

「お客さまからすれば、売場がわかりやすく買いやすい、商品が欠品していないことが、その店の信頼につながるのです。」

「メディアで紹介されて、よく売れるのは、わかっていること。」

それをうまくコントロールするのもわざわざ買いに来てくれたお客さまへのプロとしての仕事ではないでしょうか? 残念なことに、同番組で紹介されたら、決まって、商品がショートして欠品することが、他の紹介された商品で何度もありました。

私も 「マツコの知らない世界」 を見ては、マツコ・デラックスさんの口調にのせられて購入した商品もあります。
おすすめランキング1位の手帳を東急ハンズで買ったり、ファミリーマートで燻製うずら卵を買ったりと、紹介された商品は、売場では告知もないのにショートするほどよく売れています。でもこれらの商品は、ショートして、なかなか手に入りませんでした。

これって、せっかくのビジネスチャンスを逃しているようで、私は、もったいないと思います。

先日、 「新聞折り込みチラシの費用対効果って・・・?」
https://itoh.undine-noah.com/?p=1442
っていうテーマで投稿しましたが、ほんとうに見ていただいた方には感謝します。有名なブロガーからすれば、そんなもんと思われるかもしれませんが、私は、とてもうれしく感じました。この気持ちをいつまでも大切にして、思いを伝えていきたいと思います。

話しが横に反れてしまいましたが・・・
小売店の集客目的のこころの安らぎの 「新聞折り込みチラシ」 を打たなくても、商品が欠品ショートするほど売れるのです。

「マツコの知らない世界」 という番組は、2月17日放送のスペシャルで、視聴率14.5%を上げたのですが、こうやって商品が集客できて、売れることは、新聞を配達してもらって購読される方が減っている=折り込みチラシ枚数も減少=見るお客さまも減っている。
やはり動画の力とマツコ・デラックスさんのその気にさせてしまうトーク、これはすごいものがあります。よく考えてみると販促手法につながるのではないか? と思います。

この番組は、ある分野のマニアといわれる人が、マツコ・デラックスさんに 「こんなもの(世界)があるんですよ、すごいでしょう。」 ってプレゼンをする。 最初は、私たちがよく目にする「定番商品」を紹介されているのですが、段々、マニアックな商品や特別な味や機能を持った商品へ変わっていく。
やはりここでのマツコ・デラックスさんのトークが

「この商品ほしい!!」

って、私たちにそんな気持ちにさせちゃうんですね。

「正直ビミョー」 「キライ」

こんなトークに私も踊ってしまったひとりですが、手帳も今まで、使ったことがないくらい便利な仕様でしたし、ファミリーマートの燻製たまごもおいしかったです。

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お店の方でも、画像のようなPOPを作って、番組で紹介された商品を訴求しています。ただこのPOPは、コンプライアンスは、大丈夫なのか? 私はわかりませんが・・・

マツコ・デラックスさんだから話も通りやすく、拡散される可能性は、当然、高い と思いますが・・・
先日の「新聞折り込みチラシの費用対効果って・・・?」 投稿記事でお話ししたように、新聞を配達してもらって、購読される方も減っている中、何十枚も折りたたまれて配達されているチラシに埋もれるより、ネットで 「個」とつながる方が効果があるのでは?

新聞折り込みチラシに、何十億もつぎ込んで、わけのわからないテーマタイトルや特売商品オンパレードの折り込みチラシを制作するより、ネットで動画を使って告知をしたりして、販促手法を切り替える時代にきていると思います。
まずは、費用対効果というものさしで、それぞれの効果をはかって、検討してみたらいいと思います。

「折り込みチラシ」を打たないとお客さまは、集客できないという中毒症状になっていませんか?
時代は、刻一刻と、変わっているのです。
まずは企業を取り巻く情報収集力とお客さまにわかりやすい売場作りです。
お客さまが最終商品を選ぶのは、売場なのですから・・・

今日も長々と私のお話しのお付き合いいただき、ありがとうございました。

パワスポ社長_感謝


モノが売れない時代、こだわったデザインが、会社の「顔」を作る!!

「モノが売れなくなった。」
「モノが欲しくなくなった。」
「モノは、もういらない。」 と言われるようになってから・・・久しく時間が経ちました。 家の中は、モノであふれかえっているのが現状ではないでしょうか?

家電製品などは、機能が便利な商品が発売されれば、買い替え需要で売れてました。でもお客さまは、景気の悪化とともに、まだ使えるから我慢しようという生活スタイルに変わってきました。
家電製品などは、春バージョン、秋バージョンと機能を追加しては、新製品を発売してきました。特にモデルチェンジが、短期間だったパソコンなどは、今思えば、春・夏・秋・冬と次々と新バージョンを発売しては、お客さまの購買意識をくすぐってきました。
その間、機能は訴求されて、どんどん進化してきました。
逆にデザインは、どうだったか? と思えば、たとえば電子レンジを考えてみれば、どこも同じ白い箱型、炊飯ジャーもどこも似たり寄ったりの形状でした。

そんな中、お客さまは、自分なりの「心地のよい商品」「心地のよい場」を求め始め、「個」を重視し始めました。
日本の企業では、心地よいデザインの商品が提供されていなかったので、特に顕著だったのが、ダイソンの掃除機や扇風機が 、日本の製品に比べて値段が高いのに、たいへんよく売れました。
値段は関係なく、よいデザインであれば、売れるのです。
テレビで話題の家電商品が紹介される時には、必ずダイソンが紹介されていまいした。掃除機もデザインはかわいかったですし、扇風機も、羽がなく、日本の扇風機などは、羽根つきなので、初めて見た時は、エッというデザインでした。
やはり羽のない扇風機のデザインは、画期的でしたし、ダイソンは、デザインにお金を掛けて、企業のブランディングを進めていました。

そんな企業を探した時、日本ではユニクロなのではないか?と思います。現在では、錦織圭選手の活躍もあると思いますが・・・企業ブランディングをしっかり保っておられます。

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ユニクロの場合、「商品のデザイン」「お店のデザイン」「企業ロゴデザイン」「コマーシャルデザイン」 までブランドイメージを統一して行っている企業のひとつ じゃないか? と思います。
経営者の柳井さんも「デザインが大切だ」ということを、知り抜いている方なので、企業のすべてをトータルデザインのフレームから考えてコントロールされているので、売上が悪いといわれる時期もありましたが、きちんと売上を立て直して、騎乗してきます。

やはりデザインって、当社のデザイナーにも話すことがあるのですが、制作したデザインを自ら、そのデザインを見ている人に デザインのコンセプト、デザインに対する思い、そのデザインを基にしたストーリーの「話し」 ができるか?どうかだと思います。
デザインの「絵」そのものに、物語を話しをさせる。
そんなことを 「絵」 にする。 「絵」 = 「言葉」 なのかもしれません。

時々、デザイナーに 「どうしてこのデザインを作ったの?」 「このデザインの色の意味は?」 とか?
デザインの勉強などしたこともない私が質問することがあります。

「なぜ?」

やはり デザインを作った以上、自分が作ったデザインに対して、説明ができなければ、私は、ダメだ と思っています。
クライアント様に指示されて、自分の思いを込めて作ったデザインを、説明もせず、安易に変えるような仕事だけはしてほしくないなぁ?

なぜなら・・・デザインひとつ考えるにも、あれやこれや考えて思いを込めて作っているのですから、そんな思いを言葉にして説明して、よりよいデザインのモノを提案していきたいものです。

「仕事に、こだわりを持つことは重要だ」 と思います。
安易にクライアント様に言われて、修正するのは、楽です。でも、自分が作りたかったデザインへの思いもあると思います。
なければ、今後、人工知能も進化する中、ロボットが作ったら、もっといいデザインのモノができる時代になるかもしれません。

そんな味わいのない時代にチャレンジしていきたいものです。
デザインへのこだわりが、この会社の「顔」をデザインしていることにつながっていく ように、私は、思います。

今日も長々と私の話しにお付き合いいただきありがとうございました。

パワスポ社長_感謝

 


春の行楽におにぎりを持って行きたいですね。

今日は、地域によっては、雪も舞ったりして、昨日までの暖かさが、一変、冬に戻ったような気温です。この寒さも木曜日には、また暖かくなるようです。
三寒四温を繰り返しながら、春本番になるのでしょう。
今年は、エルニーニョ現象の影響で、暖かくなると聞いていたのですが、実際は、冬を通して元旦に雪が積もったりして、寒かったですね。先週末は、さくらの開花情報もチラホラ耳にしましたが、満開までは、少し時間がかかればいいなぁ? って、淡い期待を抱かせる寒さのぶり返しです。

少しでも長くさくらの季節を楽しみたいですから・・・

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先週末から高校野球も始まり、こどもたちも春休みに入り、ここ二・三日は、肌寒いですが、ブラっと歩きたくなる行楽の季節ですね。

週末に売場を見ていると、春の行楽のお供に、「おにぎり」の展開が拡大され、「おにぎりを売るぞ!!」という売場が作られている!! って感じたので、今日は、そのことを記しておきたいと思います。

雑学ですが・・・ 「おにぎり」のいわれってなんだろうと調べてみました。おにぎりとは形を問わずご飯を「握り」作ったもの なのが、いわれのようです。もともとは作り置きが可能で、保存性や携行性に優れ、手づかみで食べれることから、残りご飯の保存や携行食として、楽しんできたようです。
最近では、スーパーやコンビニで販売され、気軽に手に入って、食べれることから、会社のメンバーもお昼に、コンビニから買ってきて、カップ麺と合わせて食べたりしています。

これからの春の行楽の季節を迎えるにあたって、コンビニ、スーパーともおにぎりの新商品開発合戦、お客さまの取り合い合戦を繰り広げる季節になるので、普段、お店で買物を楽しむ方としては、どんなおにぎりが、今年は出てくるのか? 楽しみです。

ライフさんでは、

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会社facebookページで・・・
「 ライフ近畿圏、お惣菜コーナーよりお知らせです♪
ライフのおにぎりがリニューアル!
具材・製法にこだわり、さらにおいしくなりました。

ポイントは…
・お米の甘みがひきたつ塩加減
・お米がふんわりほどけるふっくら製法
・海苔の産地など具材選び
新しくなったおにぎりをこの機会にぜひお試しください! 

と結び告知されていました。
販促告知ツールの「おいしさのこだわり」もシズル感も持って紹介され、作成されていました。ただ棚下の腰巻代わりに展開されるのは? 買物されるお客さまの足に隠れるので、情報告知ツールを展開するのは、どうかな? って思ったりします。
値段も98円均一で展開されていますが、お店に行ったのは、会社帰りの20時過ぎだったので、さらに20%offと安くなっていました。
ラッキー!!
インストアで加工しているパンもそうですが、閉店近い時間になってくると見切りでさらにお買得価格になっています。

今日のブログの一番上にあげた画像は、イトーヨーカドーさんですが、やはりデザイン、コピーともおいしさが伝わり、お客さまのモチベーションが上がります。

「買ってみよう!!」 って思わずなりませんか?

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新商品
なんで、今までなかったんやろっ?
味付け海苔おにぎり やっぱコレやで!

このコピーとツールのデザイン・・・ 海苔にあわせて、海の波のイメージでツールのデザインが構成されていて、かつ島陳列で拡大展開しているのもいいと思いました。

「お客さまに、思いが伝わるPOP」

せっかく経費を使うのですから、費用対効果を出せるPOPを作成していかないともったいないと思います。
この店を利用しているお客さまに、「やっぱコレやで!」 というPOPのコピーなどが伝われば、近くのイトーヨーカドーだけではなく、行楽先などでイトーヨカードを見つければ、きっと買ったりするんじゃないかな? って思います。

売場の担当者が、売り込みたい商品に、このようなPOPつけて、お客さまの目に入り、アイキャッチ度高め、興味を持っていただけるPOPじゃないと役割を果たしているとはいえません。
このツールは、全店で導入されているのか? は、わかりませんが、お客さまにおにぎりの新商品を認知してもらうにはいいのではないか?と思います。

やはり「商品名」「プライス」だけのPOPの時代は、もう終わっている。自分の売りたい商品に、その商品のおいしさ、良さが伝わるPOPをつけて売場を作って告知していかないといけない時代だということでしょう!!
売場が楽しくないと買わない時代です。だって、商品はあふれているのですから・・・

今日も長々とお付き合いいただきありがとうございます。

パワスポ社長_感謝


おめでとう!!「1,047,246人」。

2月19日のBLOG記事で記しましたが、このタイトルの数字は、2月末で、「ひらかたパーク」 年間来園者の数字です。

「よかった」!!

って感じです。

岡田新園長の公約の「年間来園者100万人達成できなかったら、さよなら。」ではなく、100万人突破したので、園長→ 「延長」になったと3月7日に発表されました。
同じ枚方市民として、うれしいニュースですね。
「枚方市」も岡田准一さんを、名誉市民としてお願いして、市の発展に寄与してもらえばいいと思うのですが・・・
ネットなどを見ていると枚方市に縁のある方って、案外多いんですね。名誉市民条例があるので、名誉市民になってもらって「枚方市」という街のプロデュース にお力を借りたらいいのに!! って思います。
自動車の所有台数は、減少傾向にあるのに、市内道路は、工事ばかり、もっとお金の使い方はあるだろうにと思うのは、私だけでしょうか?

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少し横道に反れてしまいましたが・・・
国内のテーマパークや遊園地の集客が好調のようで、平成26年は、6,065億円の市場規模で、前年比6.3%増のようです。
関西では、2月19日のブログでも記しましたが、多くの遊園地が閉園に追い込まれ、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを除き、生き残っているテーマパークや遊園地は、小規模な投資で、個性的な集客で運営されています。 だからおもしろいのでしょう。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、最近では、450億円を投じてハリーポッターエリアが話題になりました。大規模な投資をされているので、集客の目玉になるのは当然のことです。逆に話題にならなければ、死活問題でしょう。
ただ、数十分の一の投資規模で展開されている「進撃の巨人」「エヴァンゲリオン」などの期間限定のイベントがコアなファンを中心に抜群のコストパフォーマンスで集客効果を発揮しているそうです。
「COOL JAPAN」の効果もあると思いますが、昨年、発売されたエヴァンゲリオンのコミックもよく売れたように、そのような施設で使える話題をサーチして、イベントに活用する。
またイルミネーションやミニイベントなども売上を押し上げたようです。限られた経営資源の中、このような小さな投資での集客策は、当然考えて絞り出していると思いますが、まだまだ・・・その時流やお客さまのこの施設への期待を考慮すれば・・・

「これは?」

とうものがあると思います。

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ひらかたパークも久々に行ってみると、ほんとうにこじんまりした遊園地でしたが、ゆったりのんびりできました。
昔は、もっと乗り物などの遊技機が多かったと思うのですが・・・
初夏になれば、バラ園でもバラが開花して、自然も楽しめるでしょう。
また小動物もいました。

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3月7日の1年間の来園者の結果発表会に、雨の中、多くの方が参加されたようで、その喜びをともにされた報道があり、もちろんジャニーズの一員ですから、多くのファンがおられると思います。ただこの結果発表に共感された方も多いのでは? と感じました。
昨年の岡田准一さんの活躍は、「永遠のゼロ」「蜩ノ記」「黒田官兵衛」などに代表されるように、すごく活躍され、どれも楽しませてもらいました。そして今回のひらかたパークでの活躍。

ひらかたパークでは、「ありがとうイヤー」 として新たなキャンペーンを展開していくようです。少しテーマの 「ありがとう」 という言葉が気にかかりますが・・・?
来年の2月末まで、木製コースター・エルフやジャイアントドロップ・メテオなど5つのアトラクションで乗車中に、「ひらパー兄さんでおま!」にちなみ・・・

「おまー」!!

以外での叫び声が禁止になる 「おまライド」 を展開されていくようです。また乗車中に叫ぶことができた人には、「おまのど飴」をプレゼントしてくれるようです。
圧巻は、新CMのポスターです。
園長→「延長」 に置き換えて、延長コードのコンセント利用したデザインが施されていました。

ひらかたパークホームページ 「園長、延長。」
http://www.hirakatapark.co.jp/hirapar_niisan/

また園長オリジナルグッズで、延長コードを販売されるのでしょうか?
いろいろなシチュエーションにおいて、楽しいデザインや企画・・・考えられる会社に発展させていきたいですね (^^)

今日も長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございました。
気温も上がってきたら、ひらパーに、ぜひ!!
感謝〜 (^^ ♪