販売促進ツールデザインを考えるのに大切なこと

こんにちは~ ♬
売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。

11月入って、あっちこっちのお店では
ハロウインの演出からクリスマスの演出に切り替わりました。
スーパーのスタッフの方がせっせこ売場に

・販売用のクリスマスツリー
・クリスマスツリー用の飾り
・パーティーグッズ

などを広げて陳列している姿を見ます。
数年前からクリスマスツリーは、ほとんど売れない商品になっているのに、未だに並べるのはどうしてかな?
なんて思いながら、習慣ってたいへんだなぁー?

クリスマスツリーは演出だけにして、
ツリーやパーティーの飾りを売ればいいのに・・・

僕の会社では、クリスマス、年末年始のデザイン、企画は、ほぼ考え終えて、

・節分の恵方巻予約受付ツール、
・恵方巻の節分の日

の売り方を進めているトコです(笑)
ファッションと同じように、半期先くらいを予想して

・売り場の作り方
・販売促進ツールのデザイン
・販売促進企画

などを考えています。

たとえば節分の売場を考える時に・・・

昨年含め、最近の動向は傾向はどうなんだってことを考えます。
以前に比べて、恵方巻全体の売上は伸びていなくて
節分当日の売場を見ていると、売場を広げすぎて、見切り額が大きいんだろうなぁーー? って感じます。

2019年節分は、カレンダーを見ると日曜日。
家族が揃っている可能性がある。

それが売上をプラスさせる要素です。

そこから今年の売場は、こんな形で展開したらどうですか?
と考えて、提案を行うようなことをしています。

当然、販売促進ツールのデザインもさせていただくわけです。
例えば、来年の節分のデザインを考える時に、何も考えなければ

・恵方巻
・鬼のイメージ
・豆まきのイメージ

のデザインが出てくるわけです。
でも上記のような要素を考えると、たとえば・・・

家族で、福を呼び込むパーティーのようなイメージ

のデザイン、企画を考えてみようと制作していけばいいのです。
よくスタッフの方にお話しするのが、そんなことを考えるために

・経験と言う引き出し
・情報収集
・トレンド情報

を持ちなさいと指示します。
こんなモノを自分の中に内蔵させているか? どうか?
でお客様にお届けするモノもずいぶん変わってきます。

節分と文字が描かれて、モチーフに鬼の絵が載っているPOPなんて、ネットを検索すればすぐに出てきます。

僕たちがお客様にお届けしているのは
ただつければいいデザインの販売促進ツール、企画ではなく

お客様の扱われている

・商品
・サービス

が売り上げにつながる仕事をお手伝いしているのです。
そんなことを考えずに、

「依頼を受けたから、やりました」

では、他のたくさんある販促企画会社、広告代理店と同じ価値しか提供できないのです。
またお客様のお困りごとも解消できないのです。

● やはりデザインをしていく上で・・・

・お客様の昨年の節分展開の反省
・今年の強化販売アイテム
・今年の新規アイテム
・販売スペース
・会社全体の企画の方向性

そんな情報を知って、どんな売り方を提案するのか?
そこからPOPなどのデザインが生まれてくるのです。

僕は、よくヒントは現場にあると言います。
机上の単なるデザインをお届けすることは、したくないということ。

売場でどれだけいいモノを揃えても、お客様の目をキャッチできないといけないのです。
そんなこと考えて、お店の商品が売れるように考えています。

今日もしあわせな笑顔が広がる一日でありますように・・・(笑)