こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。
売場で買い物するたびに売場についているPOPを見るのですが、売場の方は、一生懸命売場に「商品名」「プライス」だけを表示したプライスカードを取付られています。
でも一生懸命した割りに、この効果ってどうなのでしょう?
別に売場から一掃しても売上は変わらないんじゃないか?
そんなことを考えてしまいます。
だって農産売場で言えば、白菜は「白菜」にんじんは「にんじん」さつまいもは「さつまいも」とうふは「豆腐」ってわかります。そんなことに一生懸命時間を費やしても、売り切ることにつながらないのです。そんなことをサクッとブログにまとめてみました。
よっぽど知られていない商品以外は、プライスカードなんていらないんじゃないかな? だって毎週、買物に行っていればわかる。
魚とか? 肉の部位などのプライスカードは必要だと思います。
でもそれ以外のプライスカードを外した方が売場はすっきり!!
お客さまにお届けしたいものがくっきりはっきりします。
売場にもメリハリをつけた方が、担当の方が今日お届けしたい商品がはっきりしていい。
毎週、買物に行っては、プライスカードなんて、ほとんど見ずに買物を完了させちゃいます。
ということは・・・
必要なモノしか買わない。
ということなのです。
客単価がデフレ傾向にあるので、再び下がり傾向である中で、お買い上げ点数も財布を閉めようとしているので、下がり傾向。
という環境で、売上が上がる要素はないわけです。
そんな中でPOPについて考えてみました。
画像の梅干ですが、安くないけど気になって買っちゃいました。
「すっぱーい」という話し言葉とPOPに生産者の顔が掲載されて作られていましたが、つい衝動買いしちゃいました。
きっとこのPOPは売場の担当の方が手書きで作られたものだと思いますが、パソコンで作られるものが全盛の中、手書きって、温かい感じがします。
よくモノつくりで「見える化」という言葉が使われますが、売場も可視率を高めて主役の商品が目立つようにしたいものです。
これから気温も低下し、おでんや鍋物をつつきたい季節です。
日本全国のご当地おでんパックを集めてコーナー展開していました。
大手スーパーのパックおでんは、298円、398円ですが、このコーナーではそれより価格の高いこだわりの商品を販売していました。
お客さまにお届けする「こだわり」
そんな気持ちで売場もきっと作られているので、単価の高いモノでも売れる。
お客さまにこのお店はそんなこだわりを持った商品を販売していると認識してもらえれば、ターゲットとしないお客さまは来られない。
●売上=客数✖客単価
ということを考えれば、単価の下落を防いでいるわけですから、売上も大手スーパーのように極端に下がることはない。
必要なPOPをつければ、お客さまもファンになっていくのではないでしょうか?
つたないブログにお付き合いいただきありがとうございます。
売場は出来る限りすっきして、お客さまに買い回りしやすいように考えたいものですね。
自分の売場を歩いた時に、不必要なプライスカードは外して、話しかけるようなコトPOPをお客さまにお届けしたい商品にはつけたいものですね。
コトPOPを業種に関係なく担当者がお客さまにお届けしたい商品につければ、お客さまの店内滞留時間も延びて、きっと売上に結びつきます。
楽しい売場を作って、どんどん売り切る量を伸ばしていきたいものですね。